Wunder Kammer

なに、ただの日記帳だよ 

最後の審判の日 ~DOOMS DAY~

2016-12-31 20:46:50 | 日記
大晦日ですね!
(そうですね!)

特に今年は振り返らない!憂鬱になることばかりだったから!
若さ、若さってなんだ!振り向かないことさ!
振り返ったところで、何も変わりはしない…
10大ニュースとかも特にないなぁ。毎日がニューススペシャルだぜ!
ロスじゃこんなことチャメシ・インシデントなんでな!
とりあえず、なんか相変わらずズタボロで山折り谷折り蛇腹折りでビヨンビヨンしてるムチャクチャな一年だった、そんな感じ。
今年の抱負だって決めたか達成したか覚えてないもんな!
まぁ振り返れば…
大変なことも多かったけど、良かったこともないわけではなかったので悪くもないかもなって…
来年もそんなもんだろう。

ところで奥様、ご覧になって?
NHKがこの大晦日の夕方に放送した
「ざわざわ森のがんこちゃん~エピソードゼロ~ざわざわ森とさばくのひみつ」
http://www.nhk.or.jp/school/sukudo/ganko/special/detail.html?id=D0005380036_00000

なんか……すげぇ内容だったな…
もうネタバレとか関係なしに言っちゃうけど…救いようは無いのな、過去の話だから。
がんこちゃんが
「人類が何故か滅んだはるか未来の地球で、新たな生命体であるがんこちゃんたちが楽しく暮らしている」
という設定だとは結構前に聞いて驚いたけど、今回はその「なぜ滅んだか」に少し近づく話。

学校の地下室で大掃除をするがんこちゃん。
そこで何故か「自分と知らない子」が写った写真を発見。
手を伸ばして剥がして見ようとすると、写真の張ってあった時計が動き出しタイムスリップ。

タイムスリップしたがんこちゃんは、まず両親の子供の時代にシフト。
そこはもう既に気が滅入る背景だった…廃墟とガラクタだらけの街…
その時点で人類は「よくわからないけどいなくなってた」ということだけど、まだ人類の文明の面影はある。
(前述のように廃墟の街なので)
そこにいた子供時代の両親は当然がんこちゃんのことを知らない。
で、まぁここはタイムスリップモノでよくある、親の若い頃に会ったら親は知らないまま
「子供が生まれたらあの子と同じ名前をつけよう」
って展開になるんだけど、そこはまぁ通過点なわけだ。

さらにがんこちゃんがタイムスリップすると、そこは人類滅亡寸前の時代。
おそらくは本当に「ここで最後の数人が死んだら地球の人口ゼロ」って瞬間。
たどり着いた所では、二人の子供は「砂の怪物」に襲われている。
がんこちゃんは「いつもの放送中のノリ」でコイツを追い払うんだけど、二人の子供は何事かと警戒。
名を名乗り、仲良くなる3人。人間の子は兄の「シン」と妹の「スイ」
母は突如いなくなり、父は水を求めて旅立ったという。
シェルターのような家でお手伝いロボットに世話をされて生きる兄弟にがんこちゃんが色々と話をしてあげると、二人は喜ぶ。
故郷のざわざわ森のこと、好きな食べ物「サボテンのてんぷら」のことなど…
ここまではまだいい感じなんだけど、ここからはもう急転直下。
「人類が滅んだ」という歴史は覆せないわけで…

翌日、スイちゃんが「お兄ちゃんを驚かせたい」とがんこちゃんと家を出てサボテンを集めてくる。
その時、スイちゃんが記念撮影する。それはがんこちゃんが見つけた写真と同じ構図。
ちなみに、何故かこの兄弟、家を出る時に「いってきます」「いってらっしゃい」ではなく
スイ「じゃあね。バイバイ」
シン「うん、バイバイ」

と交わしている。なにその露骨な離別フラグ。
そして二人がシェルターに帰ってくると…
兄は消えていた。
ただ消えたのではなく、シンくんがいたはずの場所には砂が。
お手伝いロボットは「お母さんが迎えに来て行ってしまった」という。

スイ「そういえば、お母さんがいなくなった時も部屋に砂が…」

オイオイオイ!それって何か!? なんか砂になって消える奇病とか何かがあるのか!?
ちなみに、合間に「水を探しに行ったお父さん」の視点の映像もあるんだけど、これもつらい。
お父さんはついにオアシスを発見し
「こんな所がまだあったなんて…子供たちをつれてこよう…」
と言いながら目が閉じていく演出とともに砂に倒れ込むような音が…
お父さんも砂になったね、コレ…

