狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄がうらやましい!徳之島の本音

2010-04-20 08:00:45 | 普天間移設

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■沖縄がうらやましい

一昨日のエントリーで次のように書いた。

《沖縄タイムスには珍しく事実を報じている良心的記事を紹介する。

一方、反発が急激に高まる島内で、表立って誘致を口にするいない。ある自営業の男性は「ある意味、沖縄がうらやましい。だが水面下でやるまえに、こんなに反対一色になったら、もう無理だろう」とこぼした。(略)

どよめきの中、谷岡会長は住民投票などを求める要望書を徳田氏に手渡した。会合後、記者団に真意を問われ、賛成派で今、顔を出して発言できるのは私と前田さんくらいだが、無記名の住民投票なら状況は確実に変わる。(沖縄タイムス 4月18日)

沖縄マスコミが扇動する「全体主義」「言論封殺」が、

沖縄から徳之島に移出されている現状が伺える記事である。》

 

ある意味、沖縄がうらやましい。だが水面下でやるまえに、こんなに反対一色になったら、もう無理だろう

誘致賛成派が「沖縄がうらやましい」と口走っても、具体的には良く分からないというのが本音だろうが、今朝の沖縄タイムス(大弦小弦)を読むと、「沖縄がうらやましい」という賛成派の気持ちが良く理解できる。

同記事によると、黒糖は徳之島の特産品であるが、同じく特産品の黒糖焼酎の原料には沖縄産の黒糖を使わねばならないとのこと。

徳之島産の黒糖は沖縄産の黒糖の1・5倍のコストがかかるというのがその理由だが、

沖縄だけに適用される「沖縄振興特別措置法」が徳之島の黒糖には適用されないがため、高コストになるのがその理由だという。

確かに沖縄と至近距離にある徳之島の黒糖が沖縄産の黒糖と法律で差別されるのは納得できないであろう。

沖縄では当然の如く受け止められている各種の特別措置法により補助金が垂れ流されているが、同じ島国の徳之島を含む奄美諸島には適用されていないのが両地域の黒糖の価格差になるのだから、徳之島の住民が「沖縄がうあらやましい」と感じてもも当然であろう。

タイムスのコラムはこう述べているが、残念ながら説得力はない。

▼米軍普天間飛行場の移設地として浮上している奄美諸島の徳之島で、一部誘致派が受け入れ条件として示したとされる6項目に、「黒糖生産を沖縄県並みに制度改革」とある▼沖縄と同じ離島であり、似たような風土、気候で作っているにもかかわらず、県が違うために補助金を受けられない。その理不尽さを示すようなないようだが、米軍基地の有無に帰する問題ではない。

                      ◇

 

首相「腹案」に痛烈な「ノー」…徳之島写真あり (4月19日 03:04) 

  沖縄の米軍普天間飛行場の移設受け入れをめぐり、鹿児島県・徳之島で18日に開かれた反対集会には、予想を上回る島民約1万5000人が結集し、鳩山首相の「腹案」に痛烈な「ノー」を突きつけた。

 首相にとって、徳之島は沖縄からの「県外移設」の切り札だったが、地元の頭越しに甘い見通しのまま始まった検討は、頓挫がほぼ確実となった。

 ◆「なめられた」

 18日午前。薄曇りで南国の強い日差しが和らぐ中、徳之島町の亀津新漁港には、プラカードを持った島民たちが続々と詰めかけてきた。徳之島、伊仙、天城の3町長らで作る主催者はビラ1万3000枚を用意し、会場で配った枚数で参加者を数えた。その結果、午前11時の配布開始から約10分で目標の1万人を突破。正午前にビラはなくなった。参加者は最終的に、島の人口の6割近い1万5000人(主催者発表)に達した。

 「長寿と子宝の島を守ろう」「大事な牛にヘリコプターのごう音は必要ない」

 壇上には、漁協や農業団体、青年団体、環境保護団体などの代表16人が登り、次々と基地の受け入れ反対を訴えた。天城町の大久幸助町長が最後に「大成功だ。これからもますます強く戦い抜く!」と叫ぶと、参加者はこぶしを突き上げて気勢を上げた。地元関係者によると、参加者は大半が地元の島民で、「島外の基地反対運動家などはほとんどいなかった」という。

