高山右近列福記念献茶ミサ
高槻城主でありキリシタン大名である高山右近
秀吉、家康からの棄教命令にも信仰を捨てず、国内そして国外追追放となり最終的にはマニラで亡くなった。
そんな高山右近が今年2月に列福されたのを記念しての献茶ミサ。
ミサと献茶式が個別に行なわれることはあっても、ミサの中で献茶式が行なわれるのは日本では初。
しかも裏千家からは大宗匠を、カトリックからは大阪大司教を迎えての式。
大宗匠
今日のお点前は立礼だったが、席を立たれて立礼の場に移られると、やはり聖堂内の空気が一気に緊張する。さすがのオーラ。
まずは白い袱紗。
四方捌きも含めてゆっくりと一椀(金色)を点てられ、中央の祭壇に運ばれて神様に献茶。
続いて紫の袱紗。
もう一椀(銀色)を点てられ、横の右近肖像画前に運ばれて高山右近に献茶。
大宗匠は、カトリックのミサが進められる中でも、何やら口元で祈り、つぶやいておられるような感じだった。
後ほどの講演会では、今は亡き登美子夫人がカトリック信者であったことを話されていたし、更には父淡々斎もまたご自身も同志社に通い、聖書、賛美歌には親しんでいたことも話されていた。
淡々斎が晩酌で気分の良い時には賛美歌を歌っていたというエピソードにはちょっと驚いたが。
献茶弥撒、出席された方の心の中に何か残れば幸い。
京都新聞ニュース
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170425000159
高槻城主でありキリシタン大名である高山右近
秀吉、家康からの棄教命令にも信仰を捨てず、国内そして国外追追放となり最終的にはマニラで亡くなった。
そんな高山右近が今年2月に列福されたのを記念しての献茶ミサ。
ミサと献茶式が個別に行なわれることはあっても、ミサの中で献茶式が行なわれるのは日本では初。
しかも裏千家からは大宗匠を、カトリックからは大阪大司教を迎えての式。
大宗匠
今日のお点前は立礼だったが、席を立たれて立礼の場に移られると、やはり聖堂内の空気が一気に緊張する。さすがのオーラ。
まずは白い袱紗。
四方捌きも含めてゆっくりと一椀(金色)を点てられ、中央の祭壇に運ばれて神様に献茶。
続いて紫の袱紗。
もう一椀(銀色)を点てられ、横の右近肖像画前に運ばれて高山右近に献茶。
大宗匠は、カトリックのミサが進められる中でも、何やら口元で祈り、つぶやいておられるような感じだった。
後ほどの講演会では、今は亡き登美子夫人がカトリック信者であったことを話されていたし、更には父淡々斎もまたご自身も同志社に通い、聖書、賛美歌には親しんでいたことも話されていた。
淡々斎が晩酌で気分の良い時には賛美歌を歌っていたというエピソードにはちょっと驚いたが。
献茶弥撒、出席された方の心の中に何か残れば幸い。
京都新聞ニュース
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170425000159
今日、記念ミサに参列させていただきました。
初めてのカトリックのミサで、厳かな雰囲気に
感動しました。
大宗匠のお点前も拝見出来て嬉しく思っています。
もしかしたら明日の風に吹かれてさんを、
お見かけ出来るかと思っていましたが、
司式司会をされていたのですね。
こちらこそはじめまして。
昨日の献茶弥撒に参列されておられたんですね。 ミサの中で献茶式が行なわれるという本邦初のコラボ、なかなか味わい深かったですね。
いろいろな巡り合わせで司会をさせて頂きましたが、至らぬ点も多くお恥ずかしい限りです。
でも、ブログで通じる方が同じ場におられたとはなにか感慨深いです。
引き続きよろしくお願いします。
ブログサイトを教えて頂けたらまた訪問させて頂きます。どうぞよろしく。
私は、モバイルには疎くてブログをしていないので
また時々こうしてコメントを書かせていただこうと思っています。
明日の風に吹かれてさんのお声、
落ち着いた良く通るお声で、厳粛な弥撒に
とても合っていました。
参列は初めてでしたが、戸惑いもせず
落ち着いて居る事が出来ました。
教会内に居る時、静まり返った中で
時折聞こえる外からの音を聞いていて、
お茶室に居る時の様な感覚を感じました。
献茶式とても楽しみにしていました。
今思い返しても、夢の様です。
右近肖像画には気付かなかったので
お写真嬉しいです。
そうですか、ブログはされておられないんでしたか..
私のブログも、日々感じることをただ書き綴る自分のための備忘録のようなものです。
それよりも、みむさんが教会内で感じられた「お茶室に居る時の様な感覚」とはいいですね。
分かります。
右近も、おおっぴらに教会を建てられない時代には茶室に祈りを求めたといいます。
たった一枚の壁でへだれられた空間に人は何かを感じるんでしょうね。
私も心豊かな時間を過ごしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願い致します。