敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

つるとたか~葵上と卒塔婆小町(二夜)

2016年09月15日 | 制作公演関連
三島由紀夫の『近代能楽集』の中から
「葵上」「卒塔婆小町」の二曲を
初台にある「近江楽堂」で上演する。

その会場の下見にいってきた。
J-Theater主宰の小林拓生は、
近江楽堂を何度も使っていて、
その素晴らしさを聞いてはいたが
想像以上に美しい、品のある場だった。
荘厳な感じさえした。

勿論、室内楽向けのこしらえで、
音が良く響くことが逆に芝居には不向き、
また聴く環境ゆえ段差のない造りで
観るのに適さないといった問題はある。

その課題をいかに克服するかを
見定める目的で、近江楽堂では初演出の
篠本賢一以下「葵~」の演者三人、
「卒塔婆~」の演者二人と私で
三十分ほど声を出したり、採寸した。



さて。
〈一夜〉では女優の話を書いた。

六条康子(葵上)と小町(卒塔婆~)
それぞれのヒロインと相対する男に
鶴見直斗と高谷恭平。

「つる」と「たか」が演じる。

光源氏をモデルとする若林光を鶴見が、
老婆と対峙する詩人を高谷が担う。

鶴見は2012年上演『青春の墓標』
(劇団再生公演、於APOCシアター)で
三島由紀夫を演じ、かつ、
「あの演説」を全てぶった経験を持つ。

会場となったAPOCシアターは、
千歳船橋にあり、そこは奇しくも
高谷の生まれ育った街。

円谷プロがあり、撮影スタジオもあった
その街での幼い体験が、
彼が俳優の道を志す一因だと、
顔合わせの場で自ら語っていた。

そんな詩人役の高谷は、劇中、
鹿鳴館時代の深草少将に変身する。
ウルトラマンのように、、、。
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