狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

原点の叫び!宜野湾住民訴訟、

2015-10-23 06:36:20 | 普天間移設

 

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昨日のエントリーで、宜野湾住民訴訟が翁長知事に止めの一撃を加えた、と書いた。 
 
その理由は、以後翁長知事は「オール沖縄」などの大嘘をつけなくなるからだ。
翁長知事は21日の記者会見で、記者に宜野湾住民訴訟について、次のように答えている。

記者 宜野湾市民が、知事の取り消しは基地の固定化を招き、生存権を侵害すると那覇地裁に取り消しの無効確認と損害賠償を求めて提訴した。基地の周りに住む県民からこのような訴訟が起きることをどう受け止めるか。

知事 昨日、上京して帰る間際に断片的に聞いた。朝刊にも載っているが訴状とか詳しいことがまったく分からないので、これについて私で申し上げることはないが、多くの市民がそれぞれの立場でそれぞれの表現、行動するのは起こりうることなので、今のところはそういう意味でそういうことがあったのか、ということで、いずれにしてももし関わることの中であったら法令に則ってしかるべき対応をしていきたいと思うが、今、中身が詳しく分からないので、これについての対応は申し上げることはできないということ。

県知事が「多くの市民がそれぞれの立場でそれぞれの表現、行動するのは起こりうること」と認めた瞬間、「オール沖縄」が大嘘であることを認めたことになる。

これまで国との法廷闘争は、「権力者の国vs差別される県民」という構図で戦えば、敗訴しても県民の同情票は得られると高をくくっていた翁長知事だった。

ところが、普天間基地近隣の住民に「起こりうる大惨事を無視した」として訴えられた事実は「オール沖縄」という虚構の崩壊を意味する。

そして国との法廷闘争のみを考えていた知事にとって、住民訴訟は全く想定外だった。 

 

 
 
 
 
 
県と国が法廷闘争も視野に入れ全面対決に至った理由は、普天間移設に対する両者の認識に大きな溝が存在したことにある。
 
では、
普天間移設の原点とは何か。
 
 
菅官房長官は、
「19年前の橋本首相とモンデール駐日米大使の会談で、普天間の危険除去と閉鎖が確認されたのが原点」と主張。
 
 
一方、翁長知事は「銃剣ブルドーザーによる「強制接収が原点」と主張。
 
 
これでは両者の主張は平行線のままで、決裂するのもやむを得なかった。
 

在日米軍再編:普天間移設 辺野古「原点」に溝 集中協議で深まる 沖縄知事演説

 沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題で、翁長雄志(おながたけし)知事がスイスでの国連人権理事会で名護市辺野古への移設反対を訴えるほどこじれた背景には、問題の「原点」を巡る沖縄と政府の認識の相違がある。翁長氏が米国統治下の「銃剣とブルドーザーによる強制接収が原点」としたのに対し、菅義偉官房長官は1996年の日米の普天間返還合意が原点と譲らず、歩み寄りを目指したはずの1カ月の集中協議の結果、両者の溝はかえって深まった。

 「強制接収で全て奪われ、自ら差し出した基地ではない。(移設に反対なら)奪われたものの代替案を用意しろ、では話がかみ合わない」(翁長氏)

 「19年前の橋本(龍太郎首相)・モンデール(駐日米大使)会談で、普天間の危険除去と閉鎖が確認されたのが原点。政治の恩師である梶山静六先生(当時の官房長官)から聞いている」(菅氏)

 8月29日に那覇市であった翁長、菅両氏の会談では、両者の認識の違いが鮮明に出た。翁長氏は、移設先とされる辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消す意向を正式表明した9月14日の記者会見でこのやり取りを振り返り、「私が言葉を尽くしても聞く耳を持たないのか、と感じた」と不快感をにじませた。翁長氏は集中協議の中で、戦後の沖縄が歩んだ歴史や基地問題の実態が本土に伝わっていないという県民の気持ちを「魂の飢餓感」と表現。「その飢餓感を理解できなければ、個別の問題は難しいかもしれない」と訴えていた。

 これに対し、菅氏は全面的な反論を展開。8日の会見では翁長氏の「原点」について「賛同できない。戦後、日本全国が悲惨な中で、皆さんが大変苦労して今日の豊かで平和で自由な国を築き上げた」と指摘。14日の会見でも「19年前の合意から今日まで、沖縄も政府もさまざまな知恵を出し合い取り組んだ。翁長氏の発言はその努力を無視するような発言で、非常に残念に思った」と不快感を示した。

 翁長氏は国連人権理事会で演説する理由について「日米安保体制が自国民にすら自由・平等と民主主義を保障できないのに、なぜそれを他国と共有できるか、海外にも発信すべきだ」(14日の会見)と説明した。これに対し、菅氏は再び「19年前の合意」を持ち出し「政府が一方的に実施するなら別だが、19年前という手続きを踏まえて行っている。人権問題の場で辺野古移設はなじまない」(18日の会見)と疑念を呈した。

