金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

変形性膝関節症を理解しよう~構造~

2015-11-10 22:37:34 | 
どうも(^_^)


今日の夜ご飯は私の大好きなお刺身(^^♪


特に好きな梅貝でした(*´ω`*)


さて、ビールを用意して、その前にトイレ、トイレ。。。


帰ってきたら、、、無い、、、誰が、、、


5歳の娘と2歳の娘が口を動かしている。。。


「パパのお刺身は???(´・ω・`)」


「無いよ(*´▽`*)」


。。。。。。。。


このまぶしい笑顔がたまにまぶし過ぎて涙が出るのは私だけでしょうか。。。(T_T)


一人歯を食いしばって笑顔を作っている男です(・へ・)








さて、膝OAシリーズが続きます。


膝は個人的には好きな部位です。


自分自身も膝を良く痛めたし、けっこう思い入れのある部位です(*'ω'*)


膝の評価は複雑ですが、アライメントを考えている時が面白いです。







さあ、その評価をするにしても、基本的な構造を理解していなくては、評価もくそもありません。


今回はその構造の、靭帯の部分を勉強して行きたいと思います。


超基本的な事ですが、お付き合いください(^^)








ACL(前十字靭帯)


膝伸展位、下腿が大腿に対して内旋位で緊張します。


歩行時の立脚初期には、下腿が内旋位になり、PCLと絡み合い、関節面が近づき、膝の安定性が増します。


ご存知の通り、下腿が前方へ移動する事を制限しています。


また、関節の位置覚を司るとも言われています。


非常に重要な靭帯ですが、臨床上ここの損傷は良く見かけます。


しかも、ACLは血行に乏しく、アスリートの損傷ではオペの適応になることが多いですね。




PCL(後十字靭帯)


膝屈曲位、下腿が大腿に対して内旋位で緊張します。


ACLよりも強度に優れ、比較的ACLよりも損傷が少ないです。


名前の通り、下腿が後方へ移動するのを防ぎます。


PCLの単独損傷では、ACL損傷とは違い保存的療法となることが多いです。





MCL(内側側副靭帯)


膝伸展位、下腿が大腿に対して外旋位で緊張します。


名前の通り側方への移動も制限します。


単独の損傷では保存的に治療する事が多いですが、


ACL損傷、内側半月板、MCL損傷が合併した場合は、


不幸の三眺(アンハッピートライアド)と言いかなり不安定な膝になり、


この場合はオペの適応になる事が多いですね。






LCL(外側側副靭帯)


膝伸展位、下腿が大腿に対して外旋位で緊張します。


これも下腿の側方への移動を制限します。


LCLが単独での損傷は少なく、ほとんどが合併して起こるようです。


というのも、私はこれの単独での損傷を見たことがありません。。。


そのうち診る機会があるのか、、、




以上、靭帯について簡単に書いてみました。


これくらいは当たり前に覚えておきたいですね(*´Д`)





いくら、慢性疼痛を専門に診ると言っても、慢性のものと鑑別する診断力は身につけておかなければいけません。





今回は以上です。



また次回。




おわり












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