 集会後、伊仙町の大久保明町長は記者団を前に、「首相の判断が甘かったと言わざるを得ない。徳之島案の打診はもうできない」と首相を公然と批判した。大久・天城町長は、政府が水面下で徳之島案の検討を進めていることについて、「何の打診もなく、なめられているのかと思った」と不快感をあらわにした。

 ◆場当たり的

 そもそも徳之島案は、沖縄本島と距離的に近く、約2000メートルの滑走路を持つ徳之島空港があることが発端で浮上した。沖縄で「県内移設」への反発が強まる一方、米軍の抑止力維持のためには沖縄から離れた地域への移設が難しく、鳩山政権内では「徳之島なら米軍の理解を得られそうだ」といった楽観的な見通しが広がった。

 首相は、民主党の牧野聖修衆院議員(静岡1区選出)を通じた同島関係者からの売り込みに飛びついたという。周辺は「徳之島案は昨年末あたりから急に出てきた」と証言する。だが、米軍の運用など安全保障上の観点から本格的に検討された形跡はほとんどなく、場当たり的な感じはぬぐえない。「土地探しの不動産屋の感覚だった」(民主党中堅議員)との批判も出始めている。

 ◆バラ色

 「島内は潜在的に賛成派が多数だ。政府が決めさえすれば、大丈夫」

 島で徳之島案を推進する元天城町議会議長の前田英忠氏は、昨年末から首相周辺に繰り返し伝えた。過疎に苦しむ島の活性化には、米軍誘致がうってつけだと考えたからだ。島の少数派のそうした推進派の声を、首相らが過信した面は否めない。鹿児島県の伊藤祐一郎知事が民主党の小沢幹事長の自治相時代の秘書官だったことで、「知事の協力も得られる」との楽観論も生まれ、期待が高まった。

 だが実際には、島内では推進派への支持は広がらなかった。むしろ、町長への正式な打診抜きで水面下で検討を始めたことで、反発に火がついた。伊藤知事も反対を明確にした。検討作業は、沖縄県の仲井真弘多知事が「政府から何の説明もない」と反発を強めていったのと同じ道をたどった。

 防衛省関係者は「基地問題でのお願いは、まず現職の首長を説得しないとヘソを曲げられる」と指摘する。平野官房長官を中心に「政治主導」で進んでいる移設案の検討では、防衛官僚らが長年の経験で蓄積してきたノウハウは生かされていない。

 民主党鹿児島県連(代表・川内博史衆院議員)は17日夜の会合で、移設の白紙撤回を政府に申し入れる方針を決めた。川内氏は首相側近だが、会合後に「政府の手続きに疑問を感じる」と批判した。18日夕、首相公邸に首相を訪ねた川内氏が県連の方針を伝えると、首相は「わかった」と言葉少なだったという。

 「バラ色の情報ばかり聞かされて徳之島に執着した結果だ」。県連の1人は吐き捨てた。(西部社会部 舟槻格致、鹿児島支局 北川洋平)

 ◆海兵隊ヘリ分散に米側難色◆

 政府の移設案は、普天間飛行場の海兵隊ヘリ(約60機)の5~6割を徳之島に移し、残りの部隊、施設を沖縄県名護市に広がる米軍キャンプ・シュワブ陸上部などに「分散移設」することが柱だ。ただ、分散移設は軍事運用面で問題が多く、米国が受け入れる可能性は極めて低い。

 政府筋によると、徳之島移転は、島北西部沿岸の徳之島空港の2000メートル滑走路を活用する案が軸だ。この長さだと、米軍が数年後導入予定の「MV22オスプレイ」(ヘリと飛行機の機能を兼ね備えた垂直離着陸機)の運用にも十分だ。ただ、ヘリ収容施設がないため、滑走路周辺の干潟を埋め立て、格納庫や駐機場を新たに建設する必要がある。

 さらなる難題は、徳之島と沖縄本島の距離が約200キロ・メートルあることだ。ヘリ部隊が沖縄の陸上部隊と訓練するには片道約1時間以上、オスプレイでも片道40分余りかけて往復しなければならない。

 米軍筋は「陸上部隊とヘリ部隊が共同訓練を恒常的に行い、有事に即応するためには、片道20~30分の距離が限界だ」と話す。キース・スタルダー太平洋海兵隊司令官は本紙の取材に「東京に住んでいたら大阪に車を置かないだろう。ヘリと海兵隊の関係も同じだ」と述べ、両部隊の分離は難しいと強調した。

