元カノと行ったちょっぴりトホホな旅(in栃木)第一話
昨日書いた「秀吉ラーメン(金箔入りなのに…)」の続きです。
**************
いちご狩りに行こうと決まったのは、前日の夜のことだった。まずいラーメン店に行かないように事前に検索しているときに目に飛び込んできた「いちご狩り」の文字。これだ!と僕は思った。
「いちご狩り」という文字自体は毎日通勤時に見ていた。旅行代理店の店前にあるパンフレットでだ。そのせいか僕の心の奥底に蓄積されていたようで、インターネットで検索しているときに飛び込んできた「いちご狩り」の文字を見た時に、ドラクエのレベルアップの時の効果音が鳴ったような気がした。
佐野近辺でいちご狩りができるところを検索してみると、一件目は予約が終了していた。そもそも前日なんかに予約できるものなのかすら危ういものだ。一応当日のキャンセル待ちというのもあるらしいが、そんなもの当てにしたくない。
2件目(いちごの里)を見てみると、あっさりと空きが見つかった。午前の部(11:00)と午後の部(14:00)どちらも予約ができる。佐野ラーメンを食べる前にいちご狩りというのもいただけないと思ったが、午前中に済ませてしまおうということになった。
いちご会員になると100円安くなって料金は1100円だ。いちご会員とはメール会員のことで、会員にならないとオンラインようやくもできないようだ。登録が無料なので、迷わず(案外迷っちゃったけど)会員になって予約を済ませた。
携帯で道を調べてみると驚くほど簡単に行けることが分かった。
国道4号バイパスを41.2km北上し、国道50号を9.2km西に走って右折すれば着いてしまう。時間は1時間50分と出ているが、おそらくそんなにかからないだろう。
**************
当日(3/31)
「いちごの里」のホームページには、「5分前までに受付をお済ませください。」「遅刻したお客様のいちご畑へのご案内はできませんのでご注意ください。」と書いてあるので、ビビりな僕は念のため思いっきり余裕をみて出発する。
車内でのBGMはひたすらCHAGE&ASKA(ソロ含む)だ。iPodのなかには300以上ものCHAGE&ASKA関連曲が入っていて快適なドライブには向いていないものもかかるけれど、それはそれでいい。
あまりにもスムーズなドライブで10時にたどり着いた。受け付けは10:45からと書いてある。「5分前までに済ませろ」と偉そうに書いてあるくせに、受け付けは45分からと10分しかない受け付けないなんてなかなかせこいと思った。
実際には30分位から団体さんが受付を初めて個人客も並びだした。それにつられて僕も4番目に並んだ。
ところがその団体客の対応が面倒だったらしく、次に並んでいた客に対して「受け付けは10:45から」というボードを指さしてスタッフはどこかへ逃げてしまった…。
おいおいヾ(℃ ゜)∂
お土産屋がやっていたので、受付時間までお土産屋を覗いてみる。たくさん入っているクッキーがあれば職場に買っていこうと思ったが、いい値のする洋菓子しかなかったのでパスすることにした。家族のためにでかいバームクーヘンをかって、いちごオーレのもとといういちごジャムみたいなのを買った。
昨夜遅くに無機質な予約を済ませたので多少不安があったが、きちんと名前があって受付を済ませることができた。
総勢50名ほどだろうか、僕らは、いかにも農園の方という格好をしたおっちゃんに引率されて思ったよりもと遠いビニールハウスへとやってきた。僕らは歩くのが遅いグループに属していて途中信号に引っ掛かってしまった。それなのに、振り向きもせずスタスタと歩いて行ってしまったじゃちょっぴり切なかったぜ、おっちゃん。
おいおいヾ(℃ ゜)∂
日差しは強いのにひんやりしている外とは違い、ビニールハウス内は温かかった。
(ノ*бoб)ノいちごがいっぱい!!
