★YUKAの気ままな有閑日記★

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【本】そして扉が閉ざされた

2008-08-20 11:33:50 | 本【小説・日本】

       『そして扉が閉ざされた』     岡嶋二人     講談社文庫
【comment】
先日読んだ『99%の誘拐』が面白かったので、続けて岡嶋さんの作品を読みました
で、、、コチラも
超~面白かったですぅ~
ふふふ・・・どうやら私は、今更ですが、岡嶋二人さんの作品にハマりそうです。

ハマったついでに作者についてちょっと書きますね~(不精なので解説から引用・汗)
*岡嶋二人
井上泉、徳山諄一の共作コンビによるペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞受賞、1986年『チョコレートゲーム』で第39回日本推理作家協会賞受賞、1989年『99%の誘拐』で第10回吉川英治文学新人賞を受賞した。尚、1989年に『クラインの壺』を刊行と同時にコンビを解消する。

作品も多いですし、有名な作家さんみたいですね~
この作品が出版されたのが1987年だし、その頃の私は、気違いのように海外小説ばかり読み漁っていたので、日本の作家さんにとんと疎かったのよねぇ~
いや~~~義妹のお陰で好みの作家さんに出会えたわ~感謝感激雨霰

  -story-
富豪の娘・三田咲子が別荘に遊びに行った時に不審な事故で死亡してから3か月。
咲子が死んだ時に一緒にいた男女4人は、咲子の母親に呼び出され、、、気が付くと密室に閉じ込められていた。
そこは窓のない蒲鉾型の倉庫のような所で、やがて三田家別荘の地下シェルターであることが判明する。
シェルターには外部への連絡方法も脱出方法もなく、簡単な食事と水が用意されているだけだった―

毛利雄一、影山鮎美、成瀬正志、波多千鶴の4人は、3ヶ月前に別荘で過ごした悪夢の4日間を思い出す。
我儘で鼻もちならない咲子が死んだのは、本当に事故だったのか?
少なくとも4人を閉じ込めた咲子の母親は、あの事故は殺人だったと思っているようだ。
咲子の母親の真の目的は何か?
4人は死に物狂いで脱出を試みながら事件について推理していくが―

本作の舞台は地下シェルターなんですね~それが何とも言えず息苦しくて怖いっ
で、、、『登場人物が知らない間に眠らされ、目覚めたら密室に―』っていうシュチュエーションだと、『ドアD』とか『ZOO 1』の「SEVEN ROOMS」などを思い出しちゃって、「もしかしたらこれってホラーかな?」ってゾクゾクして、最初に部屋の構図を説明された時には、「きっとあそこからガスが噴き出す」とか「一人ずつ犠牲に?」とか、、、良からぬことを想像していたのですが(汗)、そういう類のお話ではありませんでした~
ジャンルでいったらかなり完成度の高い本格推理物だと思いますぅ~

4人で何とか脱出を試みながら3ヶ月前の出来事を回想する―という物語展開ですが、やはり作家さんが文章力に長けていらっしゃり構成も抜群に上手いせいか、面白くって面白くって途中で止められませんでした~
よく考えたら、特にどう~ってことないお話のような気がするのですが(汗)、物語にグイグイ引き込ませる吸引力が半端でないところは素晴らしいと思います
4人の男女の個性もしっかりと描かれており、人物描写も秀逸でございました。
オチも・・・かなり好みでした~
ちゃんと伏線があり、意外なオチでもないけれど、もっていき方が良かったと思います。

  一気読み必至の一級のエンタメ作品
  『99%の誘拐』と同じく、脳内映像がバッチリ浮かぶ面白い作品で~す
                            (4.5点)

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10 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (SOAR)
2008-08-20 17:24:35
いつもお世話になってます~。

『99%~』も捨てがたいけど、こっちもムチャクチャおもしろかったでしょ~?

