すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

初期衝動もエグイこと半端無しパッション満載ゴッタ煮カオス「B.B.キング アーリー・イヤーズ1949~1952」

2014年01月29日 | 音楽

「B.B.キング アーリー・イヤーズ1949~1952」


こーゆーアルバムの存在を知らなかったとです
私が知らないとゆーことは 結構知らない人も多いのではないかと思います
しかもアマゾンさんの価格からいっても
どこにでも売っていて、みんなが知ってるメジャーなCDアルバムではないよーな気がします
これは こーゆー手合いのブルースとかロックとかスゥィングとかの情報の扱われ方が「雑」な証拠です
それは 悲しむべきことだとは思いますが 
世間なんてだいたいにしてそーゆーもんです 甘えてはいけません

それでも浦安図書館にはこの貴重品を置いてましたで
素晴らしいではありませんか浦安図書館
市民税が高額なので 文句をつけたいとこは山ほどありますが 
イイ本やイイCDに時々気づかせてくれるところは多いに褒めれる浦安図書館であります

そして この「B.B.キングの1949年~1952年の初期時代」が20曲ぶっこまれたアルバムは
私はかなりの名盤ではないかと思うのです
史実として「この時代のB.Bは荒削りで模索しててこーゆー感じなのだな」と聴き流すブツでは決して無いと思います

ザ・スリー・キングス(5)B.B.キング アーリー・イヤーズ1949~1952
クリエーター情報なし
Pヴァインレコード


(1) アイ・ガッタ・ファインド・マイ・ベイビー
(2) マイ・オウン・フォールト・ダーリン
(3) ザット・エイント・ザ・ウェイ・トゥ・ドゥ・イット
(4) B.B.’s ブルース
(5) シーズ・ダイナマイト
(6) クエスチョナイアー・ブルース
(7) ア・ニュー・ウェイ・オブ・ドライヴィング
(8) ジ・アザー・ナイト・ブルース
(9) B.B.’s ブギー
(10) ウォーキン・アンド・クライン
(11) シー・ドント・ムーヴ・ミー・ノー・モア
(12) ミストリーテッド・ウーマン
(13) マイ・ベイビーズ・ゴーン
(14) ファイン・ルッキング・ウーマン
(15) シーズ・ア・ミーン・ウーマン
(16) ハード・ワーキング・ウーマン
(17) シェイク・イット・アップ・アンド・ゴー
(18) サム・デイ,サムホエア
(19) ロウ・ダウン・ダーティ・ベイビー
(20) プレイ・フォー・ミー

B.B.キングとゆー人はブルースシンガーとしては歌唱力にそんな特徴がなく
中学生の時有名な名前に騙されて聴た時のガッカリ感が半端なかった思い出だあります
自分がわからずやなんだろーと反省して名盤とされるアルバムも何枚か聴いてみましたが、いまいちピンとした記憶がありません
確かに歌った後の手短なギターソロ(尺的に長過ぎることも短過ぎることもなくちょうどエエサイズ)は実に特徴的で素晴らしいもんがあるのですが
歌がやっぱしどーもねー あとバックバンドの音数の多さと退屈さがねーと常々思っていて 
自分はB.B.キングをちぃびっとだけ聴いただけで食わず嫌いしとったのです


先週これも またナイス浦安図書館で無料で借りた「ロック・ミー・ベイビー ザ・ヴェリー・ベストB.B.KING」が思いの他すんばらしいもんがあり

ベストゆーだけあってベストでマスト「ロック・ミー・ベイビー ザ・ヴェリー・ベストB.B.KING」

1950年代もんはハズレが少なさそーと思ったとですが
そーゆーアタリハズレからゆー次元のもんではないぐらいの大当たり感があります
確立されたB.B.キング方式みたいなもんは確かにありませんが
確立されたもんが素晴らしいとは限りません

この暗中模索初期衝動の「歌いたい」「演奏したい」「とにかくカマシタイ」がとにかく凄まじい
B.B.キングのバックを務めるこの時代の演奏者の皆さんの功労も大きいんでしょうが
とにかく全体的なサウンドの作りがね エグイんですよ
ギターソロもね それにも増してエっグイんですよ
岡八郎師匠のゆーとこの「エっゲっツっナぁ~」とゆーやつのサウンド版が
バカスカ大っぴらに展開されまくっとるのですよ
これが至福でたいそうヨイ心持ちなのです
ぶっといぶっといサウンドがスゥイングしまくっとるわけです
ピアノもベースもサックスもぶっとくスゥイングしまくっとる
ブルースでもロックでもスゥイングジャズでもゴスペルでもソウルでもジャンルは別にどっちゃ寄りでもエエ感じです
これはドエライことです 
とりあえずは ブルースめな曲 ロカビリーめな曲 カントリー目な曲 ジャズ寄りな曲 ソウル寄りな曲とゆー区分はありますが
どれも 等分にスゥイング感が満載されていて パッションが半端なくてんこ盛りなわけでげす
ゴッタ煮のカオスです

これを名盤と云わず どれを名盤とゆーんでしょうか

確かに録音技術も演奏も荒削り感がありますが
その後生まれ出した数限りなき耳に膿が沸きそーな糞ミュージックに比べれば
存在する価値のあるなしがハッキリするはずなんですが
耳障りのエエとされる奴らの方が現存する価値があるとされる住み難い世の中です

そんなわけで アマゾンさんの値段をもっとポピュラーな価格2千円以内の入手しやすくして欲しいもんでげす
希少価値云々なんかよりもっとこーゆーもんがポピュラーなもんになる耳のある世の中になって欲しいと願います

素晴らしい曲群です
できれば リマスターしていただき解像度をも少し上げていただければベストかな
とゆーのがほんの少し弱冠のマイナス要因ではありますが


1949-1952
クリエーター情報なし
Classics R&B


The Early Blues Boy Years - Vol.1 1949 - 1952
B B King

1. Miss Martha King
2. When Your Baby Packs Up And Goes
3. Got The Blues
4. Take A Swing With Me
5. Mistreated Woman
6. B.B. Boogie
7. The Other Night Blues
8. Walkin' And Cryin'
9. My Baby Is Gone
10. B.B. Blues
11. Fine Looking Woman
12. She's Dynamite
13. She's A Mean Woman
14. Hard Working Woman
15. That Ain't The Way To Do It
16. Three O'Clock Blues
17. She Don´t Move Me No More
18. Shake It Up And Go
19. It's My Own Fault Darlin
20. I Gotta Find My Baby




SINGIN' THE BLUES
クリエーター情報なし
ACE

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