結局、スイちゃんは一人(おそらく人類最後の)になってしまい、お手伝いロボと一緒に暮らしていくことに。
がんこちゃんは帰らなきゃいけないので、自分がよくわからず移動することになった原因らしい大時計を探す。
(がんこちゃん自体が今まで時間移動していた感覚が一切ない。すべて同じ世界の別の場所のことだと思っている)
そして「お父さんが大事にしていた時計」をスイちゃんが出してきて、そこから帰れることに。
帰り際で「遊びに来てね」「うん、きっと行く」と約束し合う二人…

そうして「現代」に戻ってくると、学校のみんなと再会し、写真と今までの出来事を話す。
校長先生曰く「がんこちゃんは人間がいた時代に行っていたのかもしれませんね」とのこと。
でもがんこちゃんはそういうのを理解できていないので
「待ってるから遊びに来てね」
と砂漠と夕日に叫ぶ。
その足元には風に吹かれた砂が積もっていた…

おしまい。



…なんて重いんだ…

「人類が滅んだ理由そのもの」
は説明されてないのよね。
ただ「砂の怪物」が人を襲うという事実があるのと、どうも「人間同士で争ったであろう」ことが窺えるセリフがあるのみ。
スイちゃんは最初笑ったり起こったり泣いたり、感情というものを表さない。
シンくんが言うには、お父さんにそう育てられたとのこと。
お父さんの言い分もスイちゃんが言うには
「怒ったりしなければ仲良くできるから」(要約)
というもの。
…やっぱり人類が互いに憎悪し、憤怒にまみれて戦争起こしたってのが、あるな…
根底に「環境の激変」があるから、資源を吸い付くし、奪い合ったというのもありえる。
ちなみにがんこちゃんのいる時代は人類滅亡から40万年以上先の未来だそうで。
そこで、いろいろと考えてみると…

人類は人口が爆発的に増加し、資源も土地も不足していった。
国家は厳しい管理社会となり、人間は統制されて生きることに。
そうなると国家間での争いも始まる。
「お手伝いロボット」「必要な栄養素が詰まったブロック状の食べ物」が存在し、
人類の科学はかなり進歩していると窺えるので、異様な兵器なども存在したかもしれない。
(機械兵器や生物兵器など。「砂の怪物」はそういう類としか考えられない)
そうして人類は互いに摩耗しあい、結局は地球もろとも滅びの道を突き進む。
残った人類は残された機械と資源でギリギリ生きていくも、脅威は消えず死んでいく。
砂になって消えるのも「化学兵器・細菌兵器の類」とも言えるし、あの「砂の怪物」の仕業とも取れる。
いや、むしろ「砂になって消える現象」が起こって、それからその「人だった砂」が集まって「砂の怪物」を作っているのかもしれない。
つまり、砂の怪物が人を襲うのは仲間を求める人の習性であるかもしれない…
(お手伝いロボットの「お母さんが迎えに来た」発言も「死の詩的表現」でなくそのままの意味かもしれない)
結局、人類はすべて砂となり、砂漠は全て「人の名残」になった。
がんこちゃんたちは、人類滅亡後に新たに発生した「新人類」か、人類が生み出したミュータントの子孫なのか…?

では「ざわざわ森」のような恵まれた大地は何か?
これは…人類がなんとか作り出したコロニーかもしれないし、地球が自浄作用のように作り出したものかもしれない。
しかも、お父さんが死ぬ寸前、あのオアシスには本編に登場する「沼の河童」と同一人物と思われる河童がいた。
これからすると間違いなく「お父さんが見つけたオアシス=現在のざわざわ森」になる。
そして河童自体も人類の滅亡の顛末を、少し知ってる可能性がある。
(しかし「最近砂が増えてるけどざわざわ森は絶好調!」と言ってるので砂漠化の原因=人が砂になる?を知らないかもしれない)

