狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

八重山商工に拍手を

2006-08-17 08:12:10 | 県知事選

期待が大きいと希望が膨らむ。

希望が膨らむと欲が出る。

この欲を誰もとがめることは出来ない。

沖縄中が八重山商工の優勝を期待した。

春のセンバツ大会で優勝した横浜高を最後まで苦しめた八重山商工なら若しかして優勝も夢ではない、と県民が期待しても誰がとがめよう。

八重山商工は強豪智弁和歌山を相手に健闘した。

そして爽やかに散った。

沖縄代表高は離島のハンディを負っていると言われた時期があった。

強い練習相手を求める為の遠征費用。 指導者不足。

数えればきりがない。

沖縄代表高はこれらのハンディを乗り越えて全国レベル、いや野球強豪県と言われるまでになった。

八重山商工。

沖縄本島からはるか南に浮かぶ石垣島。

野球部員の全ては島の中学出身者だ。

八重山商工はかつて沖縄のハンディと言われた条件を凝縮した離島の高校だ。

全国の強豪高が集まる夏の甲子園で初戦を勝つだけで大変な事。

八重山商工は初戦、第二戦と勝ち抜きそして第三戦で惜敗した。

八重山商工よ、良くやった。

全国ベスト16高なのだ!

胸を張って誇りを持って帰って欲しい。

県民は諸君の健闘を賛えて拍手を送る。

いや県民だけではない。 全国に八重山商工ファンは多い。

彼らは今や「判官びいき」の拍手ではなくハンディを乗り越えた強豪高への賛辞の拍手を惜しみなく送っている。

 

以下朝日新聞記事転載。

朝日新聞
智弁和歌山、八重山商工を8―3で下し、8強
2006年08月16日

 第88回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)第11日の16日、3回戦第3試合で八重山商工(沖縄)と智弁和歌山(和歌山)が対戦、智弁和歌山が長打攻勢で逆転し、8―3で勝利した。智弁和歌山の8強進出は4年ぶり。智弁和歌山の高嶋監督は、春夏通じて甲子園50勝となった。
試合終了後整列する、八重山商工の選手たち。右端は伊志嶺監督=16日午後、阪神甲子園球場で
 

試合終了後、握手を交わす八重山商工(左)と智弁和歌山の選手たち=16日午後、阪神甲子園球場で
 

智弁和歌山―八重山商工 9回表智弁和歌山無死、広井は中越え本塁打を放つ。捕手友利
 

智弁和歌山―八重山商工 5回表智弁和歌山1死一、三塁、広井は左中間に3点本塁打を放つ
 

智弁和歌山―八重山商工 2回裏八重山商工1死二塁、金城賢は左中間に適時二塁打を放つ
 

 智弁和歌山は2点を追う5回、広井の3点本塁打で一気に逆転。直後に同点とされたが、7回には2死一、三塁から橋本の適時三塁打などで3点を勝ち越した。8回にも犠飛で加点し、9回には広井のソロ本塁打で試合を決めた。

 八重山商工は2回に金城賢の適時二塁打で先制し、3回にも1点を追加。逆転を許した5回にも友利の犠飛で追いついたが、6回以降は1安打と打線が沈黙。主戦の大嶺も、持ちこたえられなかった。

   ◇

 9回の広井の本塁打は、第66回大会に並ぶ大会タイ記録となる第47号。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
« 「みのもんたの朝ズバッ!」... | トップ | みのもんた「朝ズバッ!」で... »

コメントを投稿