映画監督志望の末娘の作品[還るばしょ」が、先ほど発表になった2014年ピアフイルムフェステバルで入選になりました。仙人も親ばかですね~。アハハ。
消費税引き上げを前に、中小企業の一部で、駆込みで仕入などを行う動きが起きています。
しかし、消費税を納入している企業は消費税を負担していません。
急ぐ意味は全くないのです。
政治討論会や経済討論会での、政治家や経済評論家の発言を聞いていると、無理に知らないふりをして議論しているのか、本当に理解していないのかが、分からなくなりますが、実に不思議です。
個人が家を建てる場合は、8%の負担はそのまま、個人の負担ですから、5%の時に建てた方が有利です。
企業が工場を建てる場合は、5%で建てようが、8%で建てようが、企業は年間の受取消費税と支払消費税の差額を納入しますので、増加した3%分の消費税は、納入消費税から控除されます。
自社の負担が増加することはないのです。
と、いうより、納入する消費税額は、他から受け取ったものですので、自社の負担はゼロのはずです。
チンプンカンプンかもしれませんが、良く、考えてみましょう。
こういう現象は、日本社会の政治、経済、文化などの、あらゆる面に行き渡っており、日本人の知的レベルが高いという意見そのものも、この範疇に入るかもしれません。
仙人が「時代がトンガって来た」という表現したくなる背景を考えますと、それは、右も左も、西も東も、北も南も、それぞれの分野で、「声高に自分の正義を叫ぶ」人が世界中で増えてきたことが原因だと思われます。
思想や哲学、宗教や伝統も、ある意味では、相対的なものだと思ってしまう仙人から見ると、自分の論理を声高に主張する人が増えると、それは結局、人間の持つ、攻撃性や偏見、差別、激情、劣等感などを引き出し、最期は殺戮の場を生み出すのではないかと思うからです。
人類の歴史は、声高に正義を叫ぶ人々による殺戮と抹殺の連続だったと言えます。
現代の人類だけが進歩しており、過去の愚かな戦乱の時代を生み出さないと、誰が保証できるのでしょうか。
さてさて、そういう時代。若者は、どう考え、どう生きたらいいのでしょう。
旧約聖書はいいます「正義を叫ぶ者は辱布を口にする」と。オワリ。
(褥布とは、女性が使った布を意味します)
仙人が住む独居庵がすっぽりと雪に埋まってしまい、外に出れません。
今日は毎週教えている合気道稽古も急遽キャンセル。
午後に予定されていた会合も「休み」との電話がありましたので、雪に閉じ込めれていても仙人は構わないのですが、餌が探せなくなった山の鳥たちの鳴き声が妙に哀れです。
日本を取り巻く情勢が、きな臭くなり、それに応じて、日本社会も「トンガって」来て、昭和初期に雰囲気が似てきたように感じている仙人は、不特定多数が読みにくるブログに何か書くことが、おっくうになって来ています。
今日は雪に閉じ込めれた方丈の部屋で、やることもなく、パソコンで遊んでいますが、こういう時代をどう生きて行くかという知恵は、ブログではなく、口頭で直接に、親しい若者には、語っておこうと考えています。
ネットの世界は「言った者の勝ち]みたいな所があり、面と向かっては、決して言えないような、罵詈雑言が飛び交っている。
何を言っても相手から殴り掛かられないという安心感から、とんでもない暴言が生まれ、時々、そのネットが炎上することもある。
仙人は、ネットで何かを表現する場合は、不特定多数が見ているという前提で書くように心掛けてはいる。
映画館では「風立ちぬ」や「永遠のゼロ」がヒットしており、日本社会の雰囲気は、昭和初期の大戦前に似てきているのかもしれない。
それでも、最近の魔女狩り的な世情の高揚には(?)である。
文字通り「ものいえば、くちびるさむし、あ〇のかぜ」かな??