狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

国会議員団が尖閣視察、自衛隊機で

2010-09-13 10:29:17 | 中国

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海保の巡視船に中国漁船が衝突した9月7日には、他にも160隻ほどの中国船籍とみられる漁船が同海域で確認されている。

そのうち30隻が領海侵犯を犯していたという。

今年になってからの同地域への領海侵犯が5件だということに比べると、

一日に160隻もの中国船が尖閣近海をウロウロするのはどう考えても尋常ではない。 

160隻が同時に領海侵犯をしたら海保の巡視船だけでは完全にお手上げだ。

さらに船長逮捕後の中国側の動きも、予定の行動だと見られる。

一方的に「ガス田交渉」中止を表明したり、深夜に北京駐在の丹羽大使を呼び出して異例の抗議をしたりで、中国政府の動きは敏速である。

中国:未明に丹羽大使を呼び異例の抗議、賢明な政治判断を-NHK

問題の中国漁船が間違って領海侵犯したのではなく、確信犯であると、当日記は考える。

それを裏付けるような出来事が、実はその日の約2週間前の8月25日尖閣諸島で起きていた。

衆議院安全保障委員会の議員一行11名が、自衛隊航空機で尖閣諸島を視察していたのだ。

自国の領土を自国の国会議員が自衛隊機で視察するというごく当たり前の行動に、中国側が激しく反発し対抗処置として行ったのが、今回の確信犯的領海侵犯だと考えられる。

マスコミがあまり報じなかった国会議員団の尖閣視察の様子を、地元紙八重山毎日新聞は次のように伝えている。

八重山毎日新聞 2010年8月26日

衆院安全保障委が与那国入り 上空から尖閣を視察

http://www.y-mainichi.co.jp/news/16645/

きょう外間町長に面談

 【与那国】衆議院安全保障委員会(奥田建委員長)の委員らは国の安全保障における防衛などの実情調査として25日午後、尖閣諸島の上空視察を行ったあと、与那国入りした。視察団一行は26日、外間守吉与那国町長と面談したあと、町内を視察する予定。統一地方選挙を前に自衛隊の誘致を掲げている外間町長との面談が注目されている。

 尖閣諸島の視察には奥田委員長をはじめ、玉城デニー氏(民主)ら10人が参加。視察後に赤嶺政賢氏(共産)が合流し、民主党衆議6人、自民2人、公明1人、共産1人の計11人が与那国入りした。
 視察団一行は25日午後4時すぎに自衛隊機2機で与那国入りし、同日夜には町議らと懇談。25日朝には外間守吉町長と面談し、町内を視察する予定。
 代議士のほか、衆院調査局安全保障調査室調査員や衆院参事らも随行。衆院調査局安全保障調査室主席調査員や防衛省大臣官房審議官らも同行しており、総勢19人が与那国入りした。

 与那国空港で奥田委員長は「今回の視察の一番の目的は尖閣諸島の視察であり、移り変わっていく状況をこの目で確かめたかった。最西端の与那国については日本の領土、領海、領空を守っていただいている皆さんの生活を見て、足りないものを意見としていただき、お役に立てればと思っている」と記者団の質問に答えた。
 また、同日の視察団の来島に伴う自衛隊誘致反対派住民による抗議行動などはなかった。

                      ◇

地元選出の赤嶺政賢議員(共産党)は、この視察に疑義を呈し視察には参加しなかったという。

2年前にも衆院外務委員会の議員団が同じように自衛隊機で尖閣視察を行っていたが、やはりそのときも地元選出の赤嶺議員(共産党)と照屋寛徳議員(社民党)は自衛隊機を利用しての視察を拒否している。

国会議員が自国の領土を自国の自衛隊機で視察することを拒否するとは、この方々はいったいどこの国の国会議員かと疑いたくもなる。

⇒ 衆院外務委きょう石垣入り 自衛隊機で尖閣視察も

 

で、今回の中国船の領海侵犯に大きな影響を与えたと思われる今回の国会議員団の尖閣視察に参加した新藤義孝議員(自民党)の「東シナ海ガス田・尖閣諸島・与那国島の視察報告」を同議員のメルマガより引用する。

