
巨匠・市川崑監督の幻の傑作と云われてた水谷豊主演作『幸福』が、ようやく長い封印を解かれてソフト化され、ケーブルTVで放映もされました。
水谷さんは嫁に逃げられ子育てに苦戦中の中堅刑事で、その後輩・永島敏行の恋人が殺された事件を捜査する中、出て行った妻の気持ちを理解していく。
登場人物それぞれの内面が丁寧に描かれてて、幼い子供にありがちな反抗で水谷さんを困らせながら、父にも捨てられるんじゃないかと怯える姉弟の姿には特にグッと来ます。
地味だけど、市川さん独特の乾いたユーモアと水谷ユーモアがミックスされて、なんでもないシーンにも味わいがあって楽しめます。
原作者エド・マクベイン側との契約がネックになって封印されてたところ、市川監督が亡くなられたのがきっかけで30年振りに復活、「シルバーカラー」と呼ばれる昨今流行りの「銀ぬき」に近い現像処理も精密に再現されてます。
その処理を施すには撮影時に通常より強い照明が必要で、セットは50度に達する室温!で大変だったそうです。それだけのこだわりと労力で創られた作品が30年も封印されてたとは… 陽の目を見て本当に良かった!
水谷さんは本作を「20代の代表作」って表現してたけど、それ以前に『傷だらけの天使』『男たちの旅路』『熱中時代』があり、その後にも『刑事貴族』『相棒』と、この人には代表作が一体いくつあるのやら!
でも意外に映画の出演作は少なくて、劇場版『相棒』は確か『幸福』以来の作品になる筈です。
勿論オファーが無いワケなくて、映画に出ない理由を何か語られてたんだけど、忘れちゃった。
子役時代の『バンパイヤ』から現在まで40年以上、ほとんど途切れること無く第一線で主役を張り続けてる役者さんって、ちょっと他には見当たらない。しかもここに来てまた『相棒』の大ヒットですよ!
この人は初期の『太陽にほえろ!』にもショーケンと優作の時に、それぞれ2回ずつゲスト出演されてるんです。しかも記念すべき第1話の犯人が水谷さんで、後に『傷だらけの天使』でコンビを組むショーケンとの初共演。優作の時も登場2話目(初回と同時撮影)で犯人を演じて、これが出会いで二人は親友になった。
これは番組プロデューサーが破天荒な新人を迎えるにあたって、最初に同世代の相談役として水谷さんを意識的にキャスティングしたそうです。
20歳そこそこで既に、頼りにされるベテラン俳優だったんですね。何かの雑誌で「全身役者」って形容されてたけど、言い得て妙であります。
さて水谷さんにはもう一つ、気になる封印作品があります。『熱中時代・刑事編』です!
この人の数ある刑事ドラマの原点で、たぶん今観ても『刑事貴族』や『相棒』より面白いと思うんだけど、なぜだか商品化もケーブル放映もされてない! 観たい!
新妻役のミッキー・マッケンジーと現実でも結婚(のちに離婚)した事と主題歌「カリフォルニア・コネクション」で有名な作品だけど、刑事ドラマとしても斬新で優れてた。
刑事部屋の同僚も、課長の藤岡琢也を筆頭に森本レオ、細川俊之、谷隼人、小松方正と豪華メンバー、他にも伴淳三郎、神保美喜など魅力的なレギュラー陣が揃ってました。
なんでこれが封印されてるの? ミッキーとの離婚のせい?
とにかく水谷豊主演作にハズレが無いのは、この人の実力もさる事ながら、人間性の魅力に尽きるんじゃないかと思います。
及川光博が来てからの『相棒』もまた一段と面白くなってる(普通人代表の寺脇康文より、ちょっとマニア臭がするミッチーの方が個人的に好き)けど、そろそろまた新しいキャラも観たいところであります。
水谷さんは嫁に逃げられ子育てに苦戦中の中堅刑事で、その後輩・永島敏行の恋人が殺された事件を捜査する中、出て行った妻の気持ちを理解していく。
登場人物それぞれの内面が丁寧に描かれてて、幼い子供にありがちな反抗で水谷さんを困らせながら、父にも捨てられるんじゃないかと怯える姉弟の姿には特にグッと来ます。
地味だけど、市川さん独特の乾いたユーモアと水谷ユーモアがミックスされて、なんでもないシーンにも味わいがあって楽しめます。
原作者エド・マクベイン側との契約がネックになって封印されてたところ、市川監督が亡くなられたのがきっかけで30年振りに復活、「シルバーカラー」と呼ばれる昨今流行りの「銀ぬき」に近い現像処理も精密に再現されてます。
その処理を施すには撮影時に通常より強い照明が必要で、セットは50度に達する室温!で大変だったそうです。それだけのこだわりと労力で創られた作品が30年も封印されてたとは… 陽の目を見て本当に良かった!
