すそ洗い 

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2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

ハードボイルドなる造園 「安曇野の白い庭」丸山健二

2007年05月22日 | 書籍


前述の「生きるなんて」があまりのも良質なる書物だったもんで一気に読み終えて、大慌てで丸山健二さんについて調べてみましたところ

ほとんどの書物が絶版

どーゆーこっちゃ?嘘やろ?!、こんな優れた作家が・・・

と本屋に探しに行くが「安曇野の白い庭」しか置いていませんでした

仕方ない

いやいや全然仕方なくはない

出だしから一気に入り込ませる説得力

この本も凄い、一言でゆーと「庭作りのエッセイ」なのですが

完璧にハードボイルド







なぜこの歳になるまで丸山健二のことを知らなかったんでしょうか?

文学界について「オカマ臭い世界」と一言で済ませてしまうスキンヘッド

現在本屋に並んでる書物の99パーセントはゴミ屑でしかありません

せめて丸山健二さんの本ぐらい全て置いておくのが書店の最低限の「良識」だと思うのですが・・・それでもオマエラは桐野夏生みたいな尻ツボミなインチキ物語が心地エエんか?

やっぱりみんな楽してユルク馴れ合ってつるんで売れ線トレンドな仲良しこよし依存心丸出しでいきたいもんで、こーゆー御大にチビリまくっとるわけですね

これが「庭作りのエッセイ」ですって

仕方ないですね、他の作品はアマゾンに注文するしかないか・・・絶版は高いんですよね

安曇野の白い庭 (新潮文庫)
丸山 健二
新潮社

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2 コメント

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アフリカの海 (よしかわ書店)
2007-05-23 03:39:17
丸山健二は「アフリカの海」がいいですよ! どれに収録されてたかな・・・・・
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Unknown (たご)
2007-05-23 07:56:41
「アフリカの光」ですね、神代辰巳監督&ショーケン主演の映画で桃井かおりも出てましたね、ただ同じ面子の「青春の蹉跌」の方が印象強くってあまり覚えていないんです。ジュリー主演の名画「ときめきに死す」も原作が丸山健二さんですよね。それにしても、どれもこれも本屋に売っていません。とりあえず「夏の流れ」と「赤い眼」をアマゾンに注文しました。「アフリカの光」はどれに入っているのかわかんないですね、多分絶版じゃなかったでしたっけ?
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