多摩てばこ通信

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企業コンプライアンスの行方

2017年11月04日 | Weblog
ここの処、日本企業の不正改竄が問題となっている。自動車会社、製鋼会社、金融会社、メーカー‥‥。大手企業が多く数年前にさかのぼるとさらに増える。かつての高品質とされたメイドインジャパンや信用第一の金融機関の不正改竄は日本企業の質低下がここまで来たかという感がある。十年以上前からコンプライアンスが叫ばれていたのに、お座なりになっていたのにはうんざりする。
要するにまっとうな仕事をする企業風土、不正を許さない企業体質、従業員を大切にする会社・上司の姿勢があるかどうかでは。現場の一個人による不正のケースもあるが大多数は企業としての管理不十分や、見つからなければこれぐらいと思ってしまう従業員。企業ぐるみとなると本部上層が現場を知らなかったり、時には故意というあり得ない(それを当たり前と思う)感覚の欠如・資質の問題があったりする。
皆がしているから、昔からしているから、上からの指示だから、見過ごされているから、こうするしかないから‥‥全てノー。プロであり、ひとりの人間である以上いま自分の行為・仕事がコンプライアンス上問題ないかを常に考えるべき‥と思うのだが。