水谷さんは本作を「20代の代表作」って表現してたけど、それ以前に『傷だらけの天使』『男たちの旅路』『熱中時代』があり、その後にも『刑事貴族』『相棒』と、この人には代表作が一体いくつあるのやら!
でも意外に映画の出演作は少なくて、劇場版『相棒』は確か『幸福』以来の作品になる筈です。
勿論オファーが無いワケなくて、映画に出ない理由を何か語られてたんだけど、忘れちゃった。
子役時代の『バンパイヤ』から現在まで40年以上、ほとんど途切れること無く第一線で主役を張り続けてる役者さんって、ちょっと他には見当たらない。しかもここに来てまた『相棒』の大ヒットですよ!
この人は初期の『太陽にほえろ!』にもショーケンと優作の時に、それぞれ2回ずつゲスト出演されてるんです。しかも記念すべき第1話の犯人が水谷さんで、後に『傷だらけの天使』でコンビを組むショーケンとの初共演。優作の時も登場2話目(初回と同時撮影)で犯人を演じて、これが出会いで二人は親友になった。
これは番組プロデューサーが破天荒な新人を迎えるにあたって、最初に同世代の相談役として水谷さんを意識的にキャスティングしたそうです。
20歳そこそこで既に、頼りにされるベテラン俳優だったんですね。何かの雑誌で「全身役者」って形容されてたけど、言い得て妙であります。
さて水谷さんにはもう一つ、気になる封印作品があります。『熱中時代・刑事編』です!
この人の数ある刑事ドラマの原点で、たぶん今観ても『刑事貴族』や『相棒』より面白いと思うんだけど、なぜだか商品化もケーブル放映もされてない! 観たい!
新妻役のミッキー・マッケンジーと現実でも結婚(のちに離婚)した事と主題歌「カリフォルニア・コネクション」で有名な作品だけど、刑事ドラマとしても斬新で優れてた。
刑事部屋の同僚も、課長の藤岡琢也を筆頭に森本レオ、細川俊之、谷隼人、小松方正と豪華メンバー、他にも伴淳三郎、神保美喜など魅力的なレギュラー陣が揃ってました。
なんでこれが封印されてるの? ミッキーとの離婚のせい?
とにかく水谷豊主演作にハズレが無いのは、この人の実力もさる事ながら、人間性の魅力に尽きるんじゃないかと思います。
及川光博が来てからの『相棒』もまた一段と面白くなってる(普通人代表の寺脇康文より、ちょっとマニア臭がするミッチーの方が個人的に好き)けど、そろそろまた新しいキャラも観たいところであります。










初めまして。
逃れの街以来ですね。相棒劇場版は。
来年、刑事貴族の映画の制作発表がありますね
まさかと思ってましたけど、驚きました。
相棒劇場版2も、可能性は高いと思います。
新しいキャラみたいですね。
ハゲタカの主人公のようなヒール役や、企業戦士、またまだはまり役の作れる、稀な俳優だと思います。
そうか、『逃れの街』がありましたね。未見なので忘れてました。
それより『刑事貴族』映画化!?ですか! 確かに驚きです。先日いきなり『刑事貴族3』だけDVDリリースされて、水谷さん人気再燃のあからさまな便乗商売だなぁと思ってたんですが、映画化への布石なんですね、きっと。
僕はどうも裕次郎気取りの松方弘樹に馴染めなくてあまり好きなシリーズじゃなかったんですが、今になってどんな映画に仕上げるのか、かなり興味をそそられます。
『熱中時代・刑事編』もどうやら年末にケーブルかBSで放映されるみたいですね。まさに再ブレイクの2009年!
ワタクシも水谷豊、好きですね〜
「相棒」は言うまでもなく、「傷だらけの天使」「熱中時代」もいいですね。
主役を張り続けるという意味では、草刈正雄や神田正輝も該当するでしょうが、
水谷豊は、特に年齢に応じた魅力を増していると思いますね。
昔、一回見たきりですが、風格と実験性を備えた名編だったと記憶します。
「逃がれの街」も、あまり作品評価は高くないですが、僕は大好きでした。
言うまでもなく「青春の殺人者」も素晴らしいし、脇役でテロリストをやった「東京湾炎上」でも水谷さんの存在感は凄かった。
まだまだ活躍を続けてほしいですね!
私も「熱中時代 刑事編」もう一回みたいと大熱望です。DVD化を影ながらずっと望みつづけています。
土曜日の晩(だったと思います)はTVにかじりついてました。そんな強くもなく、頭脳明晰でもないんですがとにかく水谷さんがイカしてた。
拳銃を奪われ取り戻すエピソード(多分最終回?)
や、ミッキーさんとの初キスのシーンなど、
本当にドキドキしながら見てました。
封印されているなら、早く解かれることを望みます。
そーいえば「特殊警棒」に憧れたのも「ビーバップハイスクール」ではなくこの番組が初でした。