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ツインカーボを使った二重窓

2016-12-11 09:47:10 | DIY
ツインカーボを使った二重窓を作るに当たって、いかに楽して節約して作成するかを考える。

○二重窓の必要性
 二重窓の部屋があるのだが、室内のホコリが少ない。サッシが1枚だと桟の隙間から土埃が室内に侵入する。二重窓だと土埃が侵入してこない。
 また、遮音・遮熱の観点からも二重窓の方が望ましい。が、インプラスなどのメーカー製本格的内窓は高い。職人さんを呼ばないと行けないのも億劫である。
 DIYで二重窓というのが流行っているようだ。

 ポリカプラダン(プラスチック段ボール)というのがあるのだが、同じポリカーボネイト製でも、耐候性がもっと高いツインカーボというのもある。
材質として透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性・耐候性に優れているが、中空で軽量なので、低音の遮音性能は低い。
ツインカーボはプラダンよりも1.5倍程度効果だが、耐候性が高いので、窓材として使うのならツインカーボを選択した方が長持ちする。

・二重窓の作り方・
DIY・自分で作る簡単安価な二重窓・結露防止&防寒&遮音に
http://nijumado.raindrop.ikaduchi.com/

というサイトがあって役に立ちそうだ。
見た目とか、開け閉めの頻度が高い場合は、
光モール社 『パネルフレーム』を使ったほうが良い。
費用や手間を惜しむ場合は

ツインカーボと
・ガラス戸上レール1本\230×2本=\460
・ガラス戸下レール1本\130×2本=\260
・コの字レール1本\105×3本=\315
で足りるようだ。
隙間テープで左右の戸当りと、引き戸の隙間を埋めると気密が増して良いようだ。

ツインカーボは空中になっている。空中を上下にして使う。
上下にアルミテープを貼っている、もしくは上だけアルミテープを貼っている人がいるが、貼っていない人もいる。
経験的に上からはあまりゴミは入らない。入っても下に落ちてくる。
アルミテープも開け閉めで剥がれてくる。よって貼る必要はないだろう。

ツインカーボはパネルソー断裁してくれるホームセンターで購入し、必要寸法で断裁して貰う方が良い。手間を節約する意図もあるが、小さい板にして持ち運んだ方がトラブルが少ない、というのもある。
正確な断裁が成否を分けるし、手作業で行うには骨が折れる。
また、窓枠サイズの採寸も重要である。寸足らずになると取り返しがつかない。
プラサッシレールも下の厚みが薄いと外れてしまうという報告もある。
この点も一つ試験的に作って試してみないと分からない。
頻繁に開け閉めしないのなら、問題にはならないとは思う。

もっとも、サッシも使わずに、窓ガラスに直接ツインカーボを貼り付けている人もいる。この場合、遮熱・遮音性能は落ちる。
二重窓の方が断然遮熱も遮音性能も高い。サッシ枠からの熱や音が漏れてしまう。
二重サッシにした場合は、サッシの間隔が幅広い方が音は減衰する。
サッシ枠の奥行きが会ったほうが外窓と内窓が離せるので、特に遮音については有利だろう。しかし、ツインカーボは軽量なので、低音の減衰率は低い。

調べる分には無料なので、ネットで一通り調べた結果は以上の通り。
あちこち二重サッシにして冷暖房の効率向上や遮音性能引き上げを行いたいと考えている。
まずは、ビバホームに行って部材の値段や断裁作業の可否を調べなくてはならない。


http://www.agc.com/products/summary/1188128_832.html
ツインカーボ <TWINCARBO>
<一般名> ポリカーボネート断熱高耐候中空シート
ポリカーボネートを特殊技術で一体成形した、中空構造のシートです。一般ポリカーボネートシート(同厚)に比べ約1/5と超軽量で、その構造から生まれた空気層は、優れた断熱・保温効果をもたらします


光 ポリカボード910×1820 KTP1894W-1
クリエーター情報なし

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