中央市
さて参りましたよ、山梨県中央市です。
日本の真ん中を名乗る自治体はいくつもあるけど、日本の中央、中央市と言われてもな。
山梨県の県庁所在地でもありません。人口3万人で、これで市を名乗っていいのかと世田谷区民は思ってしまいますが、まぁ法律上はいいのでしょう。
町のシンボルが未設定なのであまり自信はないのですが、蓋に描かれているのは、サクラの花とこの町でよく見られるシラサギではないかと思われます。
中央市(田富町)
七つの輪っかが描かれているような絵柄ですが周りの六つには待ちの花バラが描かれているのが田富町の蓋です。
外周にもバラの花が散りばめられています。
中央市(玉穂町)
ごちゃごちゃして分かりづらい蓋ですが、右上と左下に町の花三色スミレ、右下から左上にかけて町の木ウメ(の花)が描かれている玉穂町の蓋です。
南アルプス市(白根町)
白嶺町の蓋にはサクランボが描かれています。サクランボの「ンボ」とは何かというとサクラの子供という意味で「サクラん坊」と呼ばれていたのがサクランボに転化した説が有力。
トンボやアメンボと一緒ですねぇ。
それはともかくとして、果樹王国山梨のサクランボ担当がここ、白根町だという事で蓋に描かれたのが特産品のサクランボという事らしい。
真ん中に書かれたNUSの文字は「ネイチブアーバン白根」の略だそうですが、自分でアーバンとか言ってる所は(略
南アルプス市(八田町)
八田町の蓋です。
下部に描かれているのは清流と散るモミジ、右上に描かれているのは果樹のサクランボ・ブドウ・モモ、左上のは特産品のキゥイフルーツとワイングラス。
そいえばキゥイワインってのがあったっけな、ここは。
身延町(下部町上ノ平地区集排)
下部といえば下部温泉、湯温はわずか32度。
温泉だと思うと裏切られますが、温水プールの出来損ないだと思えば気合いで乗り切れます。
そうまでして入る価値があるのかは疑問ですけど~。
山間の温泉地ですがメロディー橋とかわんぱく丸とか金山博物館とかありますので、ふらふら散策するには良い所、なのかも~。
温泉に浸かってのんびりしてる人の後ろに魚ちっくな物体がありますがよ~く見てみるとローマ字で「しもべ」と書いてあります。
今ひとつ何を言いたいのか分かりづらいですね。
身延町(中富町)
中富は和紙の町、町のあちらこちらに紙工場があったり直売所があったり。
この町で見るべき所は西島和紙の看板と峡南橋のたもと、あのイラストが立体になるとこうなるん?ふーん。
夜見るとちょっと怖いかも知れない彼女は今日も道行く人を眺め佇んでいるのでした、何を思うのかは知る人すらなく。
蓋の絵柄は紙漉職人さんと紫陽花。
北杜市(明野町)
明野の町は何を語ったら良いのか悩む町。
取り敢えず、町の花がツツジ、町の木がヤマザクラ、町の鳥は何だろ、この絵から推察するにキジ?
夏にはヒマワリが咲き誇る美しい町だという話なのですが、あやにくと行った時期は晩秋、枯れ木林ちっくなモノしか見当たりません。
訪なう季節大失敗パターンですか、ありがちですが。
北杜市(大泉町)
大泉も山の中でした。
この辺りは広域避暑地で有名で、いつ来ても寒い、凍ってないだけマシですが。
蓋の中では松林の中でセキレイが天を仰いでいます、周囲にあるのがツツジの花です。
北杜市(小淵沢町)
周囲の町は合併して北杜市になってしまいましたが、ここは残りました、強気です、頑張れ、小淵沢町。(とか言っている矢先に北杜市になってしまった)
鉄道に強い人には標高が高い事で知られていますが、個人的には中央道での長野の入口、山梨の果て、という印象があります。
そんな小淵沢の花はスズラン、木はアカマツですが、蓋の絵柄はスズランでした。
ついでに駅と町役場も見てきましたけど、もうちょっと頑張って下さい。
北杜市(須玉町)
須玉の町の花はサツキ(サツキツツジ)、木はシラカバ。
中央右側にいる漫画ちっく生物はオコジョとヤマセミらしいのですが・・・そんな事知るか~!