 県内では昨年、知事選に続いて移設反対を掲げる候補が衆院選の全4小選挙区で勝利した。翁長氏を支える県選出衆院議員は「同じ県内に普天間を移すことが、基地の重圧に苦しんできた沖縄の負担を軽減することになるのか。この知事の『原点』は県民に広く理解されている」と指摘する。【当山幸都】

毎日新聞 2015年09月22日 03時48分
 
 
 ■辺野古移設の原点が住民訴訟を促した。

翁長知事と菅官房長官の普天間移設に対する原点の相違は、8月から始まった集中協議の第一回目から露骨に表れた。

第一回の集中協議で菅氏は、市街地の中心部にある普天間飛行場の危険性除去のため移設の必要性などを指摘した。

これに対し、翁長氏は普天間飛行場移設問題の原点が戦後の米軍の強制収用にあるとの認識を示し、「自分たちが奪った基地が世界一危険になったから、またお前たちが代替案を出せというのは理不尽だ」などと述べた。

菅氏は協議後、「出発点(原点)が違い、お互いに大きな距離があった。」と記者団に語った。

 ⇒菅長官「大きな距離」 普天間移設めぐり翁長知事と集中協議2015.8.12 20:45

翁長知事が辺野古移設を阻止したら、必然的に普天間飛行場の固定化に繋がる。

それと同時に菅官房長官が危ぐする宜野湾市民が受ける普天間基地から受ける危険性も固定化することになる。

普天間飛行場は住宅密集地に隣接しており、万に一つの可能性でも米軍機が住宅地に墜落した時、想定できる大惨事は、保守革新を問わず、県民なら誰でも危ぐすること。

それを県民の生命と財産を守るべき立場の翁長知事が「辺野古移設反対」をすれば、知事自ら宜野湾市民が被る危険性を固定化したことになる。

そう、辺野古移設の原点は誰が考えても「普天間飛行場の危険性の除去」である。

今回宜野湾市民が提訴した住民訴訟は「普天間移設の原点の声」である。

22日付世界日報が宜野湾住民訴訟の持つ意義について卓見を述べている。

翁長知事提訴、普天間基地移設の原点の声だ


 沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地を同県名護市辺野古へ移設するため国が進めていた辺野古沖の埋め立てにかかる県の承認を、翁長雄志沖縄県知事が取り消したことに対し、普天間基地周辺に居住する宜野湾市の住民らが同知事を提訴した。

 普天間基地には住宅が隣接しており、危険性を除去するという移設問題の原点をないがしろにされたことへの怒りの声だ。宜野湾市民らの翁長知事提訴はもっともなことである。

不満強める地元住民

 20日に提訴した原告は12人だが、原告は増える見通しで年内にも100人になる見込みという。裁判では埋め立て承認取り消しの無効確認と1人当たり1000万円の損害賠償を求める。日本と米国との国同士の合意、前知事時代の政府と県との合意の下に既に実行段階に入った基地移設を翁長知事が阻むことに対し、普天間基地のある地元住民の不満や疑念が鬱積(うっせき)していたことを示している。

 騒音のほか航空機の事故が起こり得るのは残念な現実で、軍用機が配備されているにもかかわらず市街地に存在する普天間基地について、無人地帯へ移設する地元要望は強かった。1996年から当時の橋本龍太郎首相が米国側と交渉を進め、代替施設の用意など条件付きで米国側が同意したことで普天間基地の全面返還が現実味を増した

 しかし、実現には幾つもの峠があり、あまりに遠回りをし過ぎている。代替施設の候補地、工法、滑走路の形態など、日米の国同士や政府と自治体が幾度となく交渉を重ね、さらに、各選挙で安全保障をめぐるイデオロギー対立の争点に巻き込まれ、賛成派、反対派の勝敗が交互して移設計画に影響するなど紆余曲折をたどってきた。

 辺野古沖を埋め立ててV字型滑走路を建設する現行案に計画がまとまったのは2006年になってからだ。だが、日米合意した現行案も09年衆院選で政権が交代し、「国外、県外」の主張をした民主党中心の連立内閣が発足すると、当時の鳩山由紀夫首相が計画見直しの検討を加えた。しかし、結局は現行案しかないという結論に至った。当時、政権にあって事情を知る民主党の岡田克也代表は翁長知事との会談で「無責任に辺野古反対とは言えない」と述べた。

 沖縄には県民が地上戦に巻き込まれて迎えた敗戦、本土より長い占領期間、在日米軍基地の集中などから被害感や被差別感情がある。普天間基地移設問題で「国外、県外」の訴えは魅力的で期待するものが大きかったであろう。ただし、政治は成し得る計画を実行に移すものであり、できない公約を掲げて選挙に勝つ弊害は大きい。