すかさず赤いいちごを摘んで食べる。色にこだわる。形にこだわる。大きさにこだわる。いろんなこだわりを持って食べる食べる食べる。
なるほど(□。□-)
おいしいいちごの見分け方が何となくわかってきたような。
子供連れの家族が多く、子供のはしゃぐ声が何より楽しかった。「お母さん見て、いちご~。」「まん丸いよ~。」「すごく赤~い。」と、そのまんまやんけとツッコミを入れたくなるようなのばかりだ。
ふっ、お前らは詩人にはなれないな└(´ー`)┌
と、そのとき、一人の少女(6歳程度)が詩的な声を発した。
「お母さん見て~、キティちゃんみたいないちごだよ~。」
その子のお母さんは4歳くらいの子供の相手をしてキティちゃんのようないちごには見向きもしなかった。
「お母さん見て~、このいちごキティちゃんみたい~。」
「ね~みて、これ、キティちゃんみたい、キティちゃんみたいないちご見て~。」
きっといびつな形をしていてキティちゃんの輪郭をしているのだろうと思って僕らも見てみたのだが、何の変哲もないいちごを持っていた。どちらかというと形のしっかり整った三角形の赤いいちご。
むむむ(-""-;)
この子は何をキティちゃんのようだと言っているのだろうか。きっと子は詩人になれる素質があると僕は思った。
相手にしていなかったお母さんが振り返ってついに口を開いた。
「もう、いいから早く食っちゃいなさい(`□´)」
イライラ感たっぷりであまりにも夢のない返答に僕らは爆笑してしまった。
そりゃねえっすよ、お母様~。楽しそうだったのに子供黙っちゃったじゃん(-o-;)
そんなこんなで30分近くひたすらいちごを食った僕らは大満足でいちご狩りを終えた。
いちごはほとんどが水分なので、このあと1日中トイレに行く羽目になって大変だったのだが、まぁ良しとしよう。
時刻はもうすぐ12:00、いちごを食いすぎてラーメンという気分ではないので、佐野厄よけ大師にお参りをして、ラーメンを食べに行くことにした。
「つづく」
次回は佐野厄よけ大師でのちょっぴり切ないお話です。乞うご期待!!
**************
【リンク】
「秀吉ラーメン(金箔入りなのに…)」(2009/04/04)
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/8a8fa8d5cdf8b6af6ea1567c4b727e52
まずいラーメンに300円分のトッピングを入れるべきか、入れぬべきか。
「いちごの里」
http://www.itigo.co.jp/contents/itigogari/
↑僕らが行った農園のホームページ。
いちご狩りはいかが?4月は大人900円ですよ!!
昨日書いた「秀吉ラーメン(金箔入りなのに…)」の続きです。
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いちご狩りに行こうと決まったのは、前日の夜のことだった。まずいラーメン店に行かないように事前に検索しているときに目に飛び込んできた「いちご狩り」の文字。これだ!と僕は思った。
「いちご狩り」という文字自体は毎日通勤時に見ていた。旅行代理店の店前にあるパンフレットでだ。そのせいか僕の心の奥底に蓄積されていたようで、インターネットで検索しているときに飛び込んできた「いちご狩り」の文字を見た時に、ドラクエのレベルアップの時の効果音が鳴ったような気がした。
佐野近辺でいちご狩りができるところを検索してみると、一件目は予約が終了していた。そもそも前日なんかに予約できるものなのかすら危ういものだ。一応当日のキャンセル待ちというのもあるらしいが、そんなもの当てにしたくない。
2件目(いちごの里)を見てみると、あっさりと空きが見つかった。午前の部(11:00)と午後の部(14:00)どちらも予約ができる。佐野ラーメンを食べる前にいちご狩りというのもいただけないと思ったが、午前中に済ませてしまおうということになった。
いちご会員になると100円安くなって料金は1100円だ。いちご会員とはメール会員のことで、会員にならないとオンラインようやくもできないようだ。登録が無料なので、迷わず(案外迷っちゃったけど)会員になって予約を済ませた。
携帯で道を調べてみると驚くほど簡単に行けることが分かった。
国道4号バイパスを41.2km北上し、国道50号を9.2km西に走って右折すれば着いてしまう。時間は1時間50分と出ているが、おそらくそんなにかからないだろう。
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当日(3/31)
「いちごの里」のホームページには、「5分前までに受付をお済ませください。」「遅刻したお客様のいちご畑へのご案内はできませんのでご注意ください。」と書いてあるので、ビビりな僕は念のため思いっきり余裕をみて出発する。
