たかはしけいのにっき

ミネソタ大の博士研究員が書く日記です。

Twitterというパサパサツールを使い始めて

2016-10-31 01:27:25 | Weblog
 Twitterをちょこちょこ使い始めて10ヵ月くらい。だいぶTwitter文化に慣れてきました。
 これまでTwitterってあんまり好きじゃなかったのですが(観るのは好きだったけど)、Twitter上で、ある方にこのブログをCMしてもらって、いっきにバズって、その重要性を教えてもらったので、俺もやらなくちゃかなぁと思って始めたのがキッカケです。今はそこそこ面白いツールだと思えています。

 確かに、一気に拡散させるならTwitterは便利。でも、拡散から解放されるのがあまりにも早くて、ちょっと話題になっても、一週間もすれば、みんなその事実を忘れてるんじゃないかなぁと思います。たぶんなんだけど、このブログでの固定客さまはある程度の時間放置してしまってもそんなには離れない自信があるんだけど、Twitterだといつ離れても、おかしくない。Twitterって、当たり前なんだけど、あまりにもパサパサ感が強すぎて、深くじっくり考えなくてもわかる内容がリツイートされまくるという性質があるんじゃないかなぁと思う。
 ぶっちゃけ、ここで書いた文章をTwitterに投げたとして、これまで「おお!これはめちゃくちゃ本質的なツッコミだ」と思うのは観たことないですね。みんなナンクセつけるのばっかりが好きで、なんだかなぁと思う事のほうが多い。

 あー、そういえば最近、超久しぶりにゼミをしたんですが、(研究室程度の不特定多数の)誰かに意見をもらうのってやっぱり大した意味が無くて、そら、いくつか重要なコメントがあったとしても、圧倒的にコスパが悪い(第一、プレゼンがネット上に残るわけじゃないので、何かのもったいなさを感じる)。どう考えても、自分一人で考えちゃったほうがマシだし(そしてそれをネットに投げた方がまだマシで、どこかの場所でプレゼンするのって最もコスパ悪い)、俺の脳内で勝手に形成している信頼関係コミュニティのなかに投げたほうが、よほど重要な意見をもらえる。
 あくまで、論理って玩具で戦いごっこしてるだけの暇つぶしとしての意味しか、研究室ゼミの意味がない、ってのも、どうなのかなぁ。まぁ、そういう意味ではうちの研究室(というか、うちのキャンパス)なんかはまだマシで、去年いた医療センターなんかはあらゆるセミナーで「戦いごっこをしているフリ」くらいしかできていなくて、こっちが戦いごっこを仕掛けると誰か無難風味を醸し出した人が全力で止めるか、何かの権威を振りかざして制止するしか脳がないからなぁ。それはそれで、一年くらい観てるぶんには、良い暇つぶしなんだけどさ笑。

 Twitter上でも、研究の世界でも、ひいては一般社会でも、あまり深く考えていない短絡的なヤツが圧倒的多数を占めていて、しかもそいつらが成功している風味を出してくる現代に絶望すら感じる。まぁ、本当の本当に、そういうヤツらが楽しくて幸せか?といったら、話は別であるとは思うけどさ。
 そもそも俺ってディベートみたいなの嫌いだし(ディベート自体は、俺さえいれば、敵味方がどんな人間であっても絶対に勝てる、というくらい、めちゃくちゃ強い自負はあるんですけど)、ロジック同士を戦いあわせる暇つぶしが本気になっちゃうと、本格的に本当にくだらないなって思うのよね。しかもTwitterとかって、本当に表面上のレベルで(ただの足の引っぱり合いだったり、くだらない揚げ足取りばかりで)、そういうことしているシーンが目立つし。

 相手がさ、俺から発せられる言葉をとにかく全部ねじ伏せなくちゃいけない!と躍起になっている目を見つけると、「うわー、こいつ、マジもんのアホだわ。どんだけ、今のお前の状態を、このあと俺が、友達やネットに拡散すると思ってるんだよ」っと心の底からバカにしてしまうし、そういう自分があまり好きじゃない。
 かといって、深くモノゴトを追及せずに、パサパサわかりやすい意見を言って、信念や気持ちを殺したとしても、何かを誤魔化したとしても、とにかく、いかにして旧世代の価値観に乗っかるか?、いかにしてその世界の多数派に迎合していくか?ということしか考えていないバカに成り下がる気もない。

 だとしたら、まぁ、俺と付き合ってくれるような奇特なヤツと付き合っていく、ってのが最良の策かもしれないな、っと最近は思っている。
 たとえ、Twitterのようなパサパサツールでも、ほんのわずか、話せる人というのもいて、ネットがなければ出会えない人と出会える時代なんだから、気の会う人と出会える確率は昔よりも圧倒的に高いわけだし。

 『いやー、無理っす。俺みたいにめんどくさいヤツ、誰も雇いませんよ?』
 「めんどくさいフリしてるだけやろ?」

 このくらい見抜いてくる人もいるわけで、こういうところに期待を持つしかないだろう。
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