須玉といえば増富ラジウム温泉でしょう、ここで一泊してから瑞牆山へ登ってみたいのですが、それはいつの日になることやら。
北杜市(高根町)
高根、っていうか清里ですよ高根町は。
寒い、尋常でなく寒すぎる所です。
しかもそんな寒さの中、じぇらーとなんぞ食しやがるカップルが二組、おかしいだろ、絶対。
うさぎのしっぽ(駅前の立ち食い蕎麦屋)でタヌキ食う方が正しい、はず。
蓋の絵柄にあるような牛が闊歩している田園風景には出会えませんでした、がっくし。
北杜市(長坂町)
長坂の名物といえば白樺林の中のペンション村、人気の無い山中にいきなり同じような木造物の群れが現れるのは、はっきり言って心臓に悪いものです。
何かの宗教かと思ってしまいました。
蓋の絵柄は八ヶ岳の麓を流れる釜無川とオオムラサキ。
北杜市(白州町集排)
甲斐駒ケ岳へのアプローチとして知る人ぞ知る白州町です。
正式には「はくしゅうまち」らしいのですが「はくしゅうちょう」と読んでもかまわないらしい。
そいえば単車で甲斐駒に登りに行ったときには神社の裏にこっそり駐車したのも懐かしい思い出ですな。
蓋の絵柄は甲斐駒ケ岳、町の花シャクナゲ、町の鳥カッコウ。
北杜市(武川村)
武川村は山と渓谷の村です。大武川渓谷や石空川渓谷などがあり、滝も精進ヶ滝、赤薙の滝、ヒョングリ滝などあり自然を満喫するのには良い所です。
ただ、オートキャンプ場とかゴルフ場なんかはいらないんじゃないかって思うのはこちらが単車乗りだからです、はい。
笛吹市(石和町)
えと、石和町・一宮町・春日居町・境川町・御坂村・八代町の六町村が合併して笛吹市となってしまいました 、笛吹童子?
笛吹警察署には笑いましたが…勝手に笛でも吹いてろ。
そんな旧石和町は温泉の町です。
蓋の絵柄は下から露天風呂に入っている婦女二名、釣りをしながら覗いている奴。
森林の上部に山の幸、柿と葡萄です。
のどかな女湯を覗く町は男のロマンですか、そうなんですか。
別にどうでもいいや。
笛吹市(一宮町)
桃の里一宮も笛吹市になりました。
釈迦堂遺跡も笛吹市の物ですか?
山梨県といえば柿と葡萄が有名ですが、ここ一宮は桃の果樹園でも有名な土地柄で春には花、秋には実とそれなりの賑わいを見せる所だったのです。
全くの余談ですが甲斐国分寺があったのもこの地でした。
笛吹市(境川村)
境川村はですね~、何もない所でした♪
見に行った通りの山の中の村、何も知らない友人を連れてきてここが天間林だよと言ったら本気でニンニク畑を探すんじゃないかってくらいな山の中。
↑どんな例えなんだよ
坊が峯から見た甲府の夜景がよろしいとの話もあるらしいのですが、夜にこんな所来ませんってば。
境川の蓋はキキョウでした。
笛吹市(御坂町)
笛吹市の旧御坂町にある蓋です。
「坂」に「御」の字が付く事から「神の降りる坂」という意味の地名でしょうか。
御坂の名は、「御坂峠」「御坂山」「御坂トンネル」「カムイみさかスキー場」など色々ありますがスキー場は取り敢えず除外、要らないったら要らないってば。
御坂の町にはローズファーム(薔薇花園?)というのがあるらしいのですが茨の園にはあまりお近づきになりたくないので退散です。
笛吹市(八代町)
八代の町と言えば芦川、上九一色へ抜ける県道ですよね。
周囲のアーチェリー場とか射撃場とかが気になりますけど~
とにかく山間のワインディングが魅力ですけどそっちには蓋はないぞ、と。
で、この蓋の絵柄は周囲が菊花、中央に聳える松にそっぽを向いたシジュウカラ。
仲違いの町?ほらほら分かってるんでしょ、ほんとは君だって、何が悪いのか認めちゃえば相手の事だって許せるはずだよ、と何だか分からない与太が始まりそうな絵柄ですね。