たかはしけいのにっき

ミネソタ大学ツインシティー校ポスドクの日記です。

研究室の選び方 - 『このラボだっ!』と決めるその前に -

2012-12-24 03:04:50 | 自然科学の研究
(2016.8.10 一部更新)
 今日はクリスマスイヴですね。なので今日は特別編として、「研究室の選び方」について書いてみようと思います。笑

 注意!
 こちらの記事が色々なところでリンクされていて、執筆者としては嬉しい限りです。が、このブログは、完全リンクフリーではありません。特に研究室を持つPIの先生方に注意しておきます。リンクしてくださる場合は、必ず、トラックバックをつけるか、コメント欄に引用したことを宣言してください。よろしくお願いします。


 僕は理系で、卒研、修士、博士と研究室を変えてきたので、理系の研究室の内部の性質について、同学年の人よりも広く深くよーく知ってます。他の研究室と共同研究もさせてもらってますので、3つの研究室+2つの研究室くらいは、なんとなくはわかっています(が、僕は理学部出身なので、工学部の方は参考にならないかもしれません)。
 さらに、物理系、化学系、生物系、とそれぞれを知ってる人も、そう多くはないと思いますので、これからラボを選ぶ、っと言う方へ、僕からのクリスマスプレゼントとさせていただきます。まぁ、学生がテキトーに書くだけなので、ご了承ください。

 ちなみに今の研究室に不満があって、やめようかどうしようか迷っている方は、研究室をやめたい理由-『このラボで我慢しよう!』と決めるその前に-もあわせてどうぞ。

 では、スタート。

 理系は、学部の3年生か4年生になると、ほぼ必ず研究室に所属します。ここで研究室を決める、っというのは、人生の1年以上を左右する大きなことですから、きちんと選んだほうが良いのは当たり前です。
 まず、大前提として大事なのは自分が「選べる立場」にあることです。よーするに賢いかどうか。これは修士や博士から研究室を変える場合でも同様で、自分の能力に絶対的な自信を持っているほど賢くなければ、研究室をこっちから選んでやるんだ!、っという気概を持つことはできません。なので、自分が納得できるまで思考力を高めておくことが大事です。その中で、やることはやってきているんだから大丈夫、っという気持ちを持つことで、ちゃんとした立場から研究室を選ぼうっと思えてくると思います。

 ポイントを重要順に書いていきます。

 1.研究室主催者PI(Principal Investigator)と相性が合うか?

 この研究室かな?っと思ったら、主催者の先生(その研究室のトップ)と1対1で話してみましょう。研究室の雰囲気が良さそうだから、とか、助教が親切そうだから、とかは案外アテになりません。なぜなら、来年にはいないかもしれないからです。確実に来年もいるのは、その研究室の主催者だけです
 最大のポイントは「優しいかどうか?」。気をつけなきゃいけないですが、あなたと喋る時、先生にとってはあなたはお客さんでしかないので、大抵の先生は取り繕います。学生や他のスタッフのことを作業員としか思っていないような最低な人間でも、優しいフリや教育熱心なフリをしますので、あまり、先生の言葉そのものはアテになりません。

 そこで、俺は、あえて先生にとってイヤな質問をすることを薦めます。『この研究室出身の先輩の就職はどうか?』『他大学から来る学生のことをどう思ってるのか?』『これまでで一番困った大学院生の話を訊かせて下さい。』
 あとは、感情で話すことです。自分が(自然科学の中で)好きなこと、得意なことについて、めーいっぱい長く喋ってみて、聞いていてくれるか?など、研究室主催者が優しいかどうかを判断する指標としては適切です。予想外のことを話してみてから、相手が取り繕うまでの2秒間が見抜くチャンスです。
 こんなことして失礼にならないのか?っと思うかもしれませんが、大学の先生なんてとても忙しいからそんなことすぐ忘れちゃうし、所属前はお客さんなんだから多少無礼でも大丈夫です。っていうか、これくらいで無礼って思うなら、先生なんてやってられないはず。一緒に研究をしていったら、もっともっとお互いの汚い部分を観たりするもんですから、本当の感情を出してみて嫌われたならそっちのが話が早いじゃないですか(恋愛も?笑)。