危険除去先延ばしは問題

 ところが、昨年の知事選で翁長知事が同様に無責任な公約で県民の反基地感情を煽(あお)って当選した。反米反安保路線で安倍政権に反対戦術を取る共産党などの全面支援を受け、交渉と合意の積み重ねの破壊を企て、宜野湾市の住民の要望を一顧だにしない姿勢には問題がある。これ以上、危険性の除去を先延ばしされるのに我慢がならないのは理解できる。裁判で審理されるに十分な理由がある。

(10月22日付社説)

 

【動画】【沖縄の声】これが宜野湾市民の声!翁長知事の辺野古埋立承認取り消し無効提訴[桜H27/10/22]

 

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11 コメント

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Unknown (東子)
2015-10-23 09:56:05
8月の集中協議から「辺野古移設は普天間の危険性の除去」を菅官房長官は言い始めたのでは、ない。
翁長氏が知事に当選した当初から言っている。
「基地の成り立ちの経緯」を持ち出してみたり、抑止力になるかと防衛問題にすり替えてみたりして、「辺野古移設は普天間の危険性の除去」を避けてきたのは、翁長知事。
普天間の危険性除去については同じ思いだと言いながら、移設を反対することだけに注力して、翁長知事は具体的な策は講じてこなかった。
県民である宜野湾市民が怒るのは、尤もだ。
「移設」という危険性の除去策が目前にあるのに、それを潰そうとする知事に怒りを感じて当然だ。
Unknown (東子)
2015-10-23 09:56:39
宜野湾市民有志による訴訟は、県が辺野古が唯一の移設先でないことを証明せねばならない組み立ていになっている。
国は他に移設先は無いと言い、翁長知事は代案をもたない(国が考えよ)と言っている。
つまり、辺野古以外の移設先は、見つかっていないのである。
にもかかわらず、辺野古が唯一の移設先でないことを「県が」証明せねばならない。

普天間の危険性の除去だけ考えるなら、本土で起こされている「飛行差し止め」や「普天間の使用禁止」なども考えられる。
だが、この訴訟は、翁長知事が移設を阻止する行動が普天間の危険性の除去を阻害していると訴えている。
ここが、肝。
「飛行差し止め」や「普天間の使用禁止」なら、対国だ。
ところが従来の基地反対派がする国との対立でなく、県を訴えている。
更に県だけでなく、県という行政機関が県民を危険に曝しているのではなく、県という行政機関を利用して県民を危険に曝しているのは知事だからという理由から「翁長知事」を訴えている。
辺野古移設阻止は県職員の職務怠慢で発生しているのではなく、知事からのトップの指令で県職員は動いているからである。
6月定例県議会で指摘されたように、県庁が基地反対の拠点になっているのである。
「辺野古新基地問題対策課」を新設したのは翁長知事である。
課長は池田竹州基地防災統括監が兼務している。
基地防災統括監と言えども翁長知事が辺野古移設阻止を掲げている以上、「辺野古移設は普天間の危険性の除去」には、動けないのである。



【参考】
するめのうちなー日記「沖縄県議会傍聴(=゜ω゜)ノ 2015年07月02日」
http://blog.livedoor.jp/surumegesogeso/tag/%23%E7%BF%81%E9%95%B7%E7%9F%A5%E4%BA%8B

>照屋守之議院は、流石にベテラン議員。
>翁長知事と自民党時代に共闘してただけあって、質問が的を得ていた。
>まるで、民主党のようにブーメランが刺さる、刺さるww 翁長知事と側近が何度も答弁を押し付け合う姿が印象的でした。
>照屋守之議員質問 『辺野古新基地問題対策課』 11名の職員配置、ニュースでも大々的に宣伝。
>なんと!議会に説明もなく突然課を設置したとのこと。
>照屋議員、翁長知事の言葉を拝借し『議会をうしぇーてーないびらんどー』爆笑
>照屋守之議員の質問『基地問題対策課は何をしてるのか?』の答弁。
>照屋議員が大したことはしていないのでは?と。
>知事公室長がハッキリ『辺野古の現場監視』と口に出した。
>『沖縄県庁が基地反対の拠点になってる!それで良いのか!』と。
>照屋議員質問2-(3)翁長知事は、普天間基地以外の基地も全て米軍に強制接収されていると散々触れ回っていましたが、今日の議会で、辺野古のキャンプ・シュワブは地主と議会で誘致されたものであったことが明らかになりました。
>キャンプ・シュワブの誘致活動の事実を何度も突きつけられても、歴史的背景を考えたら、強制接収されたようなものと曖昧な返答の翁長知事。
>照屋議員に事実誤認を詫び素直に基地問題に向き合うべきと言われ、知事公室長はシュワブの事実は把握してなかったと。
>あまりにもいい加減だ!
>金武町の土地の一部を米軍が勝手に使用してたことに反対していた金武町民。
>しかし、それを見た久志村の地主は、うまく議会と民政府、米軍と交渉し、シュワブ受け入れを決定。
>街が賑わってるのを見た金武町は見習って、キャンプ・ハンセンを誘致したという事実が明らかになりました。
Unknown (東子)
2015-10-23 09:57:59
「知事「辺野古承認取り消しは正当」 国交相に意見書送付 2015年10月22日」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158340.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