                      ◇

【動画】はここで⇒http://www.shindo.gr.jp/

|【新藤義孝メールマガジン】 ★☆ 週刊新藤 第206号 10.9.12 ☆★ |

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■◇ 日本の国境を守れ! ◇■
     ― 東シナ海ガス田・尖閣諸島・与那国島の視察報告 ―

 8 月25・26日、私は衆議院安全保障委員会理事として視察を行いました。沖
縄の那覇基地から自衛隊の飛行機を使用し、東シナ海の洋上にあるガス田とそ
の先にある尖閣諸島を上空から視察、その後に我が国最西端の与那国島に着陸
し、町長始め町議会関係者から事情を聞くという内容です。
 私自身は東シナ海のガス田も尖閣諸島も過去に訪れておりますが(「週刊新
藤」第49号・第115号を参照)、他党の議員も含めて安保委員会のメンバーに
現状を知ってもらうことが今後の国会議論のために重要だと考え、理事会で私
から企画し、与・野党理事の賛同を得て実施されました。

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◆ 東シナ海ガス田開発の現状

 まず東シナ海のガス田に向かいました。中国が日中の中間線付近で開発しているガス田は、そのガス層が中間線を越えて日本側まで続いていることが確認されており、我が国は中国に対し単独開発の中止を求めてきました。
 度重なる外交交渉の結果、建設途中のガス田「白樺」については2008年に日中共同出資により開発することで合意し、「両国間で条約が結ばれるまで施設の開発は行わない」ということになったのです。
 私は当時、交渉の当事者である経済産業省の副大臣を務めており、この問題には直接関わっております。
 ところが、条約交渉が中断していた昨年の7 月と8 月、日本の衆議院の解散総選挙の頃、政治の混乱を見透かしたかのように、二度にわたり中国側が船で建設資材を運び込みました。当時の自民党政府は中国側に抗議し船を引き上げさせました。
 この海域には自衛隊機が毎日飛んで哨戒監視活動を行い、写真を撮っています。中国側の動きは一日単位で把握できるのです。

________________
◆ 事実を公表しない民主党政権

 しかし、9 月以降の民主党政権は、施設工事が進んでいることを国民や国会に公表しないばかりか、鳩山首相や岡田外相は中国に対し明確な抗議を行わず、「白樺」の掘削施設は完成してしまいました。政府は本年1 月の日中外相会談で、岡田大臣がガス掘削に着手しないよう合意遵守を求め、そのことが新聞報道されたことで、私たちも事実を確認することができたのです。
 この報道を受け、自民党外交部会では現況写真を見せるよう外務省に要求しましたが、なんと拒否されてしまいました。その理由は「外務大臣と官房長官からの指示により写真を見せてはならない」ということだったのです。
 私がかねがね訴えております民主党政権の外交の密室性や独善性が現れたものであり、今回の視察は、政府が写真を見せないなら、国会議員が直接自分の目で確かめるしかない、という想いで行ったものです。


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◆ 施設の完成を自らの目で確認

 航空自衛隊那覇基地から自衛隊機に乗り込み洋上を40分程度飛行すると、ガス田と掘削施設が見えてきます。問題のガス田「白樺」は、完全にやぐらが組み上がっており、デッキ部分のみだった2 年前と明らかに違っていることは一目瞭然です。
 施設の先端には自らの主権を誇示するかのように中国国旗が掲げられておりました。

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◆ 我が国固有の領土、尖閣諸島

 次に向かった尖閣諸島は我が国が一貫して平和裏に領有してきました。ところが、1969年に国連の調査で周辺海域に石油・天然ガス等のエネルギー資源が存在することが分かると、中国と台湾がその領有権を主張し始めたのです。
 尖閣諸島は日本固有の領土であり、領有権問題は存在しておりません。資源目当ての他国の主張を受け入れることは絶対に出来ません。
 尖閣諸島の中で最も大きな魚釣島には、今でもかつて日本が作った住居跡や灯台、水路等が残っています。
 上空からの視察では魚釣島の周囲を何度も旋回し、安保委員会のメンバーと共に、改めてしっかりと島を目に焼き付けてまいりました。

