できることからはじめよう！～地域安心サポートつくり事業

３月から民生委員児童委員協議会（民児協）・地域包括支援センター（包括）・社会福祉協議会（社協）の三者で、「地域安心サポートつくり事業」を実施しています。
この事業は、ざっくばらんな話し合いの中で、地域の支え合い事例や状況を出し合い把握し現在の地域福祉の課題を共有することで地域を見直すことが目的で、それによって、地域で高齢者が安心して暮らすためにはどのような地域の支え合いが必要かを考えます。
「みんなで地域を見直し、できることは何かを考え、できることからはじめよう！」というものです。

この取り組みは、町内の５地区で順次実施されており、４月１５日（水）には吉岡地区の民生委員が集まり地域の支え合い状況について事例や意見を出し合いました。

「雪かきを近所の人がしているよ」「病院に行くときは近所の人と乗り合わせて行くみたい」

様々な支え合い事例が出され、用意した模造紙はふせんでいっぱいになりました。
地域にはこんなにたくさんの支え合いがあったのですね！

この日で５地区全てで第１回目が終了となりました。
今後は、第２回目で１回目で見えてきた課題を出し合い、難易度や主体別などに整理してみます。そして最終３回目ではできることは何か？具体策を考えていきます。


近年人と人とのつながりの希薄化が取りざたされていますが、福祉関係者同士は連携を密にしていかなければなりません。
包括の職員も社協の職員も地域の身近な相談役である民生委員の方々ともっと近い距離でお話がしたいと思っていましたので、この取り組みをきっかけに日頃活動の中で抱える悩みを分け合ってお互い少しでも活動に活かせれば良いなと思っています。