11月20日
前夜、「南極物語」(83年:高倉健主演)、
「南極大陸・1~6巻」(2011年:木村拓哉主演)を
見て久しぶりに感動してしまった。
2本のDVDを見比べると南極観測隊の草創期の歴史、
樺太犬が南極事業の礎の一部を
担ってくれたことよく理解できる。
翌日、出発前にゆっくり見学したいと思っていた、
秋田県にかほ市金浦町にある”白瀬南極探検隊記念館”へ、、、
”日本が国際南極観測年の1955年に、日本が南極観測の意思を表明したが敗戦直後ということから他国の反発があり「資格なし」とされた。白瀬隊の実績を挙げ最終日に参加を認められた経緯がある”
あらためて1912年白瀬矗51才1の年、ノルウェ―のスコット隊、イギリスのアムンゼン隊と南極を目指した先人の偉業にただ、ただ頭の下がる思い、感無量になった。
それぞれは帰国後、栄光のアムンゼン、
絶望のスコット、
苦難の白瀬
とも言われた。
詳しくはここを訪ねていただければ理解できる。
日本人は1968年第9次隊によって南極点に到達。
102年前は18馬力のエンジンを積んだ帆船で
現在は、世界最高性能の砕氷船「しらせ」で昭和基地を目指します!
輸送手段は小型雪上車、犬ぞりから
大型雪上車へと変遷、
格段に輸送能力が向上したが、
第1次隊の教訓は今の隊にも生かされている。
挑戦ではなく、
南極の自然に生かされながら任務遂行することに
変わりはないと心して出かけたいと思った。
”人間は目的に向かって剛直に、
まっすぐ進むべきものである”