あとは「時計」だな…
これが何らかの「不思議な力」(もともとオカルティックな力が働く世界観だから問題ない)で時間をつなげてるようだ。
時計自体は同じものとして、数十万年の時を経て存在しているようだ。
(兄弟のお父さんが大切にしていたということは、これ自体が何か特別なものなのか?)
開始数分、学校の大掃除で校長先生らが地下のガラクタを見ながら
「人間は何故使えるものを捨ててしまうんでしょうねぇ」
なんて話してる。
校長先生たちにとっては「前からあった未知の遺物の山」だけど(洋式便器を風呂にちょうどいいとか言うくらいだし)
この永い永い時間の間で、他の人類滅亡後の新人類が遺物をあちこちから集めた可能性はある。
それで転々として
人類滅亡時:スイちゃんのシェルター
がんこちゃんの両親の子供時代:二人が暮らしていた廃墟
現在のざわざわ森:学校の地下

と移されてきたのかな。どうも新人類はモノを大切にするらしいので。
がんこちゃんの「現代」と、がんこちゃんの両親の子供時代が何年の差があるのか不明だけど、おそらくは荷物をまとめて移住することにはなったと思う。
両親の住んでいた廃墟はとてもざわざわ森とは思えない場所なので。
新人類たちも人類の遺産を使いながら住居を点々とし、ざわざわ森のような平和なオアシスを求めていた?
(ちなみに、両親の子供時代には「岩石パン」を焼くためのトースターは存在する)
時計と一緒に写真も移動しているらしく、どうも現代で時計に写真が貼られていたのは
「がんこちゃんが両親の子供時代で落としてきたもの」っぽい。
スイちゃんが撮った写真がその後どうなったか不明だけど、何かがあって時計と合流するんだろう。
がんこちゃんの両親とは限らないが、どこかの誰かが「時計」と「写真」を「がんこちゃんの両親の時代」から「現代」に至るまでの間に引き合わせ
そしてざわざわ森の学校の地下にしまいこんだのかもしれない。それは本当に偶然に。
人類が滅んだ歴史は覆しようもない「歴史の事実」だけど、それから生まれた「次世代の人類」は平和にうまく仲良く生きてるようだ。


いや…本当にFallOutとメタルマックスと永い後日談のネクロニカを束ねてフルスイングで殴られた気分だった…
なんで…?なんでこんなのを大晦日に放送したの…?
来年1月からはアニメとしてBSプレミアムで放送されるがんこちゃん。
こちらは「人間がタイムスリップしてがんこちゃんの時代にやってくる話」だそうな。
がんこちゃんが「遠い昔の人間の世界からやってきたゲンくん」と出会い、共に過ごしていく話のようだけど…
ゲン君の姿は我々のよく知る現代の少年そのもの。スマホも持ってるというので西暦2000年以降十数年の子供っぽい。
がんこちゃんがキャッチした「空から落ちてくるキラキラした大きくて丸い物体」から現れたゲン君。
見た目はなんかドラゴンボールで悟空があとからナメック星に向かう時に乗った宇宙船に似てる。
これ、タイムマシンなんだろうけど偶然の産物なのか、すでにタイムスリップ技術が確立されてるのか…
気になるけど、ウチはBS見れないからアニメがんこちゃん見れないのよね…
願わくば、人類滅亡の原因と、滅亡からがんこちゃんの時代へのミッシングリンクが埋まり、
さらに未来が変わって人類とがんこちゃんたちが平和に暮らしてるオチであるように…

2016/12/21/21:30追記
公式サイトである程度説明されてたのね…
http://www.nhk.or.jp/doutoku/ganko/origin/encyclopedia/background.html
がんこちゃんたちは人類に遺伝子操作で作られた生命体であること。
ざわざわ森の中央は人間が捨てたゴミで埋まっているということ。
森の外の砂漠には人間の遺物を使って暮らしている生命体もいること…
深いな…



大晦日に何の考察をしてるんだ俺は。
いやまさか、がんこちゃんがこんなハードSFめいた話とか思わないじゃん…
俺としてはNHK作品ではエレメントハンターに匹敵するぞ、今回のがんこちゃん。
ちなみに、脚本と構成を担当した「赤尾でこ」という人は、「覇王大系リューナイト」「GEAR戦士 電童」などのアニソンを歌っていた「三重野 瞳」だったりする。
脚本家になってたことは知ってたけど、こんな物語を書いてるとはな…すげぇな三重野瞳…
アニメ版も引き続き担当らしいので、見れないけど期待したい。


さてもうじき我々の時代が終わる…
そろそろ審判を知らせる鐘の音が鳴るだろう…
108の鐘が鳴る時審判は下され、今の時代は終わり、新たな時代が幕を開けるだろう…

(除夜の鐘を黙示録っぽくいうとカッコいいね)

じゃあ皆さん、良いお年を。

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