2015年8月18日 岩手県の盛岡市の保育園で悲しい出来事がありました。
それは、1歳になったばかりの乳児が亡くなったという悲しい事件でした。
そして、約2年経った2017年 7月やっとその事実が判明され、
乳児の死因は「塩化ナトリウム中毒」です。
1歳児の乳児であれば、食塩の摂取は気を付けないといけません。
致死量としては、5~6g の小さじ1杯程度摂取すると、死に至ってもおかしくありません。
ましてや、それが食塩を水に溶かした塩水だったら、なおさら危険です。
なぜなら、塩水だと一気に小腸に吸収されるからです。
なにも注意が必要なのが、乳児だけではありません。
大人もある程度の食塩は必要ですが、摂りすぎは危険です。
少し前に問題になった、「塩水ダイエット」は覚えているでしょうか?
【ソルト・ウォーター・バッシング(塩水洗浄)】
として、気軽にできるダイエットとして話題になりました。
作り方は簡単です。
「空腹時に1%の食塩水を1リットル短時間(10~20分以内)で飲み切る」
だけです。
その後、便意を感じたら、デトックスできるという手軽なものでした。
確かに、用意するものは
・水 1リットル
・食塩 10ミリリット (10 cc) (11g [塩のかさ比重は1.1])
だけでなので手軽にできるところが売りでした。
しかし、これは医者の間からも危険と言われ、絶対にしないようにと注意されていました。
確かに、夏場は汗をかくので、塩分が必要といわれます
しかし、500ミリリットルの汗をかいたとしても約1.5グラムです。
よほどの汗をかかない限り、食事で摂取する塩分で十分です。
ちなみに、市販されているスポーツドリンクには約0.1~0.2%です。