>不服審査に対する弁明書は提出期限が11月16日だったが、県は意見書と併せて前倒しで送付した。
>この理由について、
>「万が一執行停止が認められた場合は、迅速な裁決を求めるためだ」と説明した。
>裁決で防衛局側の主張が採用されれば、県は不服だとして「正当な第三者」の判断を求めて法廷闘争に入ることを検討している。

県は、早く法廷闘争に入りたいとの意思表示。
Unknown (東子)
2015-10-23 11:02:46
最近、音沙汰のない事。

海保長官を訴える~~。
訴えたら鬼の首をとったように報道するでしょうねぇ。

サンフランシスコのジュゴン裁判。
良い方向に進んでいるなら鬼の首をとったように報道するでしょうねぇ。

辺野古承認取り消し訴訟。
確か、9月ころ口頭弁論があったのでは?
良い方向に進んでいるなら鬼の首をとったように報道するでしょうねぇ。

下院の国防権限法の最終案。
「辺野古が唯一の選択肢」と言う言葉が外れたと狂喜乱舞していた沖縄2紙だが、大統領は拒否権を発動する予定という報道があったきり。
可決されれば鬼の首をとったように報道するでしょうねぇ。
Unknown (タマ)
2015-10-23 11:21:09
ブログの内容とは違う話で申し訳
今日の琉球新報の一面に「くい打ち改ざん全国3040件」の見出しがあり、びっくりして記事を読んでみると3040件は工事を請け負った数でした。
見出しの文字数制限があるとは言え、こんな適当な見出しを書く新報。誤解を招く恐れがあるような。共同の記事を貼り付けるだけなのに・・・
仲井真弘多氏斯く語れり (安仁谷正昭)
2015-10-23 12:03:45
「沖縄独立論なんて笑い話、酒飲み話。なのに、最近は大まじめに言う人が…」

               仲井真弘多前知事 日本放送ラジオ番組の弁



沖縄県の仲井真弘多前知事は22日夕、ニッポン放送のラジオ番組「ザ・ボイス そこまで言うか!」に出演した。仲井真氏は独立総合研究所社長、青山繁晴氏らの質問に応じる形で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、政府と対決姿勢を強める翁長雄志知事を厳しく批判した。概要は以下の通り。



 --翁長知事が辺野古の埋め立て承認を取り消した



 「とんでもない話だ。日本中で埋め立ては行われてきた。埋め立ての法律は内容的にはかちっとして、プロセスもしっかりしている。やり方もみんな慣れている。われわれも1年弱かけて、環境、土木など県庁の担当組織が一生懸命仕事して、大勢でかちっとしたのを作った。瑕疵(かし)なんかあろうはずがない」



 「今回の場合は、沖縄県防衛局、つまり防衛省が埋め立ての申請をしてきたのを受け付け、条件に合うかどうかをみて審査した。法律の中に項目があって、これに合っているか合ってないかをチェックした。質問もやりとりもけっこう(県と防衛局で)いったりきたりした。全く予断を入れず、法律の目的にそっているかそってないか、オープンでやった。マルならマル、バツならバツと。徹底したオープン主義で、きちんと詰めてこの結果を出した。その結果がマルだったということだ」



「私もそうだが、沖縄県民は基本的に、普天間飛行場の移設については、望むらくは県外がいいという思いは常にある。しかし県外だけでは現実的に時間もかかるし無理だとなれば、県内もやむを得ない。私は自分の(知事選の)公約でも、県外を一生懸命やるけれども、県内も否定しなかった。そういうことでいろいろ考えた結果、県内やむなしという結論だ。法律上もそういう方向が出た。私は自信をもって、信念をもって承認したつもりだ」



 「(米軍の)ヘリが学校(沖縄国際大学)に落ちたことがあった。あれからもう20年たっている。危険性の除去をどうやって早く実現できるかというのが私の視点の第一だ。辺野古は県内だが、これはやむを得ず、ということだ。県民の理解を得られると思っていた。今も思っている。普天間の危険を除去する。そしてまるごと返してもらう。後利用する。ここへ持っていきたいということだ」



 --仲井真氏は沖縄への鉄道建設に取り組んだが、翁長県政で政府と沖縄の関係が悪化し、宙に浮いている。鉄道について今、どういう考えか



「どうしても必要なインフラだ。(沖縄の)道路は縦にも横にも大変だ。道路予算は難しくなり、そう簡単には付かない。いつ完成するか分からない道路もいくつかある。混雑も日本一に近い可能性がある。南のから北に向かっての鉄道、ないし一周鉄道に近いものはどうしても必要だということで県も勉強してきた。整備新幹線方式であれば、ほぼ採算が確保できるという結論を出している。この時代にぜひともスタートして完成していただきたい」