 主催者と話している時の、その研究室の大学院生を観るのもポイントです。その大学院生の目が、安心感で喋っているか、緊張して喋っているか。さらに、他の先生の輪にいるとき(学会やその専攻内の発表会のときなどにチェックできる)に、その先生はどう振る舞っているか?です。研究室内では偉そうだけど、年上の先生には極端に腰巾着ってこともよくあることで、こういう先生は往々にしてよくありません。
 みんなから好かれている主催者であれば、自分の学生や他の先生と喋ってるところを、お客さんであるあなたに見せたいはずです。それを必要以上に拒むようなら、少し懐疑的になってみるべきです。

 これは、これからのポイントでもそうですが、まずは疑うこと
 研究室は閉鎖的な空間ですから、一般の集団よりも「異常」になる割合が圧倒的に高いことを知りましょう。だからこそ、最終ラインである、あなたの指導教員になるかもしれない人が「優しい」かどうかは重要なのです。
 指導教員が本当の意味で優しければ、いじわるな先輩やスタッフがいても、研究室が仲悪くても、なんとかなるもんです。

 2.研究室のホームページは定期的に更新されているか?

 研究はフロンティアラインを広げる行為です。そのアピールを世に対して行うのは研究室として当然です(研究している人だけが分かればいいから、論文で十分だ!、っとオフェンスされる先生へ言っときますが、ぜひ教育基本法を読んでください。「世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。」と条文に書いてあります。より具体的な内容が学校教育法に書かれており、大学院教育も含みます。人類の福祉の向上に貢献することに即していないといけないのです。だから、一般の人がわかりやすく読めるように公開することは必要です。)。HPがちゃんとしてるか、って、研究室選びで実はかなり重要です。
 有能な人材を確保し続けるためには(有能な人材は確保し続けなければならない。どんなに有能な研究者でも、ずっとその場所にいるわけではなく、いつかはPIになるのだから)、HPできちんと紹介してあって、更新されてないといけないですから。

 1年ってのがイイラインだと思うけど、1年以上更新した形跡がないホームページを持つ研究室は、やめたほうが無難です。特に業績項目が2年以上前で止まっていたり、メンバーが古いものだったりするような研究室は論外。
 人材確保、人材育成、に力を入れていない証拠です。よって、あなたもそんな研究室を選べば、雑に扱われるか、こき使われるか、のどちらかです。

 ちなみに、友達から話を聞いたりして、この研究室は絶対にありえない!、っとよく知ってる研究室のHPは、すべからく更新されていません

 3.研究室メンバーやその他HPからわかること

 まず、純血率。助教やPD(ポスドク)の人の情報は殆どの場合書いてありますから、その研究室出身なのか、どこの大学出身なのか、見てみましょう。あまりに純血率が高い研究室はやめたほうが無難です。研究は、新しいモノを創る、モノづくり的要素が強いですから他分野の人を受け入れていないなら、主催者のワンマンでやってることが多いです。
 そういう研究室はのびません。前にも書きましたが、理系の超基本として、「覚えてはいけない」ですから。先生の言うことは絶対!、ってなってる研究室に未来はありません。

 一概に言えないことではありますが、スタッフ(学生じゃない人すべて)の中で、その研究室に10年以上いる人がいるのも、あまりイイことではないです。
 主催者が何年も同じ人をずっと使う理由はそれぞれですが、まずそのスタッフは間違いなく優秀ではありませんし、偉そうな顔して世間知らずなケースが殆どです。ウザい人はどこにでもいますが、そういう人が研究室の上のほーにいるのはよくないことです。
 所属そのものが変わっている場合もあるので、ぜひ「google scholar」でスタッフの名前を検索してみましょう。そのスタッフが出してるほぼすべての文献のcorresponding author(論文の最後の著者)が同じ人であったら、純血であるっと定義できます。

