本屋タカクラの日記

野良(放浪)書店員の日常

本との出会い方----本に助けられて生きてきた----

2011-06-28 20:15:47 | 
こんなタイトルで、100分ほど話をする
という、お仕事の内容ですが

文字通り、本に助けられて「生き延びてきた」ので
話すことはいっぱいあるのでした

これまで、新聞やラジオで少しずつその経験を
コラムにしてきた、と言えるのですが

小さいときから順を追って、というのは
公にはしたことがなかった(ミクシでちょっと試みた事はあります)

ので、この機会に
自分の読書遍歴を振り返って、お話する内容を
まとめていったのでした

その結果
・書店員になったワケ
・なぜ本を読むこどもになったのか
・初めて読んだ大人の文庫
・5年生のときにわかったこと
 (自分は生きていく価値が無い!?)
・中2で、ようやく自己肯定
 「家族八景」との出会い
・自己肯定した瞬間に京都から九州に家出
高校受験から高校時代
・高校2年で自己肯定第二弾
 「カラマーゾフの兄弟」
 (パンクロックとの出会い。町田町蔵)

という話の骨格を決めて行ったのですが
実際にお話しできたのは、このへんまで

その後、微妙なパンクバンドを組み
適当に活動し
高校を卒業し
九州に帰って書店に就職し
いろいろがあって
新聞にコラムを書いたり
するようになるまでの話が
原稿では延々と続くのですが

そのへんは、もう5分くらいで
なんとか福家書店で作ったコミックカタログと
コミックエキスポ85の話を無理やり入れ込んだ

かたちで、司書としてお子さんにかかわるときに
どうか子供が選んだ本に「ダメ」を言わないで
頭の中で思うのは自由だけど
そして
こんな(私のような)問題児なお子さんも
本に助けられてなんとか生きてきたのだと
頭の片隅にでも
ちらと思って頂ければ
これにまさる喜びはありません

という締めくくりで終えたのでした。


こんなような話で、どれだけ笑って貰えるか

ってところを目指して準備したので

講演終了後に、ロビーの片隅で本の販売をさせて頂いて
「楽しかったです〜……きっと同年代ですボソボソ」
と感想を頂けたのが望外の喜びでした

本を売る仕事を25年くらいやってきましたので

一冊の本に千数百円出す、という事の
重さを、フツーの人よりはわかっているんじゃないかと
思います

簡単に買えないです

なので、こんなような話に
少しでも笑って貰え
「もっとききたい」
と思って頂けたのだなと

本をお渡ししながら実感しました

自分の本を自分でじか渡しで売れるなんて
本当になかなかできることではありません

ほんとうに、ありがとうございました
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
パンクバンド パンクロック カラマーゾフの兄弟
コメント (0) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 「福岡県学校図書... | トップ | 夏休み終了 »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL

あわせて読む