 --翁長県政の問題点は、何もかも基地問題になり、それが障害になって他が進まないことだ



 「翁長知事は辺野古反対だけを掲げ、『後は仲井真君の時代と一緒だ』なんて話を(知事)選挙のときからやっていたが。やらなければいけないことはいろいろある。港湾、教育、産業。TPP絡みで農業関係もいろいろある。辺野古反対だけが仕事じゃない。あれは僕は仕事だと思ってない。翁長知事がどう他のことに手を付けていくのか、今のところ見えない」



 --沖縄独立論をどう考えるか。沖縄にとっての1つのロマンか



「ロマンというか、酒飲み話のようなものだ。独立論は昔からあるにはあった。仲宗根源和先生という大先生もおられた。だが、われわれにとっては本当に酒飲み話みたいな感じのものだ。例えば産業の力一つとっても、まだまだまだまだ、しっかりした力を持っていない。独立論うんぬんという話はとてもとても。われわれは半分、笑い話で、酒飲み話だとしか考えてなかったが、どうも最近、そういうのを大まじめに言う学校の先生とか、そういう人々がいるようだ。どういう背景で出てきているか分かりにくいが、沖縄で県民投票しても全然ダメだと思いますよ、こんな話は」



 「それよりも、まず今の沖縄の現実だ。子供たちの問題、教育の問題、産業の問題、山のようにある。これを1つ1つ克服し、日本国の一員としての役目をちゃんと果たす。沖縄は日本国の一翼を担っているという、意味のある貢献をしているし、そういう期待に応えられるようにやっていくべきだ」

青山繁晴×仲井眞弘多(前沖縄県知事)対談【ザ・ボイス動画】https://www.youtube.com/watch?v=OkY9JZqrUHs


「左翼思想は魅力的」 (ayumi61)
2015-10-23 13:32:14
記事の内容とは関係ないのですが、最近「左翼思想は魅力的」と思うようになりました。何ゆえそのように思うようになったのか、その一例を次の「ウィンザー通信」という記事を元に検証します。

『南京事件・兵士たちの遺言』文字起こし(その2)
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/9b25a9537e947d2eda1d271ab9ce8791

ここでは、内容についての詳述はしません。理由は以下の事情があるからです。

南京事件については、その実証性にかなり強い疑義が生じています。特に致命的なのが「死体(人骨)が出てこない」ということです。人骨というのは、とても長い間残るものですので、それこそ2000年以上の前のものであっても出てきます。ところが南京事件はわずか83年前の出来事で、しかも「30万人殺された(by中国当局)」というのに、その動かぬ証拠となる人骨がまるで出てこないのです。

後、「日本兵の証言」というのもあるのですが、これがどうも「中国当局によるすさまじい尋問と洗脳工作によるもの」という説が濃厚になっていて、そのために中国軍に捕まった兵隊達が虚偽の証言をした、という説が有力になっています。こういう数々の無視できない疑義が大量に出てきて、そのため南京事件の実証性はかなり疑わしいものになっている、ということは、当ブログの読者であれば周知の事実となっていることと思われます。

ところが、先のブログ主であるまうみさんという方は、そのような反証についての検証は一切行うこともなく、ただ「あった」と証言している側のみの意見を垂れ流しにしています。「こういうことをしているから、左翼というのは信用できないのだ」と多くの人々から思われるようなことをやっているわけで、私もそのような観点から「左翼は嘘つきだ」と批判し続けてきたわけです。

その左翼に対して、今の私は「左翼思想は魅力的」と思うようになっているわけですが、それは何故か、ここからが本題なのですが、続きは次のコメントにします。
本日の沖縄タイムス投稿欄 (カウンター58)
2015-10-23 14:07:15

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。

「普天間飛行場 即刻閉鎖せよ」の与那原町・森山次雄さん(70)は1月8、23日、3月9、24日、5月4、22日、6月28日、7月11日、8月2、7、31日、9月18日、10月3日に続き今年14回目の掲載。(8月2日は「森川」とあるが、たぶん誤植)
「バス運転手の マナーに好感」の糸満市・大城正雄さん(77)は2月26日、3月20、30日、8月18日に続き今年5回目の掲載。
「公約を守らぬ 政治家は不要」の浦添市・比嘉政喜さん(77)は6月7日、8月14、25日、9月13日に続き今年5回目の掲載。
「安保法『NO』 保守的な町も」の神奈川県湯河原町・大河原陽子さん(71)は1月14日、2月3日、3月2、11、22日、4月1、23日に続いて今年8回目の掲載。
「建設技術者 無料で育成」の吉川浩正さんは今年初掲載。
「『外国馬』の調教役」の西原町・具志堅興清さん(75)は1月1、8、26日、2月21日、3月8、17日、4月10日、6月1、22日、7月12、29日、8月15日、9月6、20日に続き今年15回目の掲載。
 