密室に閉じ込められる話は他にもあるけど、それらとははっきりと一線を画す傑作だと思います。咲子の死の真相はなんか無理やりな気がしなくもないですが、そこにたどり着くまでの4人の話にぐいぐい引き込まれますよね。誰が犯人なんだ?と思っていると・・・おっと、ネタバレはやめときましょう。

刑事や探偵や作家といった定番の主役が出てこなくとも、こんなに面白いミステリーがあるんですよね!
おかしな2人 (ともや)
2008-08-21 01:27:50
こんばんは、由香さん♪
ハマってる、ハマってる♪
岡嶋二人のペンネームの由来が、ジャック・レモンが出演したコメディ映画「おかしな二人」からというのは有名な話ですが、彼らの作品を読んでいる時は、2人で小説でどういう分担なんだろうって不思議に思ってました。
読むたびにいろんなジャンル、トリックに挑戦していて、凄いなぁ~って毎回思ってました。

ちなみに井上夢人さんの作品では「オルファトグラム」が意外と好きです。
匂いを色や形でしか識別できなくなった青年が事件に挑んでいくミステリー。

とりあえずは岡嶋二人制覇してみてくださいませ~♪

SOARさんへ^-^* (由香)
2008-08-21 23:23:15
こんばんは!
コメントありがとうございました^^・
はいっ!とっても面白かったですぅ~
99%も大好きですが、コチラの方は、作品も短めで読みやすく、とっつきやすいかなぁ~と思いましたのでマークをつけておきました(笑)

密室物だったので、はじめは怖い想像ばかりしていたんですよ~(笑)
でも、そういうホラー系の展開じゃーないのに、グイグイ読ませますよね~
登場人物たちのやり取りに3ヶ月前の出来事をはさめる構成が上手かったなぁ~スッゴク面白かったです♪

これからも岡嶋さんの作品を少しずつ読んでいきたいと思っています
ともやさんへ^-^* (由香)
2008-08-21 23:33:28
こんばんは!
コメントありがとうございました^^・
『おかしな2人』という本も出版されていますよね~
もう少し岡嶋さんの本を読み進めたら手にとってみたい一冊です♪
お二人で作品を作り上げるのは大変なことですよね~
おもに執筆は井上さんが担当されていたとどこかで読みましたが、、、それにしても色々なジャンルを書かれていらっしゃるようで、、、これから他の作品を読むのも楽しみです!

ともやさんは井上さんの作品も楽しみにされているんですよね~
最近古本屋さんで『あくむ』『メドゥサ、鏡をごらん』『パワーオフ』を見つけました!!・・・・・買わなかったけど(汗)
『オルファトグラム』がオススメなんですね~チェックさせて頂きます♪
こんにちは~ (hito)
2008-08-22 10:36:39
TBありがとうございました!

由香さん岡嶋作品すすんでますね~
この設定「SEVEN ROOMS」や「ソウ」を思い出させますね~何がどうなってるの?と登場人物と一緒にドキドキさせられました。
設定はすごく強烈に覚えているのですが・・結局どうだったの?ラストは?というと全く覚えていません(汗)

「クラインの壺」も面白かったですよ~
hitoさんへ^-^* (由香)
2008-08-22 16:40:55
こんにちは!
コメントどうもありがとうございました^^・

うふふ・・・岡嶋作品にハマってしまいました~♪
hitoさんは沢山読まれていますよね~
オススメの『クラインの壺』も手元にありまして、近々読もうと思っています!

密室に閉じ込められる―っていうと、SEVEN ROOMSを思い出しますよね~
あれは、、、かなり怖いお話でした。ラストでは悲しくて泣いちゃったわ・・・
コチラは猟奇的なお話ではなくて本格推理で面白かったです!ラストは・・・えっと・・・とりあえず4人とも無事です(笑)
「クラインの壺」とコレと^^ (latifa)
2008-09-09 19:05:29
由香さん、こんにちは~!
読みましたぞ。2冊とも(^O^)
両方面白かったけれど、どっちかっていうと、クライン・・の方が私は面白かったかな。
でも、悲しいかな、両方とも、どこかで読んだ・見た様な内容なので、私にとっては斬新さ・・という点に欠けちゃったみたいなの・・・・。
クラインはマトリックスよりも前に作られた小説だった事を知ってビックリ。今から10数年前に読んでいたら、さぞや面白くて興奮しちゃっただろうな~と思ったわ。

こちらも、面白かったんだけれど、出て来るキャラが嫌なヤツでねぇ(死んだ子も、主人公の男も)
小説の感想、もし書いたらまたTBさせて頂くのに再度やって来ます~♪

PS ところで、最近「死神の精度」の映画版を見たのよ・・。今、由香さんのレビュー読んで、同じ・・・って思った。な~んか日本映画のテンポの悪さっていうか、あんまり良くない部分がチラチラ見えちゃった映画だったな・・・。悪くは無いんだけど、良くもない・・・

