老人の寝言

頭の体操

尾を引く相撲の話、

2017-12-02 11:27:27 | 日記・エッセイ・コラム
今日は白鵬の話をしよう、こう永くなったのも 日馬富士の引退など事件が大きくなってしまった事もある、あの場所に白鵬など横綱が全部揃っていた、

白鵬が取り鎮めをすれば 日馬富士の引退まで行かなくても事は収まっていただろうと想像に難くない。この事件の火付けは彼が言い出したのが発端である。 白鵬の後輩への教えからだ、

この最中にじっと聞いていなかったのが、問題の起こりだ、ここで日馬富士の手が出た、これを白鵬が止めていればここまではなれなかったのではないか、

最初から白鵬のお説教が嫌だったんだ、だからじっと聞き入れることは 彼にすれば苦痛だったのだ、若干の反発もあった、そこへ持ってきて一杯入っていたのだ、騎虎の勢だ、つい大きな動作になってしまった。

ここで白鵬が取り鎮めに手を貸せば、ここまでには至らなかったのではないか、だが彼も人間だ、止めなかったのではないか、頭が切れる程の傷が入ったが、止めなかったのだ。

彼は40勝もしたのだ、気分は高揚している、恐らく角界の総理ぐらいの気持ちではなかったか、それだから万歳三唱なども自分から言い出して やってしまった、

これは自分の立場を勘違いしているのを、理解出来ていない、まるでこの位は当然の権利として良いだろうと思っている、最高位の横綱で40勝もしている、この程度はいいのではないか、と思い違いをしている。

この辺が立場の違いを理解出来ていない、まるで会社の社長にでもなったつもりがあった、彼は一介の力士である、相撲協会の役員でもなんでもないのだ、だが協会の為頑張ったのを 地位が上がり何でもやれると勘違いがあった。

ここに大きな間違いを起してしまったのだ、一種の自惚れでもある、国が違えば考え方も違う、そう言った事がご本人は分からず仕舞いだったのだ、協会の役員が決めるべきを 一介の力士が独断で決めることに 何ら違和感を感じなかったのだ。

ここら辺が事件を大きくしてしまったのだ、お国柄がああなのか、それにしても親方もある程度の事は、教えておかないと こんな事になってしまう。 日馬富士には残念な事をしてしまった。