たかはしけいのにっき

ミネソタ大の博士研究員が書く日記です。

いつの日か訪れる未来

2017-06-09 00:57:35 | Weblog
 いつも、変わっていないことを真っ先に確かめながら、本当に変わっていない現状に打ちのめされる。
 幸せを願う気持ちは、なんでも良いから何か変化していてくれという言葉になるし、自分だけの勝手な感情は、俺がどうにかするまで別に何も変化するなという言葉になる。勝手でごめんね、って思いながらも、変化は変化で受け入れられるほどにすでに冷静になっている自分自身を感じて、情熱がコントローラブルになればなるほど確かに上手く行きつつあるという、一般に成り立ってしまう物理現象に憂鬱になってみたりして。

 もっと大変なことがいっぱい待ち受けているのかもしれない。でも、そのたびにきっと成長できるチャンスにしていけるはずだと考えられるなら大丈夫。その強さと本気と根拠の無い自信を、みんなが期待しているし、俺らはいつまでも待っている。
 そう思える瞬間もあれば、神様が何かの間違いで貴女に与える課題を間違えてしまったのだと解釈したくなる自分もいる。

 そのままにしていれば普通なのに、普通の環境が存在していないせいで、普通に関するロジックが強くなりすぎて、いちいち確認したがるところが好きで仕方ないのだけど、その賢明さが異常さのなかでの応急処置になりすぎてしまっているせいで、歯車が廻りださないというのが俺の見立てだ。脱出するには異常を彷彿とさせる行動をとらなくてはいけない。
 今の世は、通常さを追求したオリジナリティ豊かな純粋さと、純粋さを追究した一般的な不純さに満ち溢れていて、特にその世界は、ただのヒエラルキーで成り立っているのにも拘らず純粋で貫くことを全面に出すことで圧倒的な不純さを含んでいるのだから、通常さを追求しても現状打破にはならないのだ。

 異常になるためのロジックなら俺が沢山もってるよ?と言おうとする自分を、幸せを願う気持ちも自分勝手な気持ちも、同時に止める。だって、俺が変わっていない自分の心を証明するために、変わっていない即物的なプロパティを見出し続ける一方で、貴女は俺が変わってしまっていることを前提に話すわりには、変わっていないことを信じてやまない気持ちが垣間見えて、また泣きそうになるから。
 どうして、あのとき、どんな状態でも走って、あの場所へ行かなかったのか。どうして、情熱の体現としての賞味期限が切れる前に、どこかの時点でプロトコルを放り投げて、気持ちを伝えておかなかったのか。ホンモノは完了形として存在してしまう。せめて、手前に"現在"がつくであろうことを期待しているはがゆい気持ちに、今更飛び込むだけの権利があるの?

 それでも、誰かみたいに何かが達成されることを目指すよりも、自分の気持ちにそのまま従い続けることを俺は選びたいから、どんな関係性でもどんな状況でもどんな結果になっても、すべてを肯定していたいと思う。
 そう、むしろ、あの時点で歯止めがかかったことは、あらゆる意味でより善くなるための運命だったと結論づけたい自分の気持ちが存在する。あの時に何かの気持ちをシェアしたとしても、問題の本質に気がついていない俺にイライラするだけかもしれないし、途中で諦める可能性が高かったと。もちろんその一方で、いや、そんなのただのイイワケ、、後悔を後悔として認識できるからこそ、次に繋がるかもしれないのに、と叫ぶ自分もいる。

 助けを求めることは、どの時点でも、とても難しい。助けになると期待していた気持ちが裏切られる可能性があるからだ。
 俺は、、どんな些細なことでも、どんな重大なことでも、本気になれる自信があるし、少なくとも何度かは手を伸ばしたが、、俺じゃあ解決できないだろうと予見して、私に関わらないで自分だけの成功と幸せを目指して、という優しい声が聴こえてくる。優しすぎるんだよ。だから、頑張っているのに、どうしても嫌いになれない。
 よーするに、そのような予見をもたれてしまうくらいの実力しかない、、簡単に言えば、俺の実力不足が何も上手く行かない根本的原因なのだ。

 初めからわかっていたことじゃないか。その解決に向けて、あれから、それなりには実力が身に付いている。
 この能力面での変化を自信にして、、いつも本気でいたいと思う。

 そして、いつの日訪れる未来に、ついに助けられたとしても、何も望まないとここに誓おう。
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