老兵は死なず

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155 外圧に屈した捜査当局 : 適正捜査が出来ない捜査現場

2018-02-17 18:28:58 | 日記

 前回のブログでは「トカゲの尻尾切り」が破綻するかも知れないと感じた前理事長サイドが本件を最終的に決着させる方策として森秘書との間で和解をデッチ上げるという悪質な行動を展開したと綴りました。

今回のブログでは前理事長が警察機構のトップの名前を勝手に語って自らの横領事件を隠蔽した事実、そして、そうした外圧に屈して正常な捜査が出来なくなった練馬署の迷走振りについて具体的な事実をもとにした上で捜査現場の異常な状況について順次綴ってまいります。

改めて云うまでもないことですが、テレビでは警視庁を舞台にした捜査現場のストーリーが頻繁に放映されています。そうした物語のテーマは概して外部からの圧力に屈した末の捜査現場の隠蔽捜査の模様であるか、或いは警察機構内の権力闘争の末に適正な捜査が困難に至るというものが数多く見られます。
 しかしながら、これはあくまでも作り話でありフイクションであって現実にはあり得ない想像上の物語であると考えておりましたが城西大学ではこうした本来有り得ない異常な事態が現実的に目の前で惹起されたことに対して学内の多くの教職員関係者は一様に驚きの声を挙げることとなりました。

平成23年2月8日に本件が警視庁練馬署によって捜査が開始された直後に国松元警察庁長官が大学の理事に就任し、前後して加藤元同庁キャリアが理事長補佐に任用されました事実は既述しました通りです。
こうした異常とも云える人事が断行された経緯を考えますと本件告発が警視庁に受理される前から既に両氏が本件に関わっていたとの感触を得ております。
それは既述しましたように練馬署が本件の捜査を2月8日に開始した、その日のうちに前理事長サイドが直ちに森秘書を同署に自首させたという事実からも一目瞭然としております。

なぜならば、この捜査開始については捜査開始となった2月8日の午前中に当方側が練馬署に出向いて捜査担当者との間で協議を行い急遽、捜査開始日を2月8日当日の午後に決定したという事実があるからです。
こうしたことから考えられることは、このような捜査開始という極秘情報を前理事長サイドが事前に入手する等ということはあり得ず、この情報は警察筋から当日密かに前理事長サイドに伝えられたものとしか考えられせん。

このような経過の下に「トカゲの尻尾切り」捜査が整然と実行されました。

本件に対する練馬署の捜査は既述してまいりました森秘書の証言記録の通りに担当捜査官は当方の意向を汲むこともなく一方的に偏った異常な形で連綿として進行することとなりました。
 学内では森秘書の自首という衝撃的な事実に遭遇し「これは明らかに前理事長サイドの仕組んだトカゲの尻尾切りである」との立場から早急に学内関係者間で協議を行い「森秘書は横領の実行者ではない、真の実行行為者は前理事長である」とする陳情書を作成し数十名の教職員が署名捺印をして練馬署長宛に接手渡しで届けました。
 この陳情行為に参画した学内関係者は前理事長に対する刑事告発を警視庁に提出した折りに告発人6名に加えて告発賛同書に署名捺印をした教職員であり、この後、学内に理事長の不正行為を弾劾する目的の下に設立した「城西大学の未来を考える会」の中核メンバーであることを付記いたします。

しかしながら、この陳情について練馬署は捜査開始当初から一貫して本件の実行行為者は森秘書であるとの捜査方針に沿って捜査を強行しており、加えて前記の異常な人事が行われたこともあってか結果的には「馬耳東風」といった感じで本気になって対応しようとしませんでした。

捜査開始に当たりましたは当然のことながら弁護士も告発人も告発書の趣旨に沿い「本件横領の実行犯は前理事長である」との当方の考えを強く主張しましたが捜査官には当方の考え方が正しく伝わるという気配はありませんでした。
 当方からは捜査官に対し告発書の内容を正確に理解して貰いたいこと、添付した関係者の供述書、更には関係証拠類については弁護士・告発人はもとより学内関係者からも十分に事情を聴取して貰いたいと再三に亘り念を押しました。

