1134話)南天門自然植物園の変遷(21)

南天門自然植物園の管理棟からちょっと登ったところに、直径10mほどの小さな池があります。そこから左へ小道をたどると、50mほど行ったところに2か所、小さな湧き水があります。こんなに小さくても中国では「泉水」です。さっきの池は、この泉水が貯まっているもの。

そして、湧き水の周囲が湿地ふうになっていて、そこの中心をなすのがこのウメバチソウ(梅花草)。でも、草丈も花の大きさも日本のものよりずっと大きくて豪華です。そして、このような湿地でなくても、山のうえの草っぱらなどでよく出合うのです。

南天門のウメバチソウが生えているあたりは、ポプラが生えていて、だんだん日陰が濃くなりつつあります。それに反比例して、ウメバチソウの数が減り、元気がなくなっていくような気がします。

これはウメバチソウにかぎりません。荒れ地だと思っているところにけっこうきれいな草花やおもしろい植物が生えているのです。そこに樹木を育てると、そのような植物が追いやられていく。木を育てるのがいいこととはかぎらないのです。

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