 実は、日本政府も米側のこうした主張を見越し、徳之島に陸上部隊の宿舎や訓練場も建設する「大規模移設案」を今年初めに検討した。しかし、「訓練場を造る広さがない」との結論に達し、幻となった。米軍の一部には、徳之島が朝鮮半島に近く、半島有事に対応しやすいという肯定論もある。しかし、台湾海峡と朝鮮半島を両にらみできる沖縄が最良だとの米軍主流の見解は、簡単には揺らぎそうにない。(政治部 白川義和)

(2010年4月19日03時04分  読売新聞)

                                                  ◇

全国的な人口減少の流れを受けて、徳之島でもこのところ人口減少が続き、沖縄へ出稼ぎに行く人が多いと聞く。

その一方で沖縄県は全国でも有数の人口増加県であることが国勢調査で明らかになっている。

推計人口 1億2751万人 09年 減少幅最大 18万3000人

これだけを見ても徳之島の住民が「沖縄がうらやましい」と言う気持ちは分かるし、

誘致賛成を主張したくとも沖縄から移出された「全体主義」「言論封殺」の空気が、物言えば唇が寒い状況に徳之島住民を落とし込んでいる状況も理解出来る。

大会の行われた18日、現地に取材したテレ朝のレポーターが「誘致賛成派は隠れキリシタン」のようだと表現していたのが印象的であった。

この場合「踏み絵」になるのは「反戦平和」なのだろう。

踏み絵を踏まされて「反戦は平和!」「米軍基地反対!」を声高に叫ぶ反対派住民も本音では「沖縄がうらやましい」と考えていると推測できる。

どっちへ転んでも「反対」を叫んでいた方が得になる。 

つまり、万が一基地受け入れる場合でも、

「反対を声高に叫んでいた方が補助金が多くなる」ということを、先輩沖縄から学んだ結果である。


 

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 【お知らせ】

    元国土交通大臣・文部科学大臣

 =中山成彬氏  沖縄講演会=

平成16年に文部科学大臣に就任して以来、日本の教育の現状を憂い、教育再生に取り組んできた中山成彬氏は、日本教職員組合(日教組)と戦ってきた。平成20年9月、国土交通大臣に就任した中山氏は、日本の教育に問題があるとして、「日教組を解体しなければならない」と発言。同月に辞任したものの、日教組を追及する姿勢を変えていない。今、教育問題を抱える沖縄県民に中山氏が直接語りかけます。

演 題 『今こそ、真っ当な教育を』

~なぜ日教組の強い地域は学力が低いのか~


【日 時】 平成22年4月25日(日)
      午後1時受付 午後1時30分開会~午後3時30分

【会 場】 浦添市てだこホール 大ホール
   浦添市仲間1丁目9番3号  電話 0988〈942〉4360

【会 費】 1000円

【主 催】 中山成彬沖縄講演会実行委員会

【後 援】 日本会議沖縄県本部、日本女性の会沖縄県支部
      「建て直そう日本・女性塾」沖縄県支部

【連絡先】 沖縄実行委員会 担当 敷田、錦古里
電話:090-9379-3483〈敷田〉、090-9780-7272〈錦古里〉
      FAX: 098(868)3073 

 

【懇親会のお知らせ】

中山成彬氏を囲む懇親会にもお気軽にご参加下さい。

日時:4月25日 午後5時~7時 

会場:パシフィックホテル沖縄【カネオの間】

会費:4000円 連絡先:090-9780-7272(錦古里)

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隗より始めよ (太平山)
2010-04-20 18:33:38
4月25日の読谷村での基地移設反対県民大会への出席に仲井間知事は態度を保留しているという。県内市長村の多くの首長が参加することから、私は2007年の教科書検定における県民大会と同じく、どうせ知事は出席するだろうと観ている。がしかし知事を始めとして沖縄の首長連中には鳩山首相と同様に、どうしてこうもアンポンタン揃いが多いのかと情けなくなる。

その理由の一つは軍事、安全保障の認識が全く欠落していることである。本土の地方の首長も同様だと思うが、沖縄の場合、最前線に位置していることを考えれば、その認識不足は罪悪と言っても良い。保護国としての琉球王国の属性がDNAにインプットされているせいだろうか、事大主義で小児的であり危機意識を感じないのが沖縄の特性である。