それと、チームバチスタ、今手元にあるんだけど、これも先に由香さんちのレビュー見ちゃったら、あらら・・・・2つ★半ね・・・
今度フジテレビでドラマ化するらしいね♪ それはなんだか楽しみ。主演はチビノリダーだって^^
原作は未読なんだけれど、映画は男を女に変えちゃったんだってね。(竹内さんに) そいうの、あんまり好かないんだな~。だからドラマ版が楽しみ。
遅ればせながら (SGA屋伍一)
2008-09-09 22:05:09
こんばんは、由香さん

実はこの本だいーぶ前に読んだことありました。何冊か読んだ岡嶋二人作品の中では、一番面白かったです(皆さんほめられてる『99%の誘拐』は未読なんですけど)

「一体誰が犯人なのか?」 テーマもストーリーもとってもシンプルなんだけど、それだけに最初から最後まで一気に読めてしまいました。真相も十分納得いくものだったしな~ 強いて難点をあげるとするなら、主役の男がなんかむかついたくらい(笑)

岡嶋さんは誘拐ネタがお得意だったそうで、当時やはり人気だった島田荘司氏と並べて「ひとさらいの岡嶋、バラバラ殺人の島田」とか呼ばれていたそうです(^^;)
わたしは一時期バラバラさんの方にかなり入れ込んでました。『占星術殺人事件』や『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』とか、未読ならぜひ読んでほしいです
latifaさんへ^-^* (由香)
2008-09-11 21:04:42
こんばんは~^^・
最近お返事が遅れ気味でゴメンネ~
何だか分刻みに忙しいのよ(汗)本来が怠け者なので疲れがたまるし・・・(いや、年のせいか?・汗)

まぁ~それはさておき、、、読まれたのね~
でも『両方とも、どこかで読んだ・見た様な内容なので、私にとっては斬新さ・・という点に欠けちゃったみたい』でしたか~
そうかぁ~20年も前の作品だものねぇ~
私はね、結構気に入っちゃったのよ。多分文章が好みだったんだと思う。
どんどこどんと引き込まれちゃって~♪
『クラインの壺』は私も読みました。感想も書いたんだけどアップはもう少し先になるかなぁ~

で、、、『死神~』については似たような感想を持たれました?
『日本映画のテンポの悪さっていうか』ふふふ・・・そうなのよね~何なんでしょう?私は、どうも邦画のテンポがいつまで経っても苦手なの。
金城君は良かったし、全体的には雰囲気は良かったんだけど・・・

『チーム~』は原作が大好きなせいもあると思うけど、全然受け入れられない映画でした。
あんなに面白い小説を、どうやったらああいう映画に出来るんだろう?と不思議でした(言い過ぎ・汗)
あまりにもねぇ~あまりにもあまりにもなのよ
連ドラになるのですか?それならば面白いかも・・・
キャラを細かく丁寧に描いて、会話にウイットを持たせて、テーマをきちんと織り込めば、、、の話ですが。(厳しい?・笑)
SGA屋伍一さんへ^-^* (由香)
2008-09-11 21:39:11
こんばんは~^^・
コメントどうもありがとうございますぅ~

やはりSGA屋伍一さんも岡嶋作品を読まれていらっしゃいましたか~
この作品はなかなか面白かったですよね!
『テーマもストーリーもとってもシンプルなんだけど、それだけに最初から最後まで一気に読めてしまいました』
う~ん、私もそうです。取り立てて特筆するべき点はないのですが(汗)、スッゴク引き込ませるのは、岡嶋さんの文章力と構成の上手さかなぁ~と思いました。
主役の男性はちょっとイケ好かなかったですね。でも、死んだ女性の方がムカついたかも~

「ひとさらいの岡嶋、バラバラ殺人の島田」
解説にそういう風に記述がありました。
島田さんの本は、以前1冊くらい読んだ気がしますが、、、
『占星術殺人事件』が超面白そうだったので(早速Amazonで調べました♪)、今度読んでみますね~
私はバラバラ系とか、猟奇殺人とか大好物なので楽しみー
教えて下さってありがとうございました~

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