敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

イカロスの助走。ジョグからダッシュへ…。

2009年02月28日 | 東演
 昨日の雪には驚いた。 
 芝居で使う「紙の雪」より大きな2cm×2cmほどの大きなのが舞っていた。

 夜は東京芸術劇場中ホールで『オセロ』を観劇。
 弊団『萩家の三姉妹』でお世話になった篠本さんも来場されていた。
 早くも次作に取りかかっていて。。。

 3/13(金) シアタートラムにて。
 韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.4『凶家』
 (作/イ・へジェ 演出/篠本賢一)
 19:00~のオープニングセレモニーのあと
 19:15開演 チケット=1000円

 。。。の稽古中とのこと。 

 一方東演は、『萩家』に続き『翔べ!イカロスの翼』を上演する。
 公演は5月11~17日、サザンシアター。
 
 やや遅れ気味の台本もそろそろ上がる予定だ。
出来ている部分だけでも、大変面白いので、脱稿は大いに期待できる。

 今日は、さだまさし主演『翔べ、イカロスの翼』の映画を実行委員会で上演しているメンバーの中心人物の一人と会う機会を得て、互いに作品にかける思いを語る、有意義な時間を過ごすことができた。

 脚本・松山善三、監督・森川時久による映画は1980年に製作されている。
 僕はまだ中学生だった。
 映画も勿論観たけれど……それよりバレーボールに夢中だった頃だ。

 そして、この年のクラスはドラマに出てくるようなクラスだった。
 担任は、その中学に赴任して初めて担任を持った体育教師で。
 まあ決してマジメではない、どちらかといえば評判の低い(笑)教師で、クラスの面々も個性的ではあったが、パッとしない感じだった。
 
 それが“チョッパー”(担任のニックネーム)のマジックによって、体育祭の優勝。。。徒競走だのリレーだの様々な競技の総合得点をクラス別に競っていたのだ。。。で「勝つ喜び」を味わった面々は、球技大会に合唱コンクール、学級新聞コンクールに美化コンクールと……とにかくあらゆる「闘い」を完全制覇したのだった!
 もちろん、その勝利にはいつもドラマがあって、合唱コンクールで指揮者を務めた嘉門が、皆の真剣さの足らなさに教室を飛び出したりとか!
 青春の「お決まり」のシーンがふんだんなく繰り広げられた。

 前期の学級委員でもあった嘉門。
 幼稚園の頃からの仲良し。
 小さくてお調子者で、すぐカッとなるヤンチャが、今や市の職員だったりもする。
(ちなみに後期は僕でした

 ヤツとは今でもたまに飲む。

 ほかの連中はどうしているかしら?
 懐かしいなあ~

 あの頃、まさか自分が『イカロス』に携わるとは思いもよらなかったナ。
 
 でも、あの“チョッパー”が、後に校長先生になったと噂を聞いたし、それに較べれば決して驚くことはないか・・・。
 
 とにもかくにも。
 『翔べ! イカロスの翼』(原作/草鹿宏、脚本/いずみ凛、演出/佐々木雄二)は、助走のスピードを上げながら、3月を迎えるのである。
  
コメント
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