タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

民泊クロ兵衛から~9

2017年09月14日 | 旅行のことなど
日の当たらぬ山

佐世保地方は昼前から雨になりました。午後になって本降りの雨、休養には良い雨かも分かりません。

台風の動きが心配ですが、こればかりはいくら心配してもどうすることも出来ません。

なるようにしかなりませんね。

    

雨の降る前に冷水岳に行ってみました。

展望台に着いたときは誰もいなくてタカ長がひとり、、、、そのあと地元のホークウォッチャーが一人来られ、、、

一緒に楽しく見ようとしたら雨が降り始め、、、、

車の中に避難していたらタカ見の人らしい車が3台きました。

その人たちは雨の中を展望台に上がって行きましたが、そのうちの一人が車から望遠レンズがついたデジイチを落としてしまい、、、

そのようなことを自分の車から見ていました。

上の写真はアカハラダカですが、渡り不明、あらぬ方向に飛んで行きました。

他にハヤブサを1羽見ただけ、北九州からはハチクマが飛んでいる情報がリアルタイムではいって来ましたが、冷水岳は蚊帳の外だったようです。

    

昨日登った志々伎山は登山的にも面白い山ですが、チョッと厳しい山でもあります。

山道に入るところにこのような表示があります。このロープが無くても登れそうですが、このロープがルートを示してくれるので、その面では有難いロープです。

    

そのロープに導かれて、足場の悪い登山道を登ります。

志々伎山に登る人は少ないみたいで、登山道には蜘蛛の巣や落ち葉、、、

距離が短いので助かりますが、気を抜くことが出来ない登りが続きます。

    

ふもとから見るとマッターホルンのように見えるピークの下を向う側に回りこむように登山道がつけられ、、

そのあたりがこの山の核心部だと思われます。

    

向う側から尾根道をひき返すと一気に展望が開けます。

こちらは五島列島方面です。この方向にハチクマが渡ってゆくのを自分の目で確認しました。

このように山的にもタカ的にも面白い山ですが、登る人は少ないようですね。

陽の目を見ない不運な名山、と言うことでしょうか?

その最大の理由はアプローチが長いこと、平戸島に入ってからでもふもとまで1時間かかります。

それから登りが1時間半、これでは山頂で長時間観察できませんね。