敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

3401のテツヤ

2017年09月15日 | 制作公演関連
8月20日に紹介して以来の
『三島由紀夫の世界vol.1』の話。

新宿区内で開催される10月~11月、
まる2ヶ月にわたる文化芸術イベント
「新宿フィールドミュージアム2017」

https://www.sfm-shinjuku.jp
(詳しくはこちら)

音楽、演劇、ダンス、映画、
美術、写真、ファッション、
伝統文化等々そのジャンルは幅広く、
アンスティチュ・フランセ東京の
「美食の祭典」は食材のマルシェや
フランス料理のワークショップ、
消防博物館のバックヤードツアー
などの企画も・・・。

そんな〈SFM〉に昨年に続き、
J-Theaterは参加するのだが
主宰の小林拓生と、望野哲也が
連続参戦となる。……おっと、
能菅演奏のやすだまこともだ。

個人的に、私はACFで2回、
ラヴィニアでの1回を加えて
SFM全5回に皆勤賞(^_^;)



8月20日のブログでは・・・
キャスト13人中、J-Theaterに
初出演となる6人について書いた。
実は。
その時、望野は出演者ではなかった。

当初、光源氏をモチーフにした
『葵上』の光という大役には
他の役者が決まっており、
顔合わせにも同席したのだが、
某印籠を出す時代劇の出演が増え、
スケジュール調整など試みるも
結果的に降板となり、望野に
白羽の矢が立ったのである。

昨年の近江楽堂。
三島の『近代能楽集』の
「卒塔婆小町」を小林が、
「葵上」を篠本賢一が演出。
望野は「卒塔婆~」
その流れで篠本の率いる
遊戯空間の『仮名手本忠臣蔵』に
出演した望野は、そこでも
大星力弥(忠臣蔵における内蔵助の
子息・大石主税に当たる役)に
大抜擢され、見事に演じきった。

スクランブル参戦となった今回、
土井美加、山田栄子の両ベテランを
向こうにまわし、早くも台詞を収め、
稽古場で健闘している。

徹夜など影での努力が窺われる。

言うまでもなく。
演劇は一人の力で創るものではない。
が。
波に乗っている俳優の双肩に
公演の正否が掛かる割合は大きい。

10月3日、4日の本番まで20日を切った。
コメント
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