車内でのBGMはひたすらCHAGE&ASKA(ソロ含む)だ。iPodのなかには300以上ものCHAGE&ASKA関連曲が入っていて快適なドライブには向いていないものもかかるけれど、それはそれでいい。
あまりにもスムーズなドライブで10時にたどり着いた。受け付けは10:45からと書いてある。「5分前までに済ませろ」と偉そうに書いてあるくせに、受け付けは45分からと10分しかない受け付けないなんてなかなかせこいと思った。
実際には30分位から団体さんが受付を初めて個人客も並びだした。それにつられて僕も4番目に並んだ。
ところがその団体客の対応が面倒だったらしく、次に並んでいた客に対して「受け付けは10:45から」というボードを指さしてスタッフはどこかへ逃げてしまった…。
おいおいヾ(℃ ゜)∂
お土産屋がやっていたので、受付時間までお土産屋を覗いてみる。たくさん入っているクッキーがあれば職場に買っていこうと思ったが、いい値のする洋菓子しかなかったのでパスすることにした。家族のためにでかいバームクーヘンをかって、いちごオーレのもとといういちごジャムみたいなのを買った。
昨夜遅くに無機質な予約を済ませたので多少不安があったが、きちんと名前があって受付を済ませることができた。
総勢50名ほどだろうか、僕らは、いかにも農園の方という格好をしたおっちゃんに引率されて思ったよりもと遠いビニールハウスへとやってきた。僕らは歩くのが遅いグループに属していて途中信号に引っ掛かってしまった。それなのに、振り向きもせずスタスタと歩いて行ってしまったじゃちょっぴり切なかったぜ、おっちゃん。
おいおいヾ(℃ ゜)∂
日差しは強いのにひんやりしている外とは違い、ビニールハウス内は温かかった。
(ノ*бoб)ノいちごがいっぱい!!
すかさず赤いいちごを摘んで食べる。色にこだわる。形にこだわる。大きさにこだわる。いろんなこだわりを持って食べる食べる食べる。
なるほど(□。□-)
おいしいいちごの見分け方が何となくわかってきたような。
子供連れの家族が多く、子供のはしゃぐ声が何より楽しかった。「お母さん見て、いちご~。」「まん丸いよ~。」「すごく赤~い。」と、そのまんまやんけとツッコミを入れたくなるようなのばかりだ。
ふっ、お前らは詩人にはなれないな└(´ー`)┌
と、そのとき、一人の少女(6歳程度)が詩的な声を発した。
「お母さん見て~、キティちゃんみたいないちごだよ~。」
その子のお母さんは4歳くらいの子供の相手をしてキティちゃんのようないちごには見向きもしなかった。
「お母さん見て~、このいちごキティちゃんみたい~。」
「ね~みて、これ、キティちゃんみたい、キティちゃんみたいないちご見て~。」
きっといびつな形をしていてキティちゃんの輪郭をしているのだろうと思って僕らも見てみたのだが、何の変哲もないいちごを持っていた。どちらかというと形のしっかり整った三角形の赤いいちご。
むむむ(-""-;)
この子は何をキティちゃんのようだと言っているのだろうか。きっと子は詩人になれる素質があると僕は思った。
相手にしていなかったお母さんが振り返ってついに口を開いた。
「もう、いいから早く食っちゃいなさい(`□´)」
イライラ感たっぷりであまりにも夢のない返答に僕らは爆笑してしまった。
そりゃねえっすよ、お母様~。楽しそうだったのに子供黙っちゃったじゃん(-o-;)
そんなこんなで30分近くひたすらいちごを食った僕らは大満足でいちご狩りを終えた。
いちごはほとんどが水分なので、このあと1日中トイレに行く羽目になって大変だったのだが、まぁ良しとしよう。
時刻はもうすぐ12:00、いちごを食いすぎてラーメンという気分ではないので、佐野厄よけ大師にお参りをして、ラーメンを食べに行くことにした。
「つづく」
次回は佐野厄よけ大師でのちょっぴり切ないお話です。乞うご期待!!
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【リンク】
「秀吉ラーメン(金箔入りなのに…)」(2009/04/04)
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/8a8fa8d5cdf8b6af6ea1567c4b727e52
まずいラーメンに300円分のトッピングを入れるべきか、入れぬべきか。
「いちごの里」
http://www.itigo.co.jp/contents/itigogari/
↑僕らが行った農園のホームページ。
いちご狩りはいかが?4月は大人900円ですよ!!
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