田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

ペット番組

2017年03月07日 | 日記
 近頃多いテレビのペット番組を見ていてふと思った。

 息子の家のペットのロク(仮名)を見ていて気の毒になる時がある。まず、ブリード犬のチワワであったためか、いつも怯えている。○っちゃん誕生後、主役の場を奪われた。その○っちゃんも、いつしかロクよりずいぶん大きくなった。近頃のロクは、○っちゃんにも怯えなければならない。○っちゃんが撫でてくれるのは嬉しいが、力の加減は半端ない強さだ。今は逃げることにしているロクなのだ。
 
 オイラの幼少時、まわりに動物がいっぱだった。親父の趣味に必要な猟犬、猟に出ない時はオイラの番犬だった。親父には絶対服従の犬だったが、なぜかオイラには強気だった。しかし絶対に噛むことはなかった。なぜかしら家族の絆みたいなものを感じた。
 
 オイラのペットはスピッツのメリだった。まったくのオバカさんで「おすわり」と「マテ」しかできなかった。自分勝手な犬で、眠る時は枕をしていた。眠い時は決して遊ばなかった。リンゴは大好きで、オイラと半分づつ食べた。犬にチョコレートは厳禁だそうだが、メリは食べてもなんとも無かった。それに厳禁だとは近年知ったのだ。ネコにスルメ、豚に玉ねぎは、幼い頃から知っていたけど。
 
 メリは猟犬を恐れなかった。正々堂々、ヨチヨチと猟犬小屋へ入った。小屋が大きく揺れて、逃げ出すのは猟犬たちだった。猟犬はオイラに助けを求め、哀れな目をするのだった。その時のボスはオイラだった。
 
 猟犬には猟犬としての仕事があり、オイラの番犬としての務めもあった。ペットはメリだけだったが、猟犬を恐れぬ姿をいつも村人に見せていた。そして猟犬もメリも、餌は私達の残り物を一日一食だった。だからかもしれないがメリも良く走った。猟犬が走るのは言うまでもないが、猟犬とメリは同じくらいの速さだった。もっともメリは止まるのが苦手で、すっごく大回りしていた。
 
 昔の犬は元気だった。テレビのペット番組を見て、寿命は長くなったが可愛そうな気がする。猟犬もメリも10歳と少しで死んだ。お墓を作って埋めるのはオイラの仕事だった。今はお墓の場所は覚えていないが、あの匂いだけは忘れられない。ロクも少しだけその匂いがする。
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