 次に博士課程の学生に、「日本学術振興会特別研究員(DC1orDC2)」がいるかどうか?
 これは実直な学生がいるか?っという指標になります。もしDCがいれば、必ずHPに書きます。研究室の実績ですから。もっと言えば、その研究室主催者にどれほど支援力があるか?もわかります。
 ただし、毎年一人ずつDCがいるような研究室も、一概にイイとは言えません。学振はコネやツテが大きいと考えている人もいるからです(僕は実感としてそうとは思いません)。

 学生の出身大学などを書いてある研究室はかなり良いです。
 現実味を持ってその研究室を志望しやすくなりますし、相手もそう思って載せていることが殆どです。出身大学をHPに載せるってことは、学生にいちいち了解をとってるはずですから、コミュニケーションと信頼関係がその程度はある、という指標にもなります。
 一緒に、教育方針や「こんな学生に来てほしい」などと書いてある研究室も、良い場合が多いです。超厳しいことが書いてあっても、コアタイムがあっても、何も書かれていない研究室よりは100倍イイです。本当にバカみたいに厳しかったり、教育が曖昧だったりテキトウだったり、無駄なルールがある研究室の方針は、公開なんてできないんですよ。

 4.政治についての注意。

 色々述べてきましたが、先生の力がどれほどあるのか?も大事な条件ですよね。
 ここでも「google scholar」が役に立ちます。主催者の名前を検索して引用数の高い文献のほとんどが、corresponding authorもしくはfirst authorになっていないなら、実力も無いのに、政治の世界で上手く切り抜けているだけの人です。コツコツ、手を動かすだけの仕事をして、自分の研究室独自の仕事は簡単にまとめ、良い顔をしているケースだって多いですから、あなたもそういうことをやらされる可能性が高いです。

 分野にも注意しましょう。興味ある分野を選ぶのはもちろんなのですが、学閥や学派もあります
 あまりインターネットでも言われていないことなので書いておきますが、たとえば有機合成の分野には大きいのが2つあります。その中でイイ部分もあるのかもしれませんが、こういう性質をもろに受けている研究室で、残念ながら今のところ、イイ研究室だ!、っという話は僕は聞いたことがありません。
 誰かを神のように讃えて、その人のやり方をすべて受け入れる、っというのは、本当に信念を持っている理系学生にとっては迷惑な話ですし(何事も信じてはいけない。覚えるってことだから。)、そんなところにお金と時間をかけるなら、すぐにでも就職したほうがイイです。
 こういうのは曖昧な学問分野に多いです。解がばっちり決まっていない分野(生命系や有機化学など)に多いという意味です。だから誰かをまるっきり信用したくなる気持ちになるのはわかりますが、そこでの政治に勝っていったとして、良いポストやイイ会社に入ったところで、その人の能力に何も関係ないことです。本当の実力をつけるための研究室を選ぶなら、違うと思いませんか?

 5.研究室の部屋やその外壁などからわかること

 その研究室のトップである主催者が自分の研究室への帰属意識を持っていることは、あなたがこれから指導される身としてもっとも大事なことです。
 不思議かもしれませんが、自分の研究室なのにも拘らず、自分の研究室や自分の学生をあまり大切に思っておらず、自分の名誉や安全や科研費のことばかり考えている教員は意外と多いのです。名誉やお金はあったほうがいいですが、学生にとっては、そこまで重要なものでもありません。(むしろお金が潤沢にありすぎると、「この装置を買って結果が出てから論文をまとめよう」などとなってしまい、学生の業績や功績がいつまでも世に送り出されないケースが多い。)

