★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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【本】鬼譚

2009-10-03 15:48:48 | 本【その他】

           『鬼譚』        夢枕  獏 編著         天山出版
【comment】
古本屋さんで、美しい装丁のこの本に惹かれた―
(*註:本当に本は美しいのですが、私の撮った写真がダメダメかも

『陰陽師』でお馴染みの夢枕獏さん編纂で、“鬼”の話ばかりを集めたらしい、、、んな、悪趣味な(汗)、、、いや、興味深い―

   -内容-
  『桜の森の満開の下』             坂口安吾
  『赤いろうそくと人魚』              小川未明
  『安達が原』                   手塚治虫
  『夜叉御前』                   山岸涼子
  『吉備津の釜』                  上田秋成
  『僧の死にて後、舌残りて~第三十一』   今昔物語集
   『鬼、油瓶の形と現じて~ 第十九』     今昔物語集

    『近江国安義橋なる鬼~  第十三』     今昔物語集
  『日蔵上人吉野山にて鬼にあふ事』     宇治拾遺物語
  『鬼の誕生』                   馬場あき子
  『魔境・京都』                  小松和彦・内藤正敏
  『檜垣―闇法師』                夢枕獏
  『死にかた』                   筒井康隆
  『夕顔』                      倉橋由美子
  『鬼の歌よみ』                  田辺聖子

実に色んなジャンルから集めた“鬼”の話がてんこ盛り~

手塚治虫さんと山岸涼子さんは漫画家なので、ちゃんとお二人の漫画も載っているの~
 
個人的には、山岸さんの漫画がメチャメチャ怖かったわん・・・ぶるぶる

で、、、私が特に気に入ったのは、坂口安吾さんの作品かな。
これを読めだだけでもこの本を買った価値がある―って思う。
えっと~お話に出てくるのは山賊とその山賊に浚われた美しい女なんだけど、その女が凄いのなんのって、、、
なんと!!その女の趣味が“首遊び”なのよ~~~んがっ
「何なの?その“首遊び”って?」と思われた方は、是非『桜の森の~』をご一読下さい。
あまり経験のない気持ち悪さと居心地の悪さを存分に味わえるでしょう。

それから、筒井康隆さんの作品がお気に入り~
これは笑える。グロいんだけど妙~に可笑しいの~ぷぷ

あと、倉橋さんと田辺さんの作品も面白かったです。
小川未明さんの『赤いろうそくと人魚』は、幼い頃に読んで、嫌~な感じのトラウマが残っているんだけど、やっぱり怖くて可哀想でした~苦手ですぅ~

さてさて、本書には今昔物語集をはじめとして古典も載っているんだけど、、、困ったことに現代語訳されてないのよ~
編著の夢枕獏さんとしては、現代語訳してしまっては、微妙に伝わらないであろうニュアンスを読者に読みとって欲しい―という心遣いだったみたいなんだけど、、、残念ながらニュアンスどころが文章の意味もよく読み取れなかったわ~ん
ここは、出来れば現代語訳も欲しかったところですぅ~
 
ということで、我が愛読書≪ビギナーズ・クラシックス『今昔物語集』(角川ソフィア文庫)≫に助けを求めたんだけど、載っていなくって残念。
  コチラはオススメで~す
原文、現代語訳、解説のセットになっていて読みやすいです。
中学生以上のお子様にもいいと思いますよ~(ちなみに芥川龍之介の『藪の中』の原話も載っています。映画『TAJOMARU』の元の元のお話です♪)

まぁ~全体的に言ってマニアックっちゃーマニアックなので、全部が全部興味を惹かれるわけでもなかったんだけど、鬼の入門書として(笑)一読の価値はありかも。
あと、個人的には夢枕獏さんの解説がツボでした~  (3点)

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4 Comments

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鬼! (ボー)
2009-10-04 09:32:43
こんにちは。
夢枕さんが好きそうですね、鬼なんて。

「桜の森の満開の下」は映画になっていて、篠田正浩監督、岩下志麻さん出演。いま感想を読んだら、見てみたくなりました~。

日本の鬼って、雰囲気ありますよね。
おばんです (SGA屋伍一)
2009-10-04 21:57:06
夢枕獏先生・・・ どこに住んでるんだったかなー(笑)

『桜の森の満開の下』は相当思い入れがあるようで、あちこちのエッセイで熱く語っていたような

山岸さんの恐怖漫画はホント怖いんですよね・・・ 獏さんは彼女の『私の人形は良い人形』というのを読んで、夜トイレに行けなくなったとか(笑) 

筒井さんの小説ってもしかして平凡なオフィスにいきなり鬼が現れて、一人一人撲殺していく話でしたっけ? 笑えるようなシャレにならないような話でした(^^;

あ、あとようやっとぼちぼち『グラスホッパー』について書きます・・・ またよろしく
ボーさんへ^-^* (由香)
2009-10-05 16:46:27
こんにちは~♪
えらくマニアックな記事にコメント頂き恐縮です^^

鬼ですよ~鬼!!
獏先生がいかにも好きそうでしょう?(笑)
きっと楽しみながら編纂されたのだと思いますが、ちょっとご自分の趣味に走り過ぎかな?ってところもありました。いや、ここだけの話(笑)

>「桜の森の満開の下」は映画になっていて、篠田正浩監督、岩下志麻さん出演
おおお~~~!!!絶対に岩下志麻さんはあの役にピッタンコ!!観てみたいなぁ~その映画。レンタル店で探してみます♪
SGA屋伍一さんへ^-^* (由香)
2009-10-06 14:34:31
こんにちは~♪
コメントどうもありがとうございます^^

いや~~~何だか絶不調なんですよ、私。
あれもこれもと忙しさが重なって、もう半分鬱状態ですぅ~
ということで、ブログの方もやる気がイマイチない感じなのですが、どうぞヨロシク(と言われても困るよね?・笑)

筒井先生の話、それです!!
これがちょっとお気に入り♪何だか可笑しかったわ~

>『私の人形は良い人形』
絶対怖そう!!読んでみたい!!
この本に載っていた話もなかなか怖かったですぅ~途中でピンとくるんだけど、とにかく主人公の無表情のような顔が怖い(涙)

>「桜の森の満開の下」
これは面白かったですぅ~
でね、この本に載っていた獏先生の作品は、恐らくこれを意識して書かれたものだと思うの。
だけど、、、内緒だけど、全っ然違うのよ、、、なんとうか漂う空気が。

グラスホッパーは如何でしたか?
私は好きなんだけどなぁ~

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