カギカッコは投稿欄における見出し。


神奈川県湯河原町・大河原さんは、前回までは住所が中城村。昨年は中城村で1回、神奈川県で4回。2013年は中城村で8回、神奈川県で5回投稿。行ったり来たりされているらしい。

「左翼思想は魅力的」本題 (ayumi61)
2015-10-23 14:22:28
上のコメントの続きです。

『南京事件・兵士たちの遺言』文字起こし(その2)
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/9b25a9537e947d2eda1d271ab9ce8791

ここでまうみさんは、自分が南京事件に関心を持つようになった理由をこう述べています。

>わたしは、今の夫と暮らし始めたことで、違う国々の人たちと話す機会が多くなって初めて、この南京事件のことを知りました。
>その時にはもう、30代の後半に差し掛かっていました。
>ひょんなことから、南京のことが話題に上がり、その時わたしは無邪気に、「え?なんのこと?」と口にしたのでした。
>その途端、普段はとても優しくて、ひょうきんな台湾人のジョイが、顔を真っ赤にして叫んだのでした。
>「どうして知らないの?そんないい年をして、どうして知らないの?」
>今にも掴みかかってくるほどの勢いで、目には涙がたまっていました。
>わたしは本当に驚いて、それから家にすっ飛んで帰り、慌ててそのことについて調べるために、図書館に走って行ったのを覚えています。
>今からもう20年近く前のことです。

わりとありがちではありますが、とても真っ当な動機です。この文章を見る限り、まうみさんがとても真面目で純粋な方である、ということが分かります。

>わたしは、同じく戦争犯罪に当たる原爆投下による被害については、幼い頃から興味を持ち、同じように図書館に通っては調べたりする子どもでした。
>そして、調べれば調べるほど、このような惨たらしい殺戮が仕事であり、目的となる戦争、軍隊、そして軍産複合体の存在を、憎々しく思ってきました。
>でも、基本は、犠牲者としてのもので、加害者としての認識は、あまり強いものではありませんでした。

これまた割とありがちですね。私も子どものころに「はだしのゲン」を読んで大いに影響を受けていますので、この辺の文章は私自身のことが語られているような気持ちになるところです。

>理不尽に奪われた命。
>それが数人なら、数十人なら、数百人なら、数千人なら、数万人なら、数十万人なら、数百万人なら…。
>戦争は人や生き物を殺し、町や村や自然を破壊し、終わった後も膿を出し続けます。
>そんなとてつもない暴力を、研究し、計画し、命令し、それに従えるだけの人間としての心の破壊をし、実行に移すことが、どうして罪に問われないのでしょう。
>こんなひどい犯罪が、どうして戦争という名の元に、やらなくてはいけないことのような嘘が、まかり通っているのでしょう。
>戦争は犯罪であり、戦争を指令した者はみな罪人として、その結果がどうであれ、勝った側も負けた側も、どちらも極悪罪人として裁きを受けるよう、法律を作るべきだと思います。

率直に言って、この文章は私の心にストレートに訴えかけてくる力があります。これまでさんざん「左翼は嘘つきだ」と延々と批判を繰り広げてきた私であっても、彼女の上記の言葉は、胸に訴えかけてくるものがあるのです。つまりはそれだけまうみさんは「正しい」ことを言っているのです。
「歴史実証主義」の観点からはでたらめなのかもしれませんが、それでも私が引用した、彼女の「理念」の部分はまさに正論であり、「左翼嫌い」に転向した私であっても、胸に響いてきます。

実は「左翼思想の魅力」はここにあります。それは、「左翼思想」というのはこのまうみさんの文章のように人に「絶対に正しい事」を与えてくれることです。この思想に奉じている限り、自分は「絶対正義の側」につくことができるので完全に安全です。実際、長らく左翼陣営に与していた時期の私は、まさにこのまうみさんの如く「絶対に正しい側」にいましたので、自らの「絶対正義」に疑念を持つことはありませんでした。
今は左翼陣営から離反していますので、そのようなことはありません。おかげで、その代償として常に「正義とは何か」「善とは何か」ということに対しては揺れ動き続ける事を余儀なくされている、ということです。これは、確かにそれなりにしんどいことではあります。ですが、本来は人間として生きるのに絶対に必要な「根源的不安」なのだと思います。左翼思想は、その「根源的不安」に「決定的な答え」を授けてくれるからこそ「魅力的」なのです。

