広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

清水のカモメ

2017-04-23 23:18:17 | 動物・植物
静岡旅行記。※前回の記事
清水港の「エスパルスドリームプラザ」へ。
かつての貨物駅跡を観光施設的な商業施設にしたもの。JR清水駅から1.5キロほどで、無料送迎バスが出ているし、三保の松原方面行きの路線バスの運賃100円区間内。
※清水駅方面からの路線バスでは、たしか「港橋」停留所でドリームプラザの最寄りとの放送が入るが、次の「波止場フェルケール博物館」で降りたほうが、少し近い気がするし、場所が分かりやすいのは、よそ者の気のせいでしょうか…

秋田港のセリオン~ベイパラダイス周辺に若干雰囲気が似ているが、全体の規模も客の数も比べ物にならないほど、清水のほうが大きい。秋田港は、街からやや遠く、冬は波風や吹雪で危険な状態になるから、仕方ないけれど。

観覧車もある。現地にしては寒い日のせいか、屋内は人が多いのに、外はほとんどいない
上の写真右奥の黒い物体は、かつて使われていた「テルハ」と呼ばれるクレーンをオブジェとして残しているもの。
建物外側のウッドデッキからは、海が見える。春まだ浅い時期だったせいか、いわゆる潮の香りはしない。
港らしい光景
ここは三保の松原のある三保半島の内側である折戸湾の奥に位置し、さらに防波堤で守られていて、水面は風で揺れる程度で穏やか。向かいはJ-オイルミルズの工場(?)。

さて、上の写真、ヨットとの間に、境界の目印なのか、網でも張ってあるのか、黄色い浮きがずらりと並んでいる。その浮きには、
海鳥がずらりと乗っかる
たいていの人が一見して「(総称としての)カモメだ」と認識できるであろう姿形の鳥。
では、具体的な種(しゅ)は?
びっしりと同じ方向を向いて整列
秋田の人はあまり見たことがないカモメかもしれない。これは「ユリカモメ」。
東北地方日本海側にも冬鳥として飛来するらしいが、僕は秋田ではユリカモメを見たことがない。
15年ほど前の正月、初めて清水を訪れた時、巴川の橋の欄干にびっしりと並んでいるのを見たのが初めてだった。

秋田でカモメといえば、ウミネコ。秋田市街地にもやって来る
ウミネコと比べると、ユリカモメは小さくて、白くて、かわいらしい。

実は、清水にもウミネコがいた。
この浮きは、「く」の字に配置されていて、その折り返し部分は浮きが大きい。
そこ(右端)に座っているのがウミネコ
ユリカモメさんたちは立っているのに、ウミネコは1羽だけ、大きいところを陣取って座りこんでいた。
比べてみると、ウミネコはユリカモメより2回りほど大きい。

ユリカモメたちが声も出さずに静かに過ごしている中、折り返し部分で一部“席替え“が行われ、若干もめ事に。
新メンバー参入
ウミネコが2羽に増えているけれど、どちらも幼鳥の名残りがある若い鳥。さっきまで座っていた大人のウミネコは、子どものために明け渡したのかいなくなった。

さらに、海面には黒い鳥が泳いで来た。
初めて見る鳥で、鵜とは形が違い、どちらかと言えばカモっぽい。クイナの仲間の「オオバン」か。淡水のほうにいることがようだけど。

数分後、再度席替え。
ユリカモメがセンターをゲット!
若いウミネコは2羽とも、脇へ。不服そうな顔に見えなくもないし、周りのユリカモメたちから冷たい視線を送られているように見えなくもない。

思い思いに過ごすユリカモメ
ユリカモメたちの整列の仕方は、折り返しの「く」の字寄りの浮きにはすき間なく並んでいるのに対し、折り返しから遠いほうの浮きには、1羽もいない。
秋田のウミネコも、まとまって行動してはいるけれど、ユリカモメほどくっついたりきれいに並んだりはしないと思う。八戸の蕪島で子育てするウミネコたちも、これほど整然としてはいない。
ユリカモメはくっついてまとまって過ごすのが好きなのかもしれない。
まあ、ユリカモメもウミネコもいっしょになって、全員同じ方向を向いているのだから、ウミネコもそれが嫌いではないのでしょうけどね。


ところで、童謡「かもめの水兵さん(作詞 武内俊子、作曲 河村光陽)」。
子どもの頃にこの歌を聞いても、歌っている内容は理解できるものの、現実味に欠けるというか、情景は想像できなかった。
だけど、清水港(あるいは以前の巴川)のユリカモメの姿を見れば、「ならんだ水兵さん」「白い帽子 白いシャツ 白い服」という歌詞が、とてもすんなり理解できる。
歌いこまれた「かもめ」の種名は分からないようだが、作詞者が横浜港で見た光景に着想を得たとの話。横浜ならそれがユリカモメだった可能性はある。

旅行記の続き
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