なかなか術創を見るのには勇気がいる。
術後1日目、ドクターが消毒中は目をそむけていた。
おっぱいが無くなっているわけだから、平らなのは想像がつく。
でも 傷は どこから どこまでの長さなのか…
背中の方まで痛みがあるけど、
そんなに切ったのだろうか?
やっぱり傷口はグロいのだろうか?
怖くて直視できない。
でも、ずっと見ない というわけにもいかない。
自分の身体だもの。
術後2日目、
10時頃、身体を清拭するタオル(使いすて)を配布してくれる。
年配者や、私のように術後で入浴許可が出てない者に対しては背中を拭いてくれたりする。
看護助手が
「お手伝いしましょうか?」
と聞いてくれたので、お願いする。
病衣を脱いで背中を向け、拭いてもらう。
で、タオルを2本渡され、
「あとは大丈夫ですよね?」と言われる。
もちろん大丈夫。
前面を拭くとなると、いよいよ術創と ご対面である。
恐る恐る見てみる。
まっ平ら…
みぞおちの5cm位横から、よく見えないけど脇の下まで20cm位だろうか。
思ったよりグロくない。
でも、まっ平ら。
はじめまして。
これから、よろしく。