私が言いたいのは、早い話が「左翼思想はカルト宗教みたいなもの」ということです。「正義とは何か」「善とは何か」という人間にとっての根源的な問いに出来合いの答えを与えてくれる、というのはオウム真理教やエホバの会やISILや親鸞会などのカルト宗教の共通項ですが、左翼思想もまた同じ、ということです。私自身、「人は死んだらどうなるのか」とかそういう「根源的不安」に対して、長いこと出来合いのインスタントな答えを求め続けてきた人間ですので、こういう「左翼思想の魅力」に牽きつかれて飛びついてしまう人間の気持ちがよく分かるのです。それであえて「左翼思想の魅力」というタイトルをつけました。

そういえば、左翼嫌いの叔父(父の兄)から「宗教から答えをもらおうと思うな。そこからヒントをえるつもりならいいが、そこで語られていることについては、自分の頭で考えてその是非を判断しなければならない」と言われた事があります。言われたときは何を言われているのか分からなかったのですが、今にして思うと、「ああ、根源的問いについて、揺れ動く事を怖れるな、ということなのかな?」と言う気がしました。
ちなみに、『週刊金曜日』を定期購読している父からも宗教に関しては全く同じことを言われた事があります。一方は左翼嫌い、一方は極左なのに、「自分の頭で考えろ」という点ではまったく同じ意見なところは流石は兄弟なのかもしれません。

結論を言えば、「左翼思想の魅力」とは「正義とは何か」「善とは何か」という「根源的な問い」をつきつけられて、それに悩み、揺れ動く事に耐えられず、しかもそこから逃げ出すこともできない、かつての私のような人間に対して「出来合いの答え」を与えてくれる、という点にあります。このような弱気人間にとって左翼思想というのは格好の「在り処」を与えてくれます。この魅力に抗するには、「正義とは何か」「善とは何か」という問いに対して、悩み、揺れ動く事に耐えられる人間的なタフさとか覚悟のようなものが必要なのではないか、と私の「自白調書」を書いているうちに思った次第です。それでは失礼します。
Unknown (東子)
2015-10-23 18:15:04
>ayumi61さま

御久し振りです。


誰にでも共通する、別の言葉言えば人類に共通する、絶対的な「正義」「善」が在ると思う時点で、左翼の人達は御目出度いのよ。
(注:ayumi61さまを御目出度いと言っているわけではありませんので、悪しからず)


「違法まがい「韓国軍への銃弾提供」は批判せず、安保法制見直し批判“神学論争”に終始する野党の不思議 2015.3.12」
http://www.sankei.com/premium/news/150312/prm1503120006-n1.html

>平成25年12月、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊が、現地で活動する韓国軍に銃弾1万発を無償提供した。
>「防護のための銃弾が不足している」
>韓国軍が国連を通じて銃弾提供の要請があったのは、同月22日のことだ。
>韓国軍と同型の銃弾を所持しているのが現地周辺では自衛隊しかいないことが理由だった。
>官邸サイドは「緊急性を要する」と判断し、外務、防衛両省と内閣府の国際平和協力本部(PKO)事務局に、対応が可能かどうか検討するよう指示を出した。

↑の事件を覚えていらっしゃるしょうか。
日本の法や憲法に下で、政府に行為は合法か違法かという観点とは別の観点から、この事件を見てみたい。


韓国軍は困っていたなんて生易しいものでなく、弾切れで韓国軍兵士の命は危うかった。
日本政府は弾を韓国軍に渡した。
お蔭で、韓国軍兵士の命を救うことができた。
「命は何よりも重い」という教義には、ドンピシャな行為だ。

だが、視点を変えて、南スーダンの反政府軍の立場に立ってみよう。
韓国軍に渡った弾のせいで、反政府軍兵士の命は失われる。
「命は何よりも重い」という教義に真っ向から反する行為だ。

つまり、弾を韓国軍に渡しても渡さなくても、韓国軍兵士か反政府軍兵士か、どちらかの命を奪うのだ。
韓国軍人の命>反政府軍人の命?
いや、命に軽重があるはずがない。
この場合の「正義」「善」は、何?

日本政府は、なぜ反政府軍兵士の命を奪う弾を韓国軍に渡したのか。
韓国を仲間だと思うからだ。
仲間を救おうと思ったからだ。
仲間を救おう、同じことを反政府軍を応援している人達も思っているはず。

「仲間を救う」ということが絶対的な「正義」「善」だとしても、行動に移せば、不条理なことが起こるのだ。
そう見てくると、もしかしたら、「仲間を救う」ことだって絶対的な「正義」「善」でないかもしれない。


たぶん、絶対的な「正義」「善」なんて、ないのだ。
あるのは、時代、立場、状況などで変化する相対的な「正義」「善」しかないのだ。
だから、迷いながら、比較しながら、「正義」「善」と信じて行動しているのだ。
ayumi61さまが言うように、悩み、揺れ動く事に耐えながら。


