続・Ｊ－ＰＯＰオンリーのクリスマスアルバム（２）

Ｊ－ＰＯＰだけでクリスマスソングのコンピレーションアルバムをつくるとしたらあなたは何を選曲しますか？。今年の第２回。こんなのはいかが？。

③Twinkle Night（あるひとりのロマンチストの生還）／TM Network
TM Networkの４曲入りミニアルバムに収められたクリスマスを背景にした名曲。TM初期作品独特の軽さと”気恥ずかしさ”が支配する。だけどこの頃のTMってピコピコしたエレポップなのに、まるでプログレッシヴロックのアーティストがこだわるような美学があるのね。それがナルシスティックに感じられるところが、またTMらしさなんだけど。僕にとっては、このシーズンになると聴かずにはいられない曲なのだ。

Twinkle Night幾つもの扉／Empty Heart叩き続けていた
Twinkle Night君を捜さなくちゃ／Come And See今夜中に
綺麗な夢とひきかえにして／取り戻すのさTill Tonight



④X'mas／chara
charaのファーストアルバムに収められた印象的なバラード。強がり言ってはいるけれど、一人きりのクリスマスをさみしく過ごしてる。歌詞は全編”自己嫌悪”の嵐。幸せなクリスマスソングでもないし、聖夜を彩るアイテムは何ひとつ登場しない。それでも何故か耳から離れない不思議な雰囲気を持つ曲。

哀れだね／気分とうらはらに／笑って過ごせる日々
一人きりでも大丈夫だって／いいきかせてるつもり／でも・・・
誰か、あたしと、輝く星になってよ・・・
もうすぐ見えなくなるわ／息苦しい部屋の中