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◆ 防衛上の要地、与那国島

 上空視察を終え、自衛隊機は与那国島に着陸しました。沖縄本島から500キロ、台湾の東約110キロに位置する日本最西端の「国境の島」は、東シナ海の中国海軍の活動活発化を受け、我が国防衛上の重要性が指摘されています。
 沖縄本島以南では宮古島に自衛隊のレーダー基地が置かれているのみであり、この地域には防衛力の空白が生じているのです。
 2008年には与那国町議会で自衛隊誘致の決議が可決されました。与那国島を含む南西諸島への防衛力配備は私も安保委員会で提案しており、今回の委員会理事による視察は、この実現に向けた強いメッセージになると考えています。
 また与那国町議会は外国人参政権に反対する意見書も採択しています。昨年8 月の町長選挙では、自衛隊誘致賛成派の町長が僅か103票差で当選しました。
外国人参政権が付与されれば、日本の防衛力強化を阻止するために母国の意をくんだ永住外国人が住民票を移し、自衛隊誘致反対の町長を当選させることもできることになってしまいます。

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◆ 民主党政権の密室・弱腰外交

 今回の視察のテーマは資源確保、領有権、防衛力整備といういずれも国家の基本となる問題です。
 民主党が政権を取って以来、わずか一年も経たないうちにこうした国の根幹が揺らぎ、弱体化しています。
 都合の悪いことは国民に隠しつつ、言うべきことをはっきり言わない稚拙で弱腰な外交は、他国に付け入る隙を与え、我が国の国益を大きく損ねてはいないでしょうか?
 東シナ海では中国海軍艦艇による航海訓練が常態化し、日本のEEZ内で中国の資源調査船が勝手に活動していたことも判明しました。
 逆に日本の調査船が日中・中間線の40キロも手前の日本側海域で中国政府船に追い出されるという事件も起きています。
 7 日には尖閣諸島で中国漁船が違法操業し船長が逮捕されましたが、中国の外務省報道官は日本に抗議しつつ「尖閣諸島はもともと中国の領土だ」と言い放ちました。
 中国は東シナ海の実行支配を確実に強めるため、既成事実を重ねる行動に出ているのです。
 国政の第一優先事項は国民の安全と豊かなくらしのために、国家の主権と国益を考える事だと思います。
 今回の視察はこうした基本を胸に刻む良い機会となりました。自分の目で確かめたことを有効に活かし、精一杯活動してまいります。

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■◇ 新藤義孝PROFILE ◇■

  昭和33年川口生まれ。当選4回。自民党。
  経済産業副大臣、党・国防部会長、外務大臣政務官、総務大臣政務官等を歴任。
  現在 自民党・ネットメディア局長、埼玉県連会長、川口ふたば幼稚園園
長。

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2 コメント

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船員さまご一行、帰国 (アイゼンシュタイン)
2010-09-13 13:57:53
毎回、興味深いエントリー、ありがとうございます。
先ほどニュースで、例の体当たり漁船の船員さまご一行が石垣空港から飛行機で帰国したと報じていました。また、漁船も中国へ向かったとか。
結局、船長、一人が残った訳ですが、きっと執行猶予がついて、国外追放(事実上の無罪)になるのでしょうね。さすが民主党です(もちろん、皮肉です)。
自分の仕事場が犯されていることに何も思わないのか? (モノ言うサラリーマン)
2010-09-13 14:58:25
こんにちは。さすが中国政府。漁船を派遣して感触を伺ってますね。こんなことはド素人でも分かることです。
さて沖縄と言えばやはり海産物で収入を得ないとやっていけませんよね?周りは海ばかりですから。
その大切な海をコソ泥が徘徊しているのに沖縄の大新聞さんは何も言わないのでしょうか?
もし中国を兄弟などと思っていたら大間違い。ただの侵略者ですから。

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