 研究室主催者が帰属意識をきちんと持っていて、自分の学生を大切にしているかどうかは、研究室の中や外壁から一発でわかります。パッと見、汚れまくっていたり、研究室の外壁に貼ってあるポスターが剥がれかかっているのにそのままにしてある研究室は総じてダメです。逆に、今までの経験上、クリスマスや七夕の時などにドアの前に何か飾りをしているような研究室はとってもイイ研究室であるケースが多いです。
 また、その研究室の中の学生やスタッフと話す機会があったら、ぜひ「指導教員の先生は、研究室や実験部屋の掃除に、どの程度参加していますか?」と訊いてみて下さい。この質問で間誤付いたり、イイワケを言ってきたら、その研究室のトップは、帰属意識も無く、自分のことばかり考えている教員である可能性が高いです。
 いいですか、当たり前のことを言いますが、大学の教員は国から雇われて大学の建物内の部屋を借りているのです。彼らの職場であるんだから彼ら(もしくは清掃員)が掃除をすべきであり、学生やポスドクや他の技術スタッフが、掃除をする義務は本来ありません(大学院生以降は運営側も勉強した方がいいので掃除は率先して参加すべきですけどね)。なのに、その研究室の主催者が掃除にまったく参加しないのであれば、それはただの権威主義の教員ということです。

 また、23時とかに研究室を外から覗いてみて明りがついている率が高い研究室も避けた方が無難です(土日合わせて週に3回以上でアウト)。ワーカーホリック系の学生かスタッフがいるわけで、それを禁止していないわけですから、指導や指揮がゆき届いていない証拠です。
 新人を沢山入れようとして、「手を動かせば結果が出ます」なんて謳う研究室も多いですが、それは言い換えれば「言われた通りに実験しまくればイイ想いさせてやる」「学生をたくさん入れて作業員として使おう」と言っているのに等しく、最低な研究室です。あなたは理系にどっぷり浸かって誰かエライ人に使われるために、これまで理系として生きてきたわけではないでしょ?

 6.自分が「意味がある」と思える研究内容を扱っているラボを選ぶ

 これは必ずしも重要ではありませんが、もし可能であれば、こういうことも考えてみましょう。
 意味があると思える事は何か?と真剣に考えるチャンスは、オールフリー状態である研究室を選ぶときくらいかもしれません。

 例えば僕は、「全合成」や「ある生物種のあるマニアックなタンパク質の働きを調べる」というような研究は、分野として全部、意味が無いと感じています(異議があれば、俺に意味がある、と是非思わせてみて?)。これらについて、どうしてそう思うか?は(論理的にいくらでも説明はできますが)ここで意見することは避けますが、ある程度、そういう研究会に出てみて発表を聞いているのに、まだそう思うのであれば、それは向いていないということだと思います。
 そして、こういう研究分野は、総じてその研究をしている人たちも実は「意味無いんだよなー」って思っていて、それを勝手に一般化して「大学でやる研究なんて、そもそも意味無いもんでしょー」みたいになってるケースが多いです(こういう分野に科研費をあてるな!)。それでも分野として成り立ってしまっているので存在している、というラボも多いのが事実。研究分野があるからその分野の研究室が存在しているってのは、分野を創る行為である研究という定義からすると本末転倒なのですが。

 まぁとにかく、本人が心から「意味が無い」と思ってしまっているのに、「意味が無い」研究をしているような研究室に行っても、時間の無駄です。ただ、このページを今見てくださってる大学3年生の皆さんには、たぶん、右も左もわかりません状態だと思いますので、あまりこういうことはないのかもなっとも思います。

 ちなみに、「意味が無い」というのと、「意味はあるけど、自分は今はあまりやりたくない」というのはまったくの別です。(これは、僕が多くの理論研に思っていることですが。)

