■「軽蔑/Le Mepris」(1963年・フランス=イタリア=アメリカ)
監督=ジャン・リュック・ゴダール
主演=ミシェル・ピコリ ブリジット・バルドー ジャック・パランス フリッツ・ラング
鑑賞眼を衰えさせない為のヨーロッパ映画鑑賞。
未見だったジャン・リュック・ゴダール監督作「軽蔑」に挑む。
芸術とは映画とは・・・みたいな深い考察をする方は多いんだろう。
でも、エンドクレジットを迎えて僕の頭に浮かんだのは、
”男と女の間には暗くて深くて川がある”・・・って古い歌の文句。
愛する気持ちの脆さ、すれ違い。
ガキの頃に観るんじゃなくて、この年齢で観たのは正解だったかも。
赤と白のバスタオル、
海の青、
バスローブの黄色・・・
色彩が鮮やかなのと、
ゴダール作品には珍しく(?)ジョルジュ・ドリュリューの音楽が綺麗に使われているのも素敵。
でも何よりも強烈に心に残るのは、
ブリジット・バルドーの美しいヒップ。
繰り返し観たくなる映画かも。
【予告】軽蔑
ゴダールは若い頃「気狂いピエロ」を観て、この監督の作品は二度と見るもんかと封印してしまったのですが、そろそろ解禁にしようかと思い始めてる。
解禁の言い訳として「BBのお尻観たい」はアリかと・・・
僕は「勝手にしやがれ」がどうも苦手で。あのズタズタの編集とテンポに気分が悪くなり、「右側に気をつけろ」をレイトショーで観て、明日仕事だってのになんでこんなわからないものを観ているんだ・・・と泣きそうになりました。それを救ったのは「女は女である」「女と男のいる舗道」。要はアンナ・カリーナでした。だから女優目当てで観ていいんです!(笑)
BBのお尻は観るべきです。「ニューシネマパラダイス」でトトに贈られたカットされた断片のひとつですもの。
http://blog.goo.ne.jp/imapon1960/e/0d225e262f95169dc5e16e850f666cb7