ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

お久しぶりの高谷池

2016-06-05 19:04:15 | 

昨年、頸椎圧搾症で入院して以来、10ヶ月ぶりに高谷池ヒュッテへ。
新緑が目に痛いくらい

黒沢橋では新緑と美しい川の流れ

お花も



なんと、ハクサンコザクラも

今年は例年よりも一ヶ月以上季節が進んでいます。例年ならば7月の海の日が満開の見頃のハクサンコザクラも今年はないかも?
それにしても、焼山の噴煙、音も凄いです

久しぶりの高谷池ヒュッテ





夜は楽しくスタッフと

翌朝は、焼山の轟音が響いています。


昨日は山頂付近と下部から噴煙出ていましたが、今日は山頂付近で新たな噴煙、微妙に昨日とは噴火の様子が違います。
新緑の中を下山、いつものように明星荘さんで、とても美味しい山菜蕎麦。

山から下りてくると無性に食べたくなる山菜蕎麦。
そして、関温泉の登美屋さんで♨
お風呂は関温泉独特の鉄分の多い、赤いお湯

お風呂上がりに風が心地良く。
名古屋まで、スバルのアイサイトで、楽々と。本当に高速道路ではこのアイサイト、最高です。
久しぶりの山行。

高谷池ヒュッテは今年から大きく変わろうとしています。規模の拡張と水洗トイレ化。

この小屋の良いところは、なんといってもこじんまりとしたところ。小さい小屋だからこそ、お客さん同士のの交流が盛んです。昨晩も、初めてのお客さん同士で、近いので今度、◯◯山へ行きましょう!と盛り上がっていました。

個室だらけの山小屋より、素敵な出会いがあるのが、高谷池ヒュッテの魅力。 

確かに、他人との交流、ふれあいを嫌がる風潮の現代社会では時代遅れなのかもしれません。でも、それを時代遅れと考えるのではなく、小屋の特徴とすれば良いと思いますが。

また、トイレの水洗化。今の"ポットントイレ"は慣れない人もいるでしょう。 

でも、使用する水、どこから持ってくるのでしょうか?

今年は高谷池の水、少なめ、梅雨の雨次第では秋には飲料水ですら事欠くような事態になりそう。こんな時に水洗トイレはどうするのでしょうか?

飲料水に不自由する事態は高谷池ヒュッテではよく起こります。

いずれにしても高谷池ヒュッテも大きく変わりそうです。でも、時代の上っ面の流れに左右されることなく、しっとりとした、それでいて心が休まるような、心のオアシスのような山小屋になって欲しいです!

古くなった施設の改善と、この小屋の雰囲気の維持、このバランスは難しいですが。

でも、この小屋のスタッフは冬も含めて本当にこの山が好きな素敵なメンバーです。彼らがいる限り、小屋の良さは維持されるとは思いますが。そして彼らに会いに来る小屋のサポーター達。

かれこれ30年近く、100回以上訪れている物好きの戯言ですが。

コメント
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