田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

アジサイ

2017年06月12日 | 日記
 この団地を中古マンションで購入し、約20年になろうとしています。引っ越しを繰り返してきた私ですが、一番長く過ごしました。ここへ来て『アジサイが多いなぁ』と思いました。
 
 団地はケヤキの大木に囲まれ、林の中にあるようでしたが、樹木を嫌う人が多いのに少しばかり驚きました。一番の理由は、落ち葉の掃除に困る、次は鳥の声がうるさい、洗濯物が乾かない、毛虫などの害虫がいる等などです。
 
 都会の子供が虫を怖がるように、住民の方には、レンガ目地のこけ類も草にみえるらしく、見苦しく感じられるようです。今朝も朝から植木屋さんの草刈り機の音が聞こえます。目地の草を取るのは大変です。
 
 そのような方は、たいてい声が大きいので反論できません。声が大きいとは自分の意見を曲げないことです。世間一般では、環境問題が取りざたされ、植樹や園芸は良いことで、だれからも支持されているように思われますが、草木の生えない無機質な環境を好む人が確実に多いのも事実です。
 
 私は自然の中では、毛虫も蚊も我慢しなければならぬと思います。苦手ですので、キャンプなどはとてもできません。せめてネコの額の我が家の庭では、季節を感じたいと思う今日このごろです。
 
 さて本題です。団地のアジサイは青です。アジサイは、土の酸性、アルカリ性の影響を受け、酸性で青く咲き、アルカリ性で赤く咲くことが知られています。団地に白いアジサイがありました。庭師さんの剪定作業で捨てられる切り屑をもらった妻が挿し木をしました。
 
 挿し木で根付いた白いアジサイは今年もいっぱい花を付けました。白いアジサイは『アナベル』と言うそうで、剪定時期が違うそうです。通常のアジサイが7月中の剪定をしないと翌年の花芽まで切り落とすことになるのに対して、アナベルの花芽は4月以降に作られるので、入門にはうってつけです。 どうりでガーデニングが下手な私達の管理で育つのですね。
 
 この次は久しぶりに花を付けた『ガクアジサイ』を調べます。
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