過去~現在~未来

何故、人には差別があるのかを仏法の道理から考えて見ます。

本門の題目とは自行化他にわたる題目

2009年05月31日 | Weblog

今回の七百五十億遍唱題行は『立正安国論』の正義を顕揚し、世界中を平和仏国土へ変革する実践行として大事な意義があります。
それは、立正の両字に三大秘法を含む故に、本門の本尊を信心口唱する本門の題目にも、自ずと立正の意義が存するからです。
破邪なくして立正はありませんから、当然、本門の題目とは、破邪顕正つまり自行化他にわたる題目の実践となるのです。
即ち、『三大秘法抄』において、
 「今日蓮が唱ふる所の題目は前代に異なり、自行化他に亘りて南無妙法蓮華経なり」(御書 1594㌻)
と仰せの通り、自ら唱題の大功徳を頂戴すると同時に、自分自身に止めることなく功徳を伝えていく、つまり折伏を実践し、自行化他にわたる修行を行なっていくこと。それこそが大聖人様が御唱えになった御題目、本門の題目であるということです。