 「研究室の選び方」や、その他研究室での悩みについて、私に直接相談したいと思ってくださる場合は、相談内容を明記の上、こちらにメールしてください(_attoma-ku_を@に変えて送信してください)。基本的にどんな相談もお受け致します。匿名で構いませんが、所属や名前を仰ってくださったほうが、相談にはのりやすいです。相談内容は決して口外しませんのでご安心ください。
soudan.atamanonaka.2.718_attoma-ku_gmail.com


相談メールについて詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。相談を受ける上で俺が守るべきルールを書きました。

スカイプでの相談もはじめました!ネットでは絶対に書けない裏事情を含め、スカイプであれば、無料で真摯に迅速かつ最大限論理的に、あなたの相談にのります!!私がこれまで実際に接してきた研究分野(物理学、化学、生物学、情報など)や見聞きしている領域、内情を知っている研究室についても、できる限り詳しく回答します。ご希望してくださる方はお気軽に上のアドレスまで、あなたの本名をお書きの上、メールしてください。私から相談可能時間とスカイプIDを送ります。皆さんの相談をお待ちしております。


 イイ意味でも悪い意味でも、研究者はみんな子供です。
 いつだって、感情の方程式は、一番簡単なバージョンの式が、最適化されますので、その点も注意ですね。

 『すごい戦略家なんですね!』
 「誰がですか?」
 『いやぁ、先生が。』
 「違いますよ。僕自身がその頃に考えていたわけじゃなくて、今だったら、こうするなーってだけです。」

 って、僕もそういうわけなんで、現実の僕を知ってる皆さん、ご容赦ください。
 まぁ、ココにこうやって公開するってことは、自分はこういうやり方を、もうしない、ってことなんだけどね。笑

 安住の地はありません。
 でも、「安住の地を創ること」はできます。それはすぐにPIにならずとも、自分が主体的に動けば、今の研究室の中で、最大限のよりよい環境を創ることは可能だと思うのです。求められていればね。

 じゃ、メリークリスマス!笑

研究室の選び方 -『このラボだっ!』と決めるその前に- 解説動画 part1


研究室の選び方 -『このラボだっ!』と決めるその前に- 解説動画 part2


研究室の選び方 -『このラボだっ!』と決めるその前に- 解説動画 part3
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14 コメント

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参考にします (工学部3年)
2013-09-22 20:58:10
そろそろ仮配属も始まるのに、志望研究室が決められず悩んでいたところ、このブログを発見しました。工学系と理学系でどの程度違いがあるかはわかりませんが、記事を読んで研究室決めの視野が広がりました。
ありがとうございます (KeiT)
2013-09-23 01:04:27
 参考になれば幸いです。
 これから、あなたにとって、楽しく有意義な研究室生活が始まることを心よりお祈り申し上げます。
Unknown (工学部化学系)
2014-06-15 00:46:11
「教員が一名のみ」の研究室については、どのように捉えたら良いでしょうか?
ここでタブーとされている「言いなり」となってしまう可能性がある為、避けたほうが良いのでしょうか?
コメントありがとうございます (KeiT)
2014-06-15 05:24:12
 「教員が一名のみ」という情報だけでは「他の学生がみんな言いなりの雰囲気」とイコールかどうかは判断が難しいですね。
 ただ、「その教員がとても優秀」かつ「院生の中にとてもアグレッシブな人がいる」じゃない限りは、「みんな言いなり」に高確率でなってしまうでしょうね。でも、それだけじゃ何とも言えません。

 ちなみに化学なら、有機系だと(無機や物化系に比べて)政治力学が大事なことが多いかもしれません。あくまで僕が接してきた研究者の傾向ですが。
Unknown (工学部化学系)
2014-06-15 13:21:02
返信有難うございます。
とても勉強になります。