>「左翼思想の魅力」とは「正義とは何か」「善とは何か」という「根源的な問い」をつきつけられて、それに悩み、揺れ動く事に耐えられず、しかもそこから逃げ出すこともできない、かつての私のような人間に対して「出来合いの答え」を与えてくれる、という点にあります。

例に出した最初の記事に戻って。
「野党が韓国軍への弾の供給について問題視しない」不思議に触れているが、それは左翼思想お得意の絶対的「正義」「善」で答えられないからでしょう(笑)
東子様のコメントが相変わらず私よりも私の言いたい事を的確に伝えてくださっている件について (ayumi61)
2015-10-24 02:48:22
東子さま

こちらこそお久しぶりです。そして、早速の返事まことにありがとうございます。これから返事させていただきます。

>誰にでも共通する、別の言葉言えば人類に共通する、絶対的な「正義」「善」が在ると思う時点で、左翼の人達は御目出度いのよ。(注:ayumi61さまを御目出度いと言っているわけではありませんので、悪しからず)

今の私ならば、「確かにその通りだ」ということができるのですが、私の場合そのことに気がつくのに随分と時間がかかりました。その意味でかつての私が「御目出度い」人間であった事は紛れも無い事実です。
もっとも、そうであればこそ、左翼を離反した現段階にあっても、「左翼思想の魅力」を語る事ができるわけです。ですので、「気づくのが遅い」ということはあながち悪い事ばかりではありません。

私の場合はそのことに気がつくのに約30年近くかかりました。もっとも、30年近くかけてでも知る価値があることであった、と思います。その意味で「知る事ができてよかった」という安堵感はあっても、「時間がかかりすぎた」という思いはあまり無いのですが、それだけに東子さまの指摘されたことは「いくら時間をかけてもいいから、気づく価値があることだ」という思いは私にはあります。

おっしゃる例えは、とてもよく分かります。ですので、以下の結論には完全に同意します。

>「仲間を救う」ということが絶対的な「正義」「善」だとしても、行動に移せば、不条理なことが起こるのだ。
>そう見てくると、もしかしたら、「仲間を救う」ことだって絶対的な「正義」「善」でないかもしれない。

付け足して言えば、そもそもISILがテロを働くのは、彼らがまさに「イラク戦争の被害者」であり、そのために「戦争をこの世から完全になくしたい」と心から切望したからです。彼らは戦争の原因を「アメリカのような異教徒たちとイラン・イラク政府のようなシーア派の存在である」と認識し、そのうえで「異教徒とシーア派、それに自分達に与しない全ての者達をこの地球上から抹殺する。そうして世界全てがスンニ派(のイスラム国)だけで構成するようにすれば、この世から戦争はなくなる。これこそが恒久平和の道である」と定めました。
ここでの大きなポイントは、彼らは本気で戦争を憎み、平和を追い求めている、という点です。つまり「戦争は絶対悪であり、平和は素晴らしいものである」ということは重々承知しているのです。だからこそ、彼らは虐殺の手を決して緩めません。それこそが「世界から戦争をなくし、永久の平和をもたらすものである」と信じているからです。

もちろん、殺される側の我々「異教徒」やシーア派の人々、あるいは彼らに与しないスンニ派の人々にとってはたまったものではありません。我々からすれば当然「世界の平和を乱し、戦争を世界中に引き起こすテロリスト集団である」とみなさざるを得ません。我々にとってはそうですが、彼らにとっては我々の存在こそが「世界を混迷に導き、戦乱を招き、平和を遠ざける存在であるから、絶対に排除しなければならない」という理屈になります。これが我々のISILとの関係性です。

>たぶん、絶対的な「正義」「善」なんて、ないのだ。
>あるのは、時代、立場、状況などで変化する相対的な「正義」「善」しかないのだ。
>だから、迷いながら、比較しながら、「正義」「善」と信じて行動しているのだ。
>ayumi61さまが言うように、悩み、揺れ動く事に耐えながら。

ええ、それこそが人間の本来の姿なのであろう、と今の私は思っています。だからこそ人為的に作り上げた「絶対的な正義」に頼ることなく、悩み、揺れ動く事に耐えることが必要なのだろう、というのが今の私の認識です。

ただし、私がその認識にたどり着いたのはごくごく最近ですので、「いや、そんなことには耐えられない。この世には揺れ動く事の無い、全ての人類にとって共通の絶対的な正義・善というものが存在する」と考える事が必要である人々が一定数存在することが手に取るように分かるのです。そんな人々にとって、「左翼思想」が実に魅力的にうつることも手に取るように分かるので、私はとても一刀両断する気にはなれません。
ただ、「人はなぜ平和を望むのか」「人はなぜ戦争をやめられないのか」といった根源的問いについて徹底的に突き詰めていくと、なぜ「誰にでも共通する、別の言葉言えば人類に共通する、絶対的な「正義」「善」が在る」という思想が成立し得ないのかが分かってくるのではないか、と思います。

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