ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

スリランカ、コロンボ編

2016-12-09 00:54:08 | 旅行(海外)
18年とか19年ぶりのスリランカ。1998年だったか、その時は3週間程度、滞在している。
南インドのトリバンドラムからコロンボへ飛んだ。真っ先に思ったのが、顔つきは一緒な
のに、人が柔らかいなと感じた記憶が今も残っている。一度南へ下り、その後、中部の
古都、キャンディーなどへ行った。

当時は、まだ北部で内戦中だった。他の都市でも度々、爆弾テロなども起こっていて、
街中に兵士の姿があちこちにいた記憶も。道脇には軍のコンクリート製のチェックポ
イントがいくつもあって、そこから機関銃の先が覗いていたのも鮮明に覚えている。
写真を撮って怒られたこともあったな。

それが、今やすっかり跡形もなかった。コロンボだけしか訪ねていないが、町は随分、
キレイになっていたし、古い建物も随分、建て直されていた。トゥクトゥクにメーター
が付いていたのも驚きだった。

昔は本当に汚かったフォート駅近くのバザールも、すっかり様変わり。家族を宿に置き、
一人、2~3時間、昔歩いたところを歩き回った。時々、英領時代に建てられたコロニアル
風の朽ち果てたビルが残っていて、ビルの正面の屋根下に建てられた年号がかすかに残っ
ているのもあって1902年とか1898年などと書かれている。こういうのを見て歩くのが好
きで、写真もこんなものばかり撮ってしまう。

ジロジロ見られるのはさすがに南アジアだなと思った。時々、何か言い寄ってくる人もい
るけれど、インドほどしつこくないし、断ればすぐに去っていくのも、昔と同じだった。

フォート地区は子供と歩いた。ここは英国やオランダ統治時代の建物が整備され、キレイ
に残っているエリア。歩いているとスリランカの女性からよく話しかけられた。
と言っても、子供向けだ。名前、歳、どこからきたのか?お父さんは好きか?
なんでスリランカに来たのかと、皆、同じ質問ばかり。

まぁ、2日間だけでは、なじみのないスリランカを認識することは難しいらしく、強烈な
インパクトもないので、何を思ったのか不明だ。ただ、大きな仏像を見て、「ここは日本
と同じ神様なの?」と、日本からこんなに離れているのに、同じ神様というところが意外
だったようだった。




コメント