 しかしながら、捜査が開始されて一ヶ月以上が過ぎ弁護士が捜査担当者に捜査の進捗状況について質しますと 「只今、捜査中ですから・・・」 というお決まりの回答が帰ってくるだけで全く具体的な反応がありませんでした。
 こうした捜査官の発言・対応はこの後も延々と続くこととなりました。

そればかりか、捜査担当者は既述しました森秘書の証言にもありましたが、「森秘書から横領金額に相当する証拠類が入手できない」「数字が合わない」などという発言があり、当方から横領したのは森秘書ではなく前理事長であるから当然でしょう」と説明しましたが何らの回答も聞けませんでした。

 こうした練馬署の捜査状況は、この後も変わることなく続くこととなりましたが捜査担当者は当方の強い要請に対して相も変わらず告発側の弁護士や告発人と一切の交渉を行おうとしませんでした。

 そればかりか、前記の「城西大学の未来を考える会」のメンバーが練馬署に出向いて捜査の進展を要請した折りには信じられない次の様な発言をしました。

「皆さん、本件からは手を引いた方が良い。 大変なことになりますよ」

こうした練馬署の捜査状況から分かることは、捜査官自身が本件は森秘書が自首しているが森秘書が横領の実行者であることには疑念があること、しかしながら外圧によって前向きに当方の主張に沿った積極的な捜査が出来ないこと。

 こうした練馬署の捜査状況から分かることは云うまでもありませんが、本件横領の実行行為者は森秘書ではなく前理事長自身であるということに尽きます。

 このようにして練馬署の捜査は益々混迷の度合いを深めることとなりますが、この間の捜査の実情につきましては次回のブログで綴ってまいります。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
内部事情 (拡散)
2018-02-21 06:30:31
セクハラ&パワハラ、謎の経費削減という名のリストラが年度末に。前理事長がいなくても、近しかった人間は同じようなクズぞろい。早いとこ人事の刷新をしなければ、内部崩壊が起こります。近々ちょっとした騒動が起こりそうですよ。某週刊誌に注目を。
Unknown (Unknown)
2018-02-22 11:40:05
刷新?
前より今の執行部はもっと酷いよ?
鵜澤さんは前理事長による「トカゲの尻尾切り」と言うけど、副学長であり教務部長であり、薬学部長の光本教授の動向も注目しましょうよ。
権力を持つとルールも協会も知らない部活にまで首突っ込んでめちゃくちゃに!
それどころか自らが直接管理管轄する薬学部の教員が女子児童にイタズラ、嫌がらせをした事を、責任者としてどう責任取りますか?
まさしく「トカゲの尻尾切り」で示談だからと何事もなかったかのように、年度末に当該教員を依願退職で終わらせますか?
鵜澤さん、今の学内は一向に良くなってませんよ!
Unknown (Unknown)
2018-03-04 20:37:00
千葉の方では、光本氏の諂上欺下、独断専行、曲学阿世のやり方がますますひどくなっています。
Unknown (Unknown)
2018-03-07 10:10:08
これで合点。
急に夕方光本薬学部長が本部に現れたので、こんな時間から会議あったかと思ったら、このブログにコメントが載った当日だった!
確か薬学教員による事件の数日後だったはずだから、結局学長に報告してなかったって事だね。それでブログを確認した学長が呼び出したと…
時系列的に合点。
他人に厳しく、自らは保身に走ったか…残念。
まあ光本薬学部長はやり方が目立つから、ここでも叩かれてるけど、本当にタチの悪い曲者は、飯田看護学部長でしょう。
自分が連れてきた教え子教員たちからの評判も最悪だし、年齢的にもまずは自らが退職して示して欲しいものです。
最近の発言は大学の乗っ取りすらうかがわせるものが多いのも、気になりますね。

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