多摩てばこ通信

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キトラ古墳壁画を観る

2014年04月28日 | Weblog
現在、上野の東京国立博物館にて開催中の特別天展「キトラ古墳壁画」を先日観に行った。平日にもかかわらず1時間待ち、中でも壁画の箇所は20分待ちという混雑。ゴールデンウィークはさぞ大混雑となりそうな様子だ。
奈良県明日香村のキトラ古墳から発掘された壁画は7世紀末~8世紀初めのものですぐ近くの高松塚古墳に続く極彩飾壁画ということで発見された1983年当時は大騒ぎだった。その後石室の全容がわかり、壁画を全面的に取り外し修復保存か進められており、今回明日香村以外では初めての公開、また今後村外公開は無いとも言われているとのこと。
四神の朱雀・白虎・玄武と十二支の子・丑のみの展示で後は複製と解説パネルと保存方法のビデオという質素なもので、壁画も高松塚のあの鮮やかな彩飾とはいかず、展覧会としては物足りない。これで当日券900円?1時間待ち?~との声があるぐらい。価値の分からない非文化人の意見は無視して、その後の常設の大量の埴輪を観て一応満足の退館とした。5月18日まで。

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