中国の脅威を目の当たりにしても、他人事のように基地反対を叫び、考えるのは沖縄の1県のみで日本の安全保障など眼中には無い。中国に併合されればそれでも良いと考えるだろうが、そうは問屋が卸さない。その場合、沖縄は日本の攻撃対象となる。何れにしろ、最前線であることには変わりはなく中国は沖縄を米軍以上に基地化するだろう。

馬鹿な鳩山首相のお陰で沖縄は現在、非難の矛先から免れている感があるが、全ての責任を鳩山首相に押しつけるのではなく、自らも当事者として基地移設に関しては真剣に考えるべきである。

私は普天間基地をそのまま継続使用させたほうが最善ではないかと思っている。普天間基地受益者も半端の数ではないだろう。日本政府も新たな基地建設という無駄金を使わずに済みその分、防衛予算に当てることができる。辺野古の自然だって破壊されることはない。

地政学上沖縄が基地から免れることはありえず、中国の脅威を目の当たりにすればそれは尚更であろう。基地の必要性は今後、高まれこそあれ撤去ということは考えられない。日本の国力が低下の一方を辿っている現在、自らの郷土は自らが守るという当たり前の防衛意識を持つことが何より肝要である。隗より始めよと言うではないか。



訂正 (太平山)
2010-04-20 18:42:12
県内市長村→県内市町村に訂正
辺野古の方のお話 (のび太)
2010-04-20 20:41:37
こんにちは、
今日、仕事でお会いした方(男性)が、たまたま辺野古の方でした。恐る恐る「辺野古は基地反対なんですか?」と聞くと、「いや~!テレビで言っているのと少しちがうさあ。」と言われました。「地元の祭りやハーリーではアメリカァも協力してもらっている。」「共存している。」と言う。以前から聞いていたことですが、何とも不思議な感触でした。名護市長選挙で反対派が当選したことで、あたかも市民全員が反対のような話になっているので、辺野古の方も世論にごり押しされているようです。桜井よしこさんのブログによれば、辺野古の皆さんは陸上案には反対だが、自民党案はまだ生きているとのこと。鳩山総理は試しに辺野古まで来て、頭を下げてみたらどうでしょうかね。

普天間基地移設問題について (腹案って何?)
2010-04-21 21:42:41
本日党首討論が行われました。

その中で、鳩山総理が

「腹案を持っているのは事実だ。(移転先となる)地元よりも、まず本当に腹案が米国に理解されるかどうかを水面下でしっかりやりとりしなければならない。米国が理解を示さないうちに地元に『こうなるから』と言っても迷惑をかける」

と答弁しておりました。
これは、順番が全く逆ではないでしょうか?

「先にアメリカの了解を取り付ける」という事は、
「アメリカが『ここで良い』と言っているから、地元も納得してくれ」と、地元に基地を押し付ける意味ではありませんか?

仮に、皆さんの地元に突然このような話が降りかかってきたら、どう思われますか?


 アメリカの  威借るつもりが

 島民の  怒りを覚ます

 鳩の浅知恵


基地移設の賛否はさておき、このような鳩山手法は、地元の住民を愚弄するものです。
流行語大賞?ルーピー理論 (原日本人)
2010-04-22 00:04:23
【ルーピー理論】第一章
日本は日本人だけのものではない。

これを徳之島に代入すると
徳之島は島民だけのものではない。

辺野古に代入すると
名護市辺野古は名護市民だけのものではない。

選挙前から結論出てますねw
Unknown (涼太)
2010-04-22 01:01:46
狼魔人様

この政権は何をやっても駄目でしょう。
日本人は、根回しを大事にする国民です。
それも無しで、いきなり政治主導だー。です。
纏まる話も纏まらない。
根回しには、裏方の活躍が欠かせないのに、政治主導を掲げ、有能な裏方を活用しない。政治家は人気投票でなれるが、裏方は東大みたいな超一流大学を出て、キャリア試験を合格したもので、厳しい生存競争を勝ち抜いたの者しかなれない。そんな優秀な官僚は、敵に回すより上手く活用すべきです。
国会でも、難しい憲法、法律論はほとんど官僚が答弁しています。民主党は官僚の国会答弁まで禁止したいようですが、そうなると素人が法律を作るような物で、これはこれで恐いですね。

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