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世界三大宗教(分派した仏教)

2017年05月29日 | 宗教
上座部仏教、大乗仏教、密教の誕生の経緯と特徴

上座部仏教は、修行者自らが「ブッダ」になることをめざす仏教
大乗仏教は、ブッダを崇拝する在家信者たちによって生まれた仏教
 ☆悟りを求めて他者に尽くす「菩薩」を理想とする
密教は、大乗仏教がヒンドゥー教の影響を受けて誕生した仏教
 ☆ヒンドウー教では、秘密めいた儀式・呪法を行い、現世利益の享受を説く
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください
出典、世界『三大宗教(洋泉社)』(中法大学保坂教授)








分派した仏教(世界『三大宗教(洋泉社)』記事より画像引用)

上座部仏教
修行者自らが「ブッダ」になることをめざす仏教
出家者はサンガ(教団)に所属して僧院で生活をする
 ☆ブッダ(釈迦)が定めた戒律を厳格に守って修行に励む
仏典は西インドの地方言語と考えられるパーリ語で書かれたものを使用
仏典の内容と解釈についてはすべて統一されている

大乗仏教が出来た経緯
ブッダを崇拝する在家信者たちによって生まれた仏教
大乗仏教は、在家信者に無関心な上座部仏教を「小乗」として批判した
 ☆小乗「劣った乗り物」という意味
修行に励む人だけがブッダになるのは、救済の道の器ではないと批判
ブツダに対する信仰心さえあれば、全ての人々がブッダとなって救済される

大乗仏教の教え
悟りを求めて他者に尽くす「菩薩」を理想とする
多くの人々に、教えへを親しみやく分かり易くする
 ☆ブッダの前世の物語や、仏弟子の活躍を描いた仏典を次々と作成
万人救済の魅力もあり、紀元1世紀ころから信者を増やす
信者は出家者と在家の双方です
仏典は古代インドの公用語サンスクリット語(梵語)で書かれている
 ☆仏典の内容・解釈をめぐり宗派内抗争(他の宗派に枝分かれする)
 ☆仏典は、各宗派で異なる

密教
インドで大乗仏教がヒンドゥー教の影響を色濃く受けて誕生した仏教
ヒンドウー教は、秘密めいた儀式・呪法を行い、現世利益の享受を説く
 ☆ヒンドウー教は、バラモン教と各地の土俗宗教が融合して成立した民衆宗教
密教は、ヒンドゥー教が現世利益享受のために行う儀式
 ☆火祭ホーマ(護摩)やマントラ(真言)など儀式の数々取り込む
 ☆悟りにいたりブッダになるための方法に昇華させている
密教は、この革新的な取り込みにより、古代インドで確固とした立ち位置を確立した


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