過疎地域の村からの無責任な世捨て人の呟き

限界集落の村でクラシックギターを勉強しながら日頃感じている疑問を発信します。賛否両論あると思いますが議論しましょう。

抗えない状況

2015-01-02 11:53:36 | 日記


年が明けました。高年齢者の仲間入りをして1年経ちました。全く世の中は、強きを助け弱気を挫く世界になって来ました。

当然の事ながら都市へ都市へと人は靡き、最早消滅集落の世界では、ここ1年で7名が亡くなりました。抗えない事です。

僅かの年金を基礎に生活設計とやらをしていましたが、高年齢者になった途端の介護保険の目の眩むような負担増があり、払うためにやっと見つけた仕事でわずかばかりの金を得て補填しようとすると、住民税が上がり、しかもそれが年金から天引きされて来ます。生活設計など出来ようがありません。結局将来の(勿論先は短いですが)老後破産を食い止める事など夢の又夢です。

何度か書きましたがわが地区には上水道が有りません。行政の正直なお方だったのでしょうが、言われたのは「予算が無い」とのことでした。それならなぜ税金は平等に盗られるのでしょう。

ある地区では、住民税の年金天引きは無いそうです。わが地区みたいに天引きされると常にいわゆる「差し押さえ」をされているのと一緒です。ブロガーは過去にも現在でも税金の未納による差し押さえを受けたことは有りませんが、テレビの特番などで見ると、再三の督促があり、その中に事情を勘案してやむを得ず差し押さえと言うパターンを見たことがあります。住民税の年金天引きは憲法を含めてのいわゆる公法に違反しているような気がしてなりません。もし専門家の読者が居られましたら真偽を教えて下さい。

自然エネルギーと大騒ぎをした結果、太陽電池パネルを考えて電気を作っていますが、本当に不明確な理由で大手は勿論個人の家まで買取対象から除外されるそうですね。訳の分からない理由を並べ立てるより、「原発を動かさなければならない」とはっきり言わないんでしょうね。其れと、パネルメーカーには申し訳ないけど貴方方は所詮は「輸入産業」なのです。禁じ手の為替操作を政府がやり、これだけ円安に振れれば、大手の「輸出産業」しか儲からないのです。貴方方は安倍君にとっては邪魔な存在なのです。地球温暖化の防止など口先の耳に入り易い戯言なのです。

我々団塊の世代が受介護適齢期に入って来ました。今までさえ医療・介護・年金に大きな歪があったのに、現実的対応は採られていません。老老介護は当たり前で、一人は認知症、一人は病気持ちと言う世界が地方では当たり前なのです。これが想像を絶する規模で大きくなるのだからとても抗う事など出来ません。

最近若い人と話す機会が有り、親の意見を聞くのが当然と言う世代の教育には、父親が晴れると言い、母親が雨と言えば右足に下駄、左足に長靴を履く子が良い子だと言う時代が有り、ブロガーはそれを打破するために(自分と言う人格を形成する)生きてきたと言う事を言ったら「なんて優しい子だろう」と感心するとその若い人が言いました。もしお上が鉄砲担げと言い、それを当然として子供に伝えたらその子は鉄砲を担ぐようになると思いませんか?歴史は繰り返すのです。其のための布石として「言論弾圧法」を始めとして、道徳教育の復活が目に見える様になりました。これは推論ですが安倍君は「道徳」を「修身」に変えたいのではないかと思います。

兎に角都市機構に入れない(ブロガーもそうですが)人々は自然淘汰されます。人口が6,000万の時代がもう間もなくだと思いますが、誰も抗えません。

新年に誠に相応しくない事を、新年最初のブログに書いてしまいました。それはお許し下さい。でもこれが現実だと言う事も理解して頂きたいと思います。

唖然坊さんの「諦め節」をうたいながら暗い新年を迎えています。

UNHAPPY NEW YEAR!


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