今回は横浜市が行っているちょっとお得な
環境への取り組みお話
横浜市では、緑豊かな横浜を未来へ残すために、
今年度より「横浜みどり税」が実施されます。
その税制には、賛否両論あるようですが、
未来のために環境を守り、育てる必要性は
多くの人が認めているのではないでしょうか。
この「横浜みどり税」は「横浜みどりアップ計画」の
施策の財源の一部として、樹林地の保全や緑化の推進、
農地保全などのために使われるようです。
今、このような環境税を導入する地方自治体は30県ほどあるそうです。
それだけ、私たち一人ひとりの環境に対する意識が
高まっているという表れでもあるのでしょう。
行政にはしっかり頑張っていただきたいのはもちろんですが、
行政に頼るだけではなく、私たち個人、そして企業が
それぞれできることから環境活動を行うことも
大切なのではないでしょうか。
そんなきっかけ作りになる制度が横浜市にはあります。
その名も「横浜環境ポイント」です。
環境に配慮した行動に対し、横浜市がポイントを発行し、
そのポイントを地域のお店での商品購入や
サービスなどに使用できる仕組みになっています。
環境行動のきっかけづくりと地域経済の活性化を促進する
ふたつの目的のためにできた制度です
市民にとっては、エコして得しちゃうのですから
ダブルハッピーですよね
ちなみに、ポイントを貯めるには、
1.家庭での省エネ行動(「環境家計簿」へ記入が必要)
環境家計簿は下記のアドレスでダウンロードできます
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/ondan/kyogikai/kakeibo/
2.公共交通を利用する(パスモやスイカで確認)
3.ヨコハマ・エコ・スクールへ参加
4.Y150ヒルサイドエリアに来場
5.hama-eco card(横浜交通局発行クレジットカード)で定期券を購入
6.省エネ機器の購入(レシートで確認)
(機器は4品目:節水型シャワー、省エネタップ、電球型蛍光灯、充電式電池)
7.子ども省エネ大作戦に参加した小学生
これら1から7の行動に対し、ポイント交換センターで
ポイント券を発行してくれます。
3ポイント以上貯まるとクーポン集が付いた「環境パスポート」がもらえ、
そのパスポートにスタンプが押されてポイントをためていくことが
できるようになっています。
ポイントの交換期間は平成21年8月8日~9月27日。
いかがです?こんな風にポイントを集めて特典が付くなら
ちょっと頑張ってみようかな~という気持ちになりませんか?
こういうことは、楽しみがないとなかなか続かないですよね~
お子さんと一緒にご家族でチャレンジするのも
なかなか楽しいのではないでしょうか。
詳しくは、下記を是非チェックしてみてください
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/ondan/ecopoint/contents.html
以前のブログで報告しました短期モデルハウスについて
工事は順調に進んでいます。
5月下旬の大安に上棟を終え、只今、木工事の最中です
耐震金具や構造材の様子をよく確認することができます。
現在の進み具合はこんな感じ・・・
家づくりにおいて、間取りや仕上げ材の素材・色は
家の印象を変える大きなポイントですが、
住む人の命を守り幸せを育む家として
なんと言っても、基礎や構造は重要なポイントです
出来上がりを皆様にご覧頂きたいのはもちろんですが、
この段階は、家づくりにおいていろいろ参考になることが多い
是非見学いただきたい工程です。
随時見学は受け付けております。
工事中なのでヘルメットをかぶっていただくことになりますが、
是非お気軽にお越しください
お問い合わせは下記へ・・・
hg@takachiho-corp.co.jp
工事の進捗状況は、高千穂ホームページの
「施工現場ブログ」内の「亀井野の家」でも
ご確認いただけます。
そちらも合わせてお楽しみください
http://blog.goo.ne.jp/kameino-noie/
昨日(5月29日)のニューステーション、
ご覧になりましたか
横浜市瀬谷区の市民ボランティアの皆さんによる
“里川”づくりの活動の様子が放送されていました。
私、ちょっと感動しました・・・
成功のポイントは子どもたちの熱心さだったそうです。
本当に、子どもたちはエライ!
高千穂は環境と共生する住まいづくりを提案する企業として
環境保全のための市民ボランティア活動にも参加しています。
そんな活動に参加していつも思うのは、
参加している子どもたちの熱心さと真剣さです。
どの子たちも楽しそうでありながら、
自然や生態系ということを真剣に考えているのには
本当に頭が下がる思いがします。
↑高千穂も参加したアマモの移植活動
冷たい風が吹く海辺で、元気に移植する子どもたち
横浜も30~40年前は、まだまだたくさんの自然がありました。
田んぼにはカエルはもちろん、畦道にはセリもありました。
セリは採るもの、買うものではなかったのです。
クワガタやカブトムシもたくさんいましたね~
一方、高度成長期の真っ只中、
光化学スモッグや河川の汚染などが
問題となった時期でもありました。
雨が降った後に、家の近所の鶴見川が
川底に溜まったヘドロが浮き上がって
オレンジ色になり、たくさんの魚が
死んでいたのを今でも覚えています
あの頃、子どもだった自分が自然を守りたい・・・と
考えていた記憶は残念ながらありません。
その結果が、今の温暖化や自然破壊なのかと思うと
高度成長期を過ごした私たち大人が
これからの子どもたちのために
自然環境を残す努力を真剣にするべきなのでしょう。
そのような活動の重要性は分かっていても、
休みの日に出かけてまで参加するのは面倒くさい・・・
と考えてしまのも大人の身勝手さですよね
高千穂では、今後も環境保全活動に積極的に参加していきます。
大企業のように大きなことはできませんが、
地元のみなさんとともに、高千穂としてできることを
コツコツと実行していきたいと考えています。
そして、みんながもっと気軽に、楽しく出来る
自然環境活動を真剣に考え、提案していく予定です。
どんな活動になるか、これからのニュースとブログをお楽しみに
今回は、省エネとCO2削減の関係について
最近の製品・商品の広告は、「省エネ」「エコ」を
キーワードとしているものが多いですね~
少し前までは「省エネ」「エコ」よりも
「CO2削減」とか「地球温暖化対策」という言葉で
地球環境を訴えることが多かったように思います・・・
省エネとCO2削減は必ずしも“イコール”ではありませんが
地球環境によいという点においては、どちらも大切!
省エネ(省エネルギー)は、
石油や電力などのエネルギー資源の効率的利用を図ることで、
結果的にエネルギー消費を抑えることに繋がります。
つまり、燃費の良い車や消費電力の少ないエアコンや冷蔵庫などの
省エネ製品・商品を使うことはエネルギー消費を抑えることになるのです。
もちろんそのエネルギーが石油やガスなどの化石燃料によるものならば
=CO2削減となります
下のグラフは、CO2排出量を部門別に表したものです。
(出典:横浜市の環境対策)
左側が横浜市の構成グラフ、右側が全国の構成を示します。
全国では産業部門から排出されるCO2の割合が一番多く、
全体の約35%、住宅家庭部門からの排出は約14%になっています。
一方、高千穂のある横浜市では、
住宅家庭部門の割合が最も多く約23%、産業部門は約15%です。
そこで横浜市では、「横浜市脱温暖化行動方針」
(=CO-DO30という)を平成20年1月に策定し、
平成37年までに省エネでCO2排出を20%削減するとともに
再生可能エネルギーを10%導入し、総合的に30%削減することを
目標とした行動方針にそって様々な取り組みを行っています。
下の表は家庭で利用するエネルギー消費量の割合を示すものです。
左側は1965年度、右側が2007年度の数値です。
2007年度のエネルギー消費量は、
1965年の2倍以上に増加しています
動力や照明などの割合が34%と最も多く、
次が給湯の30%、暖房が22%と続きます。
東京理科大学井上隆研究室の資料によると
多くの人が暖房や冷房の消費エネルギーの割合が多い
と考えているようですが、
実際は上の円グラフのように暖房よりも給湯の割合が多いし、
冷房は全体の9%に過ぎないのです。
この実態をふまえて、それぞれの暮らし方にあった
省エネ対策を練るとよいのではないでしょうか。
例えば、電化製品や照明器具を省エネタイプに変えるのは、
すぐにでもできる対策ですし、
エコキュートやエコジョーズの設備による
消費割合の高い給湯を重点に省エネするのも有効です。
他にも、将来のことも考えて太陽光発電を取り入れることで、
エネルギー自給で消費量を抑えるのもひとつの方法でしょう。
エネルギー自給を目指すなら太陽の熱も光も利用したいところ
そこで、太陽熱利用(OMソーラーシステムなど)で
給湯や暖房のエネルギー消費量を同時に抑えるのも
大きな省エネ&CO2削減になります。
あなたもご予算とそれぞれの生活スタイルに適した
省エネ&CO2削減対策を考えてみませんか?
高千穂では新築・リフォームともに、
皆様の省エネ&エコ住宅づくりのお手伝いいたします。
是非お気軽にご相談ください
http://www.takachiho-corp.co.jp/
家づくりをご検討されている皆様には
かなり関心の高い事項でもある住宅ローン減税!
平成21年度の税制改正により
過去最高の控除額(最大の場合)なのはご存知ですか?
「住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)」は
平成25年まで延長、さらに減税額は拡大されることになりました。
「住宅ローン減税」は、一定要件を充たした住宅ローンなどの
借入金について毎年年末残高に一定の控除率を掛け合わせた
金額を所得額から控除する優遇税制ですが、
新制度では所得税から控除しきれない分について、
年間最大97,500円まで住民税からも控除できることになりました。
具体的な内容は下記の表のとおりです。
下記の表は、モデルケースです。
上の表のモデルケースからもわかりますように、
同じ条件で昨年の減税制度と比較すると、
やはり控除枠の拡大と住民税からの減税が功を奏し、
今年以降適用となる「住宅ローン減税」のメリットは大きいといえます。
消費税率の引き上げがいつになるか・・・
ローンの金利の動向はどうなのか・・・
家づくりは大きな買い物です。
悩むことも多いと思いますが、
新税制による控除は、間違いなくお得といえそうです。