瀬戸内風景・広島便り

広島在住。日々感じたことを…

映画『P.S.アイラブユー』

2008-10-23 21:06:11 | 映画
約束通り母を映画に連れて行った私。孝行娘でしょう?(←自画自賛)でも、それには理由があります。広島にもシネマコンプレックスは多々あれど、それらは全て我が家からとても遠く不便な場所にあるので、車がないと行けません。免許を持っていない母のアッシー、それが私。見返りに私の映画代を出して貰うのでお互い様です♪

母が『容疑者Xの献身』を観ている間、時間潰しに選んだのがこの『P.S.アイラブユー』。上映時間が合うのと、先日の『王様のブランチ』での紹介を聞いて「そんなに悪くなさそう」と思ったので選びました。

結論。悪く無かったです。主演の【ヒラリー・スワンク】が魅力的でしたし、女同士の友情、家族との関係、新しい出逢い、主人公のこれからの人生の方向性がすっきりと描かれていて、時に涙を誘われつつも、楽しく穏やかな気持ちで観ることが出来ました。何より作者が21歳という若い感性で書き上げたという原作の瑞々しさが、全編に漂っていて好感が持てました。ただ一つを除いて。

それは、映画のエンディングで流れたのが【徳永英明】さんの日本版主題歌だったことです。断っておきますが、私は【徳永】さんの歌声の大ファンです。けれど映画関係者の皆様、こーゆーの(日本版主題歌)は止めて頂けませんか?海外の映画で使われたのと同じ音楽を流して頂けませんか?海外の作品を、と言っても英語は理解出来ず字幕を追って観ている私ですが、映画の最後まで全て原作そのままの世界を味わいたいです。この手法がこれ以上広がらないよう願うばかりです。


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