銀ブラリ～ン☆

「銀ブラリ～ン☆」


やっぱりね。

年賀状のこと。

彼女はすっかり忘れていた。


いつもながら悪い期待は全く裏切らない。


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銀ブラとは、銀座の街をブラブラ歩くこと。でも、本来は、銀座パウリスタでブラジルコーヒーを飲むことを意味するらしい。

そんな堅苦しいことはなしに、彼女と銀座の街をブラブラすることにした。


→なぜに銀座なのか?
　それはまたの機会に。


1月14日。雲ひとつない澄んだ空。まぶしい太陽。それなのにものすごく寒い。

髪をオールバックに固め、眉毛を極限まで細くした顔にはサングラスをかけ、ライダース姿のガラの悪い僕は、歌舞伎座の前で待ち合わせ。

う～ん、何とも似つかわしくないなぁ(´ー｀;)ゞ

それにしても5分くらいで着くと言っていたが――寒い寒い…。


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田園地帯で育った僕には、こんな高層ビルが所狭しと軒を連ねている街が、息苦しくて仕方がない。

松坂屋のB2にある無印良品のお店に行って、ちょっとした日用品を買い。B1にあるフレッシュジュース・フレッシュワンで、いちごのジュースを飲んだ。

そこで、イヤミったらしく年賀状を差し出す。

絵がなかなか好評だったので、満足。


♂「で、僕宛ての年賀状は？」

♀「ごめんなさい。今度こそ出すよ。住所教わったし。」


…て言うか、あくまでも郵送にこだわるのか(・・;)


ヽ( ´∀`)ノ「勝ったな」



…と勝ち誇っていたのだが。


【つづく】

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【リンク】

「世界で一つだけの年賀状」2010/01/14
　http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/7f5ab0f21734150cbfb00eca46b97f3d