すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

ムスダン! 北朝鮮 労働党65周年 金父子が観閲

2010年10月10日 | 社会

北朝鮮 労働党65周年 金父子が観閲

朝鮮労働党創建65周年記念日

北朝鮮の朝鮮労働党創建65周年記念日の10日、金正日(キム・ジョンイル)総書記は後継者とされる三男の正恩(ジョンウン)氏とともに史上最大規模とされる軍事パレードを観閲し、北朝鮮が権力移行期に入ったことを国内外に明確に印象づけた。
 
パレードでは朝鮮人民軍などがミサイルや戦車などと共に行進し、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程3千キロ以上)とみられる兵器も登場。パレードを指揮した李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長は「米帝国主義者らが自主権と尊厳を少しでも侵害するなら、自衛的核抑止力を含むすべての物理的手段を総動員する」と演説した。

 今回のパレードには、平壌駐在の外交団や外国のメディアも招かれており、正恩氏が金総書記の後継者であると同時に、今後も軍がすべてに優先する「先軍政治」を維持していく考えを内外に強くアピールした。

 先月、正恩氏とともに党中央軍事委副委員長に就任した李氏は、党政治局員候補になった崔竜海(チェ・リョンヘ)前黄海北道党責任書記とともに、正恩氏の後見人とされる張成沢(チャン・ソンテク)党行政部長と親しいとされる。韓国の専門家からは、軍内部で抗日パルチザンだった長老や一部の勢力から不満が出ているとの指摘も出ているが、今回のパレードは、金総書記父子が現時点で李氏を通じて軍を掌握している姿も示した。






北朝鮮は10日の閲兵式(軍事パレード)を外国メディアに公開し、多くの外国人記者を受け入れるという異例の対応を取った。金正日(キムジョンイル)総書記の三男である金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委副委員長を後継者として国際社会に印象づけて早く既成事実化し、権力移行を安定的に進める環境を作ろうとしているようだ。閲兵式では中国要人が金総書記の隣に立っており、後継体制に対する中国の支持を国際社会に誇示する場ともなった。





 ◇市民を自由に取材/撮影制限なし/プレスセンターも設置
 「将軍様と青年大将同志(正恩氏)の姿を同時に見て涙が止まらなくなった。我が国はこれから強盛大国に向かっていくと思う」

 閲兵式終了後、同僚と花飾りを掲げてパレードに参加した人民経済大学の朴ソンナム教授(50)は目を赤くして語った。平壌市内の工場に勤める50代の女性も「しっかりと正恩同志を支えていきたい」と話した。



 平壌中心部の金日成広場で行われた閲兵式。北朝鮮当局は終了後、外国人記者が広場の中に散って正恩氏が登場したことへの感想などを市民に取材することを制止しなかった。パレードの際も、外国人記者は金総書記らが座るひな壇に近い位置での取材を許され、写真や映像撮影にも一切の制限がなかった。

 北朝鮮外務省当局者によると、この日訪朝した外国メディアは18社95人。CNNテレビやABCテレビ、AP通信、ロサンゼルス・タイムズといった米国の主要メディアを中心に、英BBCテレビやカタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」などが記者を派遣。日本からは毎日新聞とTBS、共同通信など5社が訪朝した。





 CNNやフランスのテレビ局「TF1」の記者は「北朝鮮から招待された」と語った。何社かの記者は北朝鮮当局から他社と違う待遇を受けており、こうした記者が「招待組」の可能性がある。ただ、北朝鮮当局は、それ以外のメディアも申請すれば許可を出したようだ。毎日新聞は8日、北京の北朝鮮大使館に査証(ビザ)を申請。9日朝に発給を受け、同日午後、平壌入りした。

 北朝鮮が外国メディアの査証申請を簡単に受理するのは極めて異例。受け入れた記者の数も、02年の日朝首脳会談で約120人を受け入れて前代未聞と言われた時に匹敵する規模だ。北朝鮮当局者は「これまでは批判ばかりするということで(受け入れに)消極的だったが、今回は我が国の実情を見てもらうことに意義があると考えた」と説明する。







 
宿舎となった高麗ホテルには、インターネットや国際電話も使える外国人記者用のプレスセンターが設置された。コンピューターの専門技術者が詰め、ネット接続のトラブルにも対処する丁寧な対応ぶりだ。

 こうした北朝鮮の姿勢について、韓国の康仁徳(カンインドク)元統一相は「パレードには軍事的に驚くような内容はなかった。金正恩(副委員長)の姿も、既に公開されている。そうした中で、海外を含めたメディアを総動員したのは『世界に開かれた新しい世代が登場した』というイメージアップのためではないか」と話す。

 一方、金総書記の健康が不安視されるために、正恩氏への後継体制確立を急ごうとしていることと関連しているという見方も強い。

 北朝鮮情勢に詳しい日本政府筋は「金正恩氏は先月28日に後継者であることが明確にされて以降、金総書記の視察に同行したり、中国の要人に会ったりという活動を驚くほどのスピードで始めた」と指摘。外国メディアに軍事パレードを公開したのは「正恩氏を早く後継者として国際社会に認知させたいという思いが強いのだろう」という見方を示した。



 ◇中国の支持、誇示 金総書記の隣に要人
 この日の閲兵式は、中国による後継体制支持や中朝間のきずなの強さを北朝鮮内外にアピールする場でもあった。

 ひな壇中央に登場した金総書記の向かって右隣には、中国共産党の周永康政治局常務委員の姿があった。2人が言葉を交わす場面はほとんどなかったが、閲兵式が終わり、金総書記が参観者の歓声に答礼を送るためにバルコニーを移動する際には、周氏も同行。金総書記は自ら手を振りながら、周氏にも一緒に手を振るように何度も促した。2人がそろって手を振ると、参観者はさらに大きな歓声で応えた。新華社通信によると、周氏は9日夜、平壌で行われた芸術公演「アリラン」を鑑賞する前に金総書記と会談した。中国中央テレビは、正恩氏が会談に同席した様子や、周氏と正恩氏が笑顔で握手する場面を放映した。周氏は会談で「(北朝鮮の)新たな指導集団の下、勤勉で勇敢な朝鮮人民が素晴らしい未来を築いていくと信じる」と述べた。


朝鮮労働党

 

北朝鮮が新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」公開か



テポドンより高性能 北朝鮮 新型ミサイル「ムスダン」公開か 

北朝鮮の朝鮮労働党の創建65周年を記念する10日の軍事パレードに、中距離弾道ミサイル(IRBM)「ムスダン」とみられる新型ミサイルが登場した。ラヂオプレス(RP)が朝鮮中央テレビの映像を分析し伝えた。

ムスダンはミサイル基地のある北朝鮮の地名にちなみ米当局者が呼んだ名称で、北朝鮮での呼称は不明。旧ソ連製の潜水艦発射弾道ミサイル「SSN6」が基になっているとされ、射程3200キロ以上、テポドンより高性能とされる。

RPによると、大型のミサイル発射用車両に搭載され、8基を確認。弾頭部分はSSN6と似たボールペンの先端のような形状で、先端が赤く塗られていた。

SSN6と同じく単段式とみられ、底部に4つの尾翼が装着されたものと、されていないものがあったという。

韓国紙によると、北朝鮮が2007年4月の軍事パレードで、ムスダンとみられるミサイルを公開していたことが米衛星写真から判明している。 (共同)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2010年の一等賞「十三人の刺客」 | トップ | 5ヶ月ぶり 今朝の家庭内SEX »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事