返信内容について1つ補足して頂きたいことがございます。
とても優秀な教授なら大丈夫、とおっしゃいましたが、「とても優秀」かどうかというのはどのように判断できますか?
Unknown (KeiT)
2014-06-16 07:20:42
僕は、優秀というのは「優しさが秀でている」という意味で使っているので、有能とは違います。なので、すぐに判断するのは難しいかもしれません。
ただ、研究の世界だけで考えると、知らないことを知らない!、とはっきり言える人は優秀である確率も高いと思います。逆に考えると、「優しさが秀でていない」と「自分の立場を守ることが先決」になり「大学教員として、まさか知らない、とは言えない」となってしまっているクズ教員が多いので。
なので、相手の専門分野の関連分野なんだけど、たぶんちゃんとやってないだろ、ってことを訊いてみると一番いいんですが、研究室に配属されていない人がやるには難しいかもですね。基本的に、物理学科だったら数学を、化学科だったら物理を、生物学科だったら化学を訊けば、いいかもですね。あんまり他人を試すのはよくないかもですが(笑)

ちなみに、教員がとても優秀かつ院生が活発的、がみんな言いなりにはなりにくそうな条件なのでー。
Unknown (工学部化学系)
2014-06-21 01:47:49
回答有難うございます。
教授の人間性が何より大切とのこと、しっかりと認識いたしました。

研究室選択において大変勉強になりました。
有難うございました。
Unknown (KeiT)
2014-06-21 19:18:23
いえいえどういたしまして。
楽しい研究生活になりますよう頑張ってくださいね。
Unknown (匿名)
2016-01-08 17:37:54
よければ、あなたの考える
いい研究室と悪い研究室の定義を教えてくれませんか。
Unknown (KeiT)
2016-01-08 18:13:02
匿名さん、コメントありがとうございます。

そうですね、定義は難しいので、あくまで性質ですが、
良い研究室は、やる気のある人がやる気を恣意的に失わされることのない研究室。
悪い研究室は、やる気が元々あった人がやる気を奪われる機会が非常に多い研究室。

やる気の増減が、本人の問題という内因的な影響なのか、研究室の問題という外因的な影響なのか、判別は非常に難しいと思いますけれど。

ってところでしょうか?
リンクについて (NYCY)
2016-06-05 01:20:11
大変役に立つ記事ありがとうございます。以前から、『やめ方』の方と一緒に読んでおりました。現在学部三年生で研究室を色々見て回っている最中なので、ふと高橋さんのブログを思い出して読み直しました。

今回は大学院訪問に関して、ほとんど私的なメモですがブログに書いたのでリンクさせていただきましたことを報告申し上げます。

もし物理系で特に留意すべき点や、リンクに当たって問題がある場合はコメ欄でご連絡ください。

リンクありがとうございます (KeiT)
2016-06-05 02:46:13
NYCYさま

コメント有り難う御座います。また、リンクをきちんと申告していただいて有り難う御座います。私としては何も問題ありません。
やはり上の世代の権威者よりも若い世代のほうが、こういう礼儀がきちんとしているのだなぁと思いましたよ笑

物理系、、そうですねぇ。「あなたが賢いと思う人を選べ」これに尽きるでしょうね。物理学科では先生の賢さの絶対量は単純に大事だと思いますよ。特に理論研では。
研究進捗中に先生が言ってくれるアドバイスのヒット率は高すぎて悪いということはありません。自分の実力を高めたければアドバイスを聴かなきゃいいだけですし。
研究室 (NYCY)
2016-06-09 21:29:12
どうもご返信ありがとうございます。

実は、他の人からも同じようなことを言われていたので驚きです。
賢いと一口に言っても色々あると思いますが、自分の尺度でその賢さを上手く測れるよう一先ずは普段の勉強に励みたいと思います。

改めまして、丁重なコメントをいただき感謝いたします。
いえいえ (KeiT)
2016-06-09 22:30:45
私のアドバイスとしては、珍しくマトモだったんですね。まぁ、世間からはずれたこと言いまくってても仕方ないですから、たまには良いでしょう笑

また、なんでもコメントしてくださいね。
では。

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