そーだいっこ!そーだいっこ!
デンデコデンコ、デンデコデンコ、、、
子どもたちの掛け声に、続く太鼓の音。
南片辺集落の御太鼓(おんたいこ)には、
小木太鼓、昔太鼓、かわら太鼓、そう太鼓、
4つのリズムが伝えられています。
どの太鼓も特徴的で、
そのルーツに思いを馳せるのも楽しいですよ。
そして、最後の「そう太鼓」は、掛け声と軽快なリズムで場を盛り上げてくれます。
数年前から、隣の集落の子どもたちも太鼓に迎え入れています。
どこも人は減って行きますが、集落の縛りを無くしたことで、
芸能のある集落は、賑やかになり、祭を続けられる、
芸能のない集落は、子どもたちが祭を経験できる、
どちらにとっても、良いことだと思っています。
大人の叩く勇壮な太鼓も格好よいのですが、
やはり、主役は子どもたち。
今年も、大きな拍手をいただきました。
祭が、芸能が、いつか彼らの誇りになると信じています。