敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

殿中瓦版~夫婦役競花賑

2017年01月18日 | 制作公演関連
昨日「再生」をお題に綴りましたが、
本当は史上最年少市長と競べた
遊戯空間初お目見えの役者の紹介に続き、
新参衆について一気に書こうと
企んでいたのだった。

でも、たまたま見たドキュメントに絡め
つい無駄話を一本挟む羽目に(>_<)

ただ。
長らくリーディング公演として
届けてきた作品に動きを取り入れ、
新たな地平に挑む『仮名手本~』の
今回の創造は「リノベーション」
と言えるはずである。
その完遂に若い力は不可欠だ!

よし、旨く繋げたところで本題へ。
おっと。
初めてこの読み物に迷いこんだ
読み手の方もいるかもですね……。

遊戯空間公演
『全段通し仮名手本忠臣蔵』
2月16日(木)~19日(日)、シアターΧ



1/16付で触れた望野哲也は大星力弥役。
その許嫁・小浪の中込里菜を
まずは一番に挙げねばなるまい。

昨秋の「新宿フィールドミュージアム」
参加作品(於・近江楽堂)J-Theaterの
『葵上』でも篠本賢一演出を受けた
〈秘蔵っ子〉が満を持して、
遊戯空間の看板舞台の板を踏む。
しかも、討入に向かう新郎とは
添い遂げたとて短いさだめと、
覚悟で結ばれる二人……(涙)

『葵上』と同時上演だった
小林拓生演出の『卒塔婆小町』からは
福永奈津美も初参戦。

彼女も篠本演出を乞うた一人だが、
男芝居であるから此度はもう
役が埋まっていて出番は少ない。

オムニバスながら『夏夜』の、
妖精の女王タイテーニアを演じた
力量が発揮されるのは次の機会か……。

その『夏の夜の夢』で妖精の王
オーベロンを担ったのが永野和宏。

老舗劇団・新人会に所属しながら
精力的にさまざまなカンパニーで
幅広い役を演じる中堅俳優は
大ベテランと若手が混在するなか、
前線と後衛に橋を架けるボランチとして
機能することも期待されている。

長くなった。
奇しくも夫婦になる、夫婦だった
役者を紹介したところで終わります。

そんな訳で副題は、
夫婦役競花賑(めおとやく、
きそいのはなやか)とした。


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