狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

またぞろ林教授の新発見  沖縄タイムスの「場外乱闘」

2008-06-12 06:47:42 | ★集団自決

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集団自決裁判の控訴審を二週間前に控えて、またぞろ左翼学者・林博史関東学院大学教授が、米公文書館からなにやら新史料の発見した、とのタイムス記事。

さて、今回はどんな衝撃の新史料なのやら・・・。

沖縄タイムス 2008年6月11日(水) 夕刊 5面  
 
警官が偵察活動従事/沖縄戦下の本島北部
 沖縄戦で日本軍がゲリラ戦を展開した本島北部で、軍に協力した警察官たちの行動を記した日誌の英訳資料を、関東学院大学の林博史教授が米国立公文書館で見つけた。警察官が偵察活動や米軍への破壊活動に従事したほか、住民への宣伝活動を行ったことも記されており、警察官が軍と住民の間を行き来して秘密戦を支えていた構図が浮かび上がった。
 日誌は、一九四五年七月三日に米軍が廃屋で発見。記述者は名護署の警部補とされ、米軍上陸後の四月二十三日から六月三十日までの署員の行動が記録されていた。

 日誌によると、名護署員らは米軍上陸後、日本軍のゲリラ戦部隊である護郷隊が陣を敷いた多野岳の南西に野営。各地の偵察を盛んに行い、四月二十六日には「源河で通信線を切断」と米軍への破壊工作も行った。

 軍への協力についての記述も多く、五月一日には日本兵七人に食料を提供し、六月十二日には日本軍少尉と、十七日には大尉と接触。同月二十一日には「署員を道案内のため多野岳へ」と記されていた。

 同時に、住民の避難壕がある地域にも署員が頻繁に行き来し、住民の動静やうわさ話などを収集していた。六月二十四日には「住民たちに米軍へ収容されないよう指示するため」として署員二人が派遣されたとある

 林教授は、住民に対する米軍の尋問記録も同館で入手。これによると、住民の一人は「警察官が時々、軍の情報を基にした新聞を住民に配っていた」と証言しており、住民への宣伝を警察が担っていたことを裏付けているという。

 戦時中の警察に関する資料としては、県警察部の「戦闘活動要綱」が〇五年に見つかっている。それには警察の方針として「遊撃戦(ゲリラ戦)への協力」が掲げられ、「遊撃隊とひそかに連絡すべし」「民間人に敵の宣伝に打ち勝つ努力をさせる」などが示されていたが、活動の実態はわかっていなかった。

 林教授は「現場の警察官たちは要綱を忠実に実行し、軍の手が回らない部分を埋め合わせていたことがうかがえる。秘密戦の一端を具体的に記録した貴重な資料であると同時に、根こそぎ動員で秘密戦を継続しようとした日本軍の実態をよく表している」と話している。

                                              ◇

原告弁護団は法廷闘争では勝てると確信したあまり、被告側の執拗とも言える「場外闘争」には拱手傍観の立場を取った。

徳永弁護士の述懐によると、「裁判が世論(場外闘争)に左右されるべきではない」という、弁護士としてのいささか青い信念(本人の弁)が、被告側の場外闘争を傍観せしめる態度を取らせたという。

林教授は被告側の「場外闘争」の一翼を大いに担って、要所要所で米公文書館から「衝撃の新史料」を新発見し、

更にそれを沖縄タイムスが社会面トップで、お決まりの大見出しで世論を煽ってきた。

だが、肝心の新史料はというと、原文のtoldを無理やり「命令した」と超訳したり、

今回の裁判には直接関係ない「慶留間島」の状況を述べたりで、

この林博史という人物は学者というよりイデオロギー塗れのアジテーターといったほうが相応しいとさえ思える。

林教授の米公文書館よりの新発見史料は、夏になると彷徨い出てくる幽霊のように、裁判直前になると必ず出てくると揶揄する向きもあるくらいだ。

勿論、史料の内容は同でも良い。 沖縄タイムスが針小棒大に世論操作してくれるから。

ところで、上記記事を報じる昨日のタイムス夕刊の社会面トップの大見出しを紹介しておこう。

<沖縄戦下の本島北部>  

警官が偵察活動従事

「行動日誌」米で発見

軍の情報基に 住民へ宣伝も

記事内容を見ると、戦時下の沖縄で地元の情報に詳しい警官が、土地の情報を軍に教えたり、情報を断たれて不安であったと思われる住民に軍から得た情報を伝えることは警察官として当然の行為ではないのか。

念のため、上記記事の警官の行動を太字で強調して置いたが、どれを見ても戦時中の警官の行為としてはごく当然のことではないか。

だが、沖縄タイムスの見出しを含む締め構成からは、戦時中に警察官が軍に協力するのはいかにも「悪事」であるかのような印象を受ける。

実に見事な印象操作記事だ。

一瞬、ここで言う「軍」とは日本軍ではなく、米軍なのかと錯覚させるようだ。

勿論、これが米軍への協力なら地元の警官が“立派な”「悪事」を働いていたことになるのだが。

日本がアメリカと戦争したことを知らないという若者も多いという昨今、

「沖縄住民が戦っていたのは米軍ではなく、日本軍だ」という錯覚を起こさせかねない記事である。

当日記は林教授の「新発見」を記事にするなというのではない。

この程度の内容の「新発見」なら、

「戦時中の警官の『行動日誌』米で発見」

といった程度の見出しのベタ記事で充分だと主張するに過ぎない。

しょうもない新発見史料も、林教授と沖縄タイムスのコンビになると社会面トップを飾る大見出しとなり、「場外乱闘」となり世論操作になることを問題にしているのだ。

 

当日記は過去にも「林教授の新発見」については、このように揶揄したエントリーをしている。

又しても? 林教授の新発見  集団自決の米軍文書

「集団自決」ダブスタの左翼学者 「話した」も「命令した」に超訳!


他にもこんなエントリーもあった。

沖縄の「集団自決」 米公文書に新資料

⇒ 「集団自決」の米公文書 「アメリカは解放軍だった」

 

タイムスの針小棒大な印象操作記事が今後も続くと、オオカミ少年の例えのように、そのうち「林教授の新発見史料」はガセネタの代名詞にもなりかねないから、ご用心。

 この程度の「新発見」はベタ記事で充分、

沖縄タイムスは印象操作の「場外乱闘」記事が多すぎる、

と思う方は、クリックお願いします。

「付記」

徳永弁護士の講演会報告